その後の大雄山
取りあえず走るようになった大雄山ですが、引き続き慣らし走行と調整を行っています。調整については、新モーターだから、ということは殆どなく、17m車であるが故に、結構厳しいジョイントの調整が中心です。伸縮軸が長すぎると、突っ張って動きがギクシャクしますし、短すぎるとポイントやカーブですっぽ抜けます。この後に控えている小田急デニ1300など、もっと短いですから、苦労しそうです。
悪戦苦闘の末、ジョイント部分に由来する異音や不安定な動きがほぼ解消しました。ここまで来ると、LN14より明らかに静かです。まあ、この電車は走るときに勇ましいモーターの音が響かなければいけないのですが、似ても似つかない音なら静かな方が良いですね。
客車と同じ要領で、屋根に錆色を吹いて生きている感じの表現を追加しました。やり過ぎるとただ汚いだけになるので、あくまでもあっさり目にしておきます。あとは破損箇所の修復です。
さあ、そうなると作りかけの京浜東北線の103系、基本部分の7両はこのモーターにしてもいいかな、と言う気になってきました。非冷房のモハ102の床下をすっきり見せるためにコアレスに換装しているわけですが、旧型国電由来の車両で問題がなかったので、この点については問題ないでしょう。付属の3両のクモハとモハはLN14で完成しているので、「混結デモ編成と」言うのも面白いかもしれません。
単純な形状と言うことで、退院後の手のリハビリ用ということだったのですが、出来上がったのはまだこれだけです。だいぶ手が使えるようになって、余計な作業が出来るようになってきたのが、復活3年目の成果でしょうか。
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