つぼみのEF65② ひとまず終了
取りあえず窓ガラスを貼って、ライトにレンズを入れて、台車を塗装して見栄えを向上させて、インサイドギヤのままで走れるようにならないか、というところから始まったつぼみ堂のEF65②、取り敢えず終了です。
スタート時の姿です。他社品も含めて、昭和40年代の16番ELの標準的な造りでした。窓ガラスが入っていないのも、ライトのレンズが米粒球の頭だったりするのもデフォルトなど、今では考えられませんが。台車はゴキブリの羽のようなテカテカの黒メッキで、少々軽い感じがしました。薄いドロップ製のものでしたが、途中で部品が組み替えられていたのか、車輪がすっぽ抜けました。現在はインサイドギヤ関係の部品、ネジ類を含めてほぼ絶滅ですから、こうなるとお手上げです。
先ずは走らせることが第一ということで、結局大改造の末MPギヤ化し、台車も現行の新品になりました。窓ガラスは透明塩ビを貼る一般的な方式、レンズを入れたヘッドライトの光源はモデルシーダーのライトモジュールに取り換えました。走行性能とライトの明るさは最新のものと変わらなくなりました。最後にパンタグラフもIMON製PS17に取り換えて、全体を引き締めることになりました。
まだ傷んでいる個所もあるのですが、取り敢えずこれで行くことになりました。スタートした時とはだいぶ印象が変わりました。古い製品ですが、基本的なプロポーションが悪くないので、手を入れる価値は十分にあると思います。
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