2022年1月26日 (水)

サボを取り付けます

 小パーツ取付中のキハ17増備車、サボを取り付けます。サボ枠のパーツは、国鉄の一般的なものをアソートした製品がエコーから出ています。サボが挿入された状態のものも含まれるので、これに文字を入れて使用します。

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 サボにはいろいろな様式がありますが、旧型客車の時代の「〇〇行」というタイプでは文字が大きいので国鉄独特の書体を表現するために実物写真を使ったりしましたが、白地にスミ1色で「〇〇-〇〇」ローマ字なしのものであれば、それらしいものを割と簡単に作ることが出来ます。

 エコーのパーツに文字を印刷したシールを貼るのですが、シールは上質タックのような紙製では経年で日焼けしたり剥がれるので、ホワイトフィルムのものを使用します。

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 作例で使用したのはこれです。

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 原稿をパーツに合わせて縮小したものをフィルムに印刷します。

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 塗装したパーツにフィルムを貼ります。

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 パーツを枠からカットして、所定位置に接着すれば出来上がりです。サボが付くだけで俄然活き活きしてきました。

 作例は国鉄時代の左沢線ということで、「左沢-山形」になっていますが、「左沢」が左沢の方に来るので、反対側は「山形-左沢」です。これは今もサボを使っている北海道でも同様ですね。

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2022年1月15日 (土)

意外といやらしい手すり類

 引き続きキハ17増備車のまとめです。

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 車番と配置のレタリングを入れます。キハ10系に関しては、くろま屋のレタリングに形式標記とかがないのですが、この辺は出た時に追加します。

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 そして、いやらしい手すり類の修正です。車幅が狭い分出っ張りが大きいので、作業中に変形したり塗装が剝がれやすいのです。

 あと少し修正を行って、取りあえずの完成に持ち込みたいところです。

 だいぶ慣らしたので、走行は問題なしです。黄色いキハ58や、北海道向けのキハ22が混ざっていることで、左沢線の風味を出しています。

 

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2022年1月14日 (金)

屋上のウエザリング

 国鉄時代の気動車は1両ずつ管理されていたので、各車のコンディションはまちまちでした。屋上の排気汚れは気動車に必須ですが、これもまちまち。キハ17増備車、例によってエアブラシで排気汚れを追加しました。

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 排気管付近を強めに、あとは自然な感じで全体に散らしてみました。

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 同様の処理を施したものと編成してみます。気動車はやっぱり煤汚れがないと不自然ですね。

 完成まであと少しです。

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2022年1月11日 (火)

三山電車・・・

 キハ17増備車、今日は屋根の排気汚れの表現をやりたかったのですが、1日雨降りだったので出来ませんでした。引き続き慣らし走行ですが、左沢線イメージで山形交通三山線と並べてみました。

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 実際には羽前高松はホームを挟んでだったので、こんな風にきれいに並ぶことはなかったのですが。山形って、何で国鉄も私鉄もバス窓なんだろうと思った半世紀以上前の記憶が蘇ってきます。今は何でも画一的になって、子どもたちもずっと記憶に残るそんな些細な発見もなくなりましたね。しかし、まさかこの並びが出来るとは。それも半世紀近く経って!

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2022年1月10日 (月)

引き続き試験走行

 キハ17増備車、配線のハンダ付け不良箇所を修整して引き続き試験走行です。以前、メーカーの人から、MPギヤの中身のギヤは1個ずつ切削加工しているので、新品を使うときは最初に小一時間慣らし走行をさせるのが良いと聞いているので、連続走行させてみました。

 国鉄時代の地方線区のラッシュ時間帯の列車をイメージした長編成です。編成の自由度を確保するため、全車コアレスモーターを使用した動力車になっています。製作時期によって、モーターはLN14、LN15、LN12が混在していますが、混結しても特に問題はありません。さすがに消費電流の少ないコアレスモーターだけあって、3Aのパワーパックで1時間程度連続走行させても、パワーパックは熱くなりません。

 プラ製品でも最近は何社かから完成品が出ているのですが、動力性能が各社まちまち、連結器の仕様もまちまち、さらにカトーのキハ58のように途中でギヤ比が変えられていたりするものもあって、雑多な車種が連結された通勤列車はやりにくいですね。

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2022年1月 8日 (土)

走行試験

 配線が出来たキハ17増備車、連結器を取り付けて走行試験です、

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 連結器はIMONの密着自連を使用しました。

 走行試験です。さすがに2両続けてのキハ17ということで問題なしでした。モデルシーダーのライトの点灯具合に注目です。

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2022年1月 7日 (金)

まとめに入ります

 スローペースで進行していたキハ17増備車、まとめです。

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 便所部分は反対側の窓から便所の白い窓が見えると興ざめなので、プラ板で簡単に仕切りを入れておきます。

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 運転室の仕切りは、運転士背面だけに仕切りがあって、あとは腰の高さくらいの板とパイプで仕切ってあっただけなので、これもプラ板でそれらしく作っておきます。後にパネルを増設して全室式のように改造されたものもありましたが。

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 ライトや室内灯の配線を結線して点灯試験です。ライトと進行方向が合っているかも確認します。

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 室内灯は予備で1つだけ取ってあったモデルシーダーの蓄電式ですが、この製品、世界的な半導体不足で春頃まで再生産が出来ないとアナウンスされています。

 頑張って内側に寄せてみたエンジン、この角度から見ると、MPギヤ方式にしてはまずまずという感じで一応成功でしょう。

 取りあえず次は連結器を取り付けて走行試験です。

 前回のフェニックスブランドのキハ17は、どう頑張っても半流のような前面が直しようがなかったのですが、程なくフジモデルの車体を見つけてリベンジということで始めたわけです。こういうパターンの場合、あまり乗り気にならないので、ペース上がりませんね・・・。

 

 

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2022年1月 6日 (木)

ライトの取付

 キハ17増備車、前回に続いてライトの取付です。

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 管理人定番のモデルシーダーのライトモジュールを使用しました。

https://ms-sagami.raku-uru.jp/item-detail/306826

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 取りあえず各パーツを接着しただけの状態で点灯テストです。尾灯はこの後遮光テープを貼ります。尾灯はエコーの繊細なものを使用していますが、このように光らせることが出来ます。

 さあ、あとは配線をして、プラ板で運転室や便所の仕切りを取り付けるとほぼ完成です。

 モデルシーダーのライトモジュール各種在庫しております。新型コロナが急激に再爆発している折、お休みの日の軽工作で、既存車両のライト交換などいかがでしょうか。

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 こちらからどうぞ! ↓

https://ms-sagami.raku-uru.jp/

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座席と照明の取付

 キハ17増備車、引き続きまとめです。

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 座席と照明を取り付けます。キットでは考慮されていませんが勝手に追加します。順番を間違えると室内灯が入らなくなります。

 点灯試験です。室内灯は予備で取ってあった蓄電式の電球色のものを使用しました。世界的な半導体不足で、蓄電式のものは春ごろまで再生産が出来ないとアナウンスされています。

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 前照灯や尾灯はこの後取り付けます。

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 座席も色を入れるとこんな感じになります。

 蛍光灯の車と比べると暗かったので、夏など窓から入って来る虫の数も蛍光灯の車よりは少なかったですが、それでも電灯グローブの中にはチマチマした虫が結構入っていましたね。ウンカとか、その類だったと思いますが。

 カラカラカラカラというあのアイドリング音が聞こえて来そうな感じになりました。

 

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2022年1月 4日 (火)

接着パーツの取付

 引き続きキハ17のまとめです。外観を先行させることにして、接着パーツを取り付けます。

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 幌や渡り板を取り付けます。気動車の幌は片渡の1枚ものなので、先頭部は路線ごとに向きが決まっていて片側のみに着きます。幌はエンドウ製の取付ツメを切断してφ0.4の真鍮線を植えて取り付けました。幌枠の色はねずみ色だったり黒だったりとまちまちなのですが、秋カタ車の写真から黒にしました。渡り板も車体色だったりねずみ色だったりとまちまちです。

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 連結面側は編成にした時の見た目を考えて、全部幌付きにしています。完成品では車体色になっていることの多い貫通扉は室内色にしておきます。プラモデルではこのような細部の色入れを重視しますが、鉄道模型でも効果的ですので是非やりたいところですね。

 後は座席と照明を取り付けると取りあえず形になります。

 

 

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