2021年10月10日 (日)

古いフェニックスのキハ17、試運転の続き

 古いフェニックスのキハ17、試運転の続きです。国鉄時代の気動車は、特急型以外は相互に連結して運用されていましたから、店レイアウトの気動車もそれに対応する仕様になっています。気動車のホロは、客車と違って1枚なので、区所によってホロを取り付ける向きは決まっていました。それは、先頭部のホロがあるものとないものを半々にすることで対応しています。

 今回は件のキハ17を中間に連結します。

 他の車も連結パターンを変えてありますが、問題なく走行しました。やっていなかった慣らしもかねて連続走行させました。

 その時々で思い付きで製作したものの集合体ですが、先頭に出ているキハ26は、かなり古いものながら、ライトはLEDに交換してあります。でも、まだ電球のままのものも多いですね。最後部のフジモデルのキハ17も経年のせいか、モーター配線が断線しかかっていました。15年以上たっているものも多いので、こうしたトラブルはどうしても出てきます。

 モーターはLN12・14・15が混在していますが、このように問題なく走ります。

 気動車はいろいろ混ぜて走らないと面白くないですね。

 

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2021年10月 3日 (日)

足回りも軽くウエザリング

 古いフェニックスのキハ17、足回りも軽くウエザリングを施して、既存の他車と連結した時に浮かないようにします。

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 薄く溶いた錆色系をエアブラシで吹きました。

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 屋上も前回、煤汚れ系のウエザリングを施したので、他車と連結した場合も浮いた感じがなくなりました。

 やはり模型は上から見る機会が多いので、屋根の仕上げは大事です。先頭に今回のキハ17が連結されています。

 床下も指定色を塗っただけでは浮いた感じになってしまいます。まあ、気動車の場合それもありですが。

 取りあえず他車と揃う仕様になったので、細部の調整はありますが、当面この状態で使うことにします。やや半流型っぽくてカッコ悪いですが・・・。

 押し入れに長期間放置されていたインサイドギヤ仕様のキットも、こんな具合に現代的なものに仕上げられる事例サンプルにしたいと思います。

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2021年10月 2日 (土)

ウエザリングを施します

 古いフェニックスのキハ17,試験走行に問題がなかったので、ウエザリングに進みます。

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 一番目立つ屋上の煤汚れを表現します。汚れ方のパターンは千差万別ですが、取りあえず排気管を中心にエアブラシでグラデーション状にして、不自然でないようにします。

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 構造上どうしても目立ってしまうエンジンは、煤汚れで使った水のような黒をしみ込ませて、先ずは油で汚れているイメージにします。下回りの錆び、泥汚れの表現はレタリングを入れた後に行います。文字も純白でなく、うっすらと茶色っぽかったりしますから。

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2021年9月30日 (木)

接着パーツの取付と走行調整

 古いフェニックスのキハ17、接着パーツを取り付けます。

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 ホロや渡り板などです。基本的な塗装だけなので、この後細部の色差しを行います。

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 接着には2分硬化タイプのエポキシ接着剤を使用しています。エポキシはゴム系と比べて強度があり、劣化もしにくいという特徴があります。瞬間接着剤は衝撃に弱く、接着の時にガスが発生して周囲を白くしてしまうことがあります。エポキシは固まるまでに時間がかかるので、その間にパーツがずれる恐れがありますが、これはすぐに固まるので、それを防ぐことが出来ます。その代わり、練った接着剤がすぐ固まってロスが多いという泣きはありますが。

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 既存のフジモデルブランドのものと並べてみると、やはり丸っこすぎますね。

 前回、単体と短編成での走行を確認したので、中編成状態での走行を確認します。気動車で何をやりたいかというと、やっぱりこのようなごちゃ混ぜの列車でしょう。

 国鉄のキハ10系以降の気動車は、特急型以外は混結して使用出来るようになっていました。気動車の特徴を生かして、日中は短編成でも朝夕はあるものを総動員して、このような感じで走っていました。東北地区では、北海道向けのキハ22も多数存在して混ざり込んでいました。よっぽど使い勝手が良かったのか、寒冷地向けのキハ40-500代登場後もしぶとく生き残っていました。管理人もそんな列車で、黄色いキハ58に乗ったことがあります。

 編成の制約をなくすために、T車は設定せず、全車消費電流の少ないコアレスモーター+MPギヤの動力車にしてあります。

 連結走行も問題がないようなので、この後はレタリングやウエザリングに進みます。

 

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2021年9月28日 (火)

ライト類の取付

 古いフェニックスのキハ17、ライトを取り付けます。

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 光源にはズバリのこれを使用します。ヘッドライトケースは徳利型のパーツで、正面から電球を入れて後ろにリード線を引っ張り出すようなものでしたが、これの場合LEDが小さいので、リード線を引っ張り出す穴に接着してみました。尾灯もエコーのものに取り換えたので、電球ケースがありませんから、尾灯の後ろの部分に接着しておきました。

 点灯試験です。

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 前照灯。

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 尾灯。

  最近のパーツを使うと、このように点灯を意識していないものでも簡単に点灯させることができます。

 手が空いていたので、便所の仕切りなど、室内の残りをやって走行試験をしてみました。

 連結相手のキハ58、室内灯はエンドウの旧製品、光源だけ電球からLEDになったユニットライト室内灯Bですが、明らかに違いがあります。ライトも旧来の電球式です。手が空いているときにライト共々取り替えたいところです。こういう些細な部分も近年ずいぶん進化しています。

 あとは接着パーツやレタリングが残っています。あまりかっこ良くない旧製品ですが、キハ17に見えなくもないところまで来たので、取りあえずしれっと列車に混ぜ込んで使うことにします。

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点灯試験です

 古いフェニックスのキハ17、座席を取り付けたので点灯試験を行います。

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 キハ17は、のちに蛍光灯改造されたものもありますが、基本的に白熱灯です。客車のように積極的に改造する理由もなかったようで、最後までそのままのものが多かったと思います。

 通電してみると、そうそうこんな感じで薄暗かったですね。隣に蛍光灯のキハ58とかが連結されていると、明るさの違いは段違いでした。窓を全開にしている夏など、蛍光灯のキハ58など、大量の虫が入ってきましたが、薄暗いキハ17はそれほどでもありませんでした。ただ白熱灯のグローブの内側には小さな虫が点々と付いていましたが・・・。背刷りの低い、緑色のビニール張りの、粗末な車内の雰囲気も再現できたかと思います。

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 使用したのは、モデルシーダーの大容量蓄電式室内灯、電球色のものです。蛍光灯色と同様、6~15Vまで一定の明るさ、キャパシタが付いているので走行中のちらつきがなく、停車後も1分程度は実用的な明るさで点灯します。

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 チップ式LEDが分散配置されているので、車内が均等な明るさになります。

 気動車は、客車と同様白熱灯と蛍光灯の車が混結されていましたが、今ではそれが簡単に再現できます。

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2021年9月27日 (月)

座席の取付

 古いフェニックスのキハ17,内装関係に進みます。

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 室内灯は白熱灯がデフォルトなので、モデルシーダーの電球色を使用します。古い車体ですが、新規製作ということでこの辺りは最新仕様にします。

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 キハ17のシートは、背刷りが低いビニール張りのシートですから、昔からあるカツミのクロスシートを使います。背刷りがかなり低いので、キハ17にはお誂え向きです。

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 緑色に塗装してひじ掛けを撤去しておきます。細部は簡単に色を入れておきます。

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 まだ途中ですが、こんな具合に並べて行きます。前位側のドアエンジン部分のロングシートはIMONの短いものを使用するつもりです。

 最近は照明が良くなったので、座席パーツの塗分けは必須です。これだけでもずいぶん印象が良くなるはずです。

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2021年9月26日 (日)

古いキハ17、まとめにかかります

 古いフェニックスのキハ17、窓ガラスやレンズを入れます。

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 設計が古いこともあって、プロポーションがイマイチなのですが、エコーの尾灯パーツのおかげで顔の表情はだいぶ良くなっています。

 使えないこともなさそうなので、この後は最近の仕様でまとめてみることにします。室内灯やライト類はモデルシーダーのLEDモジュールを使用します。その他、接着で取り付けるパーツがいくつか残っています。

 

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2021年9月23日 (木)

ざっと塗ってみました

 古いフェニックスのキハ17,ざっと塗ってみました。

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 乱れの修正はこれからですが、取りあえずオデコの鉢巻きが上を向かずに済んでいます。

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 既存のフジモデルブランドのものと比べると、オデコのRの立ち上がりだけでなく、前面全体が丸っこいのですね。

 単体で見ればキハ17には見えるので先へ進めますが、もう1両分あるパーツは温存しておいて、フジの車体を見つけた時に使うことにします。現状、ここまででこの時代の気動車、寄せ集めの6両までは組めますので。

 既存のキハ17も結構時間が経って、ライトや室内灯などが旧式化しているので、そろそろ更新したいところです。

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2021年9月22日 (水)

その後のキハ17

 三山電車と並行して製作している古いフェニックスのキハ17、塗装にかかりました。

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 オデコの鉢巻き塗装の部分が上を向かないように前面上部をヤスリで削ってみました。どうにかそれっぽくまとまりそうですが、全体にプレスが甘いせいか、丸っこい印象です。屋根をグレーに塗ると、果たしてどんな感じになるのでしょうか?

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