IMONギヤの実験
MPギヤやFMギヤと似た床下伝動システムで「IMONギヤ」というものがあります。MPギヤ、電車用はギヤ比が13:2で固定されているのに対して、こちらは用途に応じて複数のギヤ比が設定されています。
https://www.imon.co.jp/webshop/index.php?main_page=addon&module=mt_pages&page=recommend_imongia
いろいろメーカーとしてのこだわりもあるようなので、試してみることにしました。
今回は低速性能が重視される田舎電車のこれを使います。
フクシマ製のキットを組んだ、新潟交通モハ16号です。パワートラックを使うことになっていましたが、パワトラでは田舎電車らしい低速走行は期待できないので、フクシマのFMギヤを使用しています。ギヤ比14:1ということで、低速走行は文句なしだったのですが、中身のギヤがパワトラレベルのものなので、走行中にギイギイという不愉快なノイズを発生します。そこで、これをIMONギヤ、軸距離24.5のものに置き換えてみることにしました。
ギヤ比は13:1ということなので、それほど速度への影響はなさそうです。MPギヤにも24.5はありますが、こちらは13:2なので速過ぎるはずです。
開けてみると、さすがタイヤ部分も黒染めです。他社品は輪芯だけが黒なので、タイヤ部分を塗装したりしますが、どうしても走行中に剥がれて見苦しくなります。ちょっとしたことですが、こういう気配りは嬉しく感じます。
取り付け方は形態から見て、MPギヤやFMギヤと同じですし、16号は既にFMギヤになっているので、単純に入れ替えるだけで良さそうです。
MPギヤと比べてやや値段の張る製品ですが、それなりにこだわりがあるようなので、どうなるか楽しみです。
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