4両試運転
KSモデルの113系1000代、全4両を連結して試運転と慣らし走行を行いました。
走行の状態やライト類の点灯を確認し、車輪が鳴いているところは軸受に注油をしておきました。
走行関係は性能と耐久性を考慮して、エンドウ完成品と同等のものを使用したので快調に走ります。使用する動力システムによって、走りは全く変わってくるものです。室内灯も明る過ぎず自然な蛍光灯色で、室内の塗分けが活きて来ました。
ひとまずこれで、完成ということになります。
KSモデルの113系1000代、全4両を連結して試運転と慣らし走行を行いました。
走行の状態やライト類の点灯を確認し、車輪が鳴いているところは軸受に注油をしておきました。
走行関係は性能と耐久性を考慮して、エンドウ完成品と同等のものを使用したので快調に走ります。使用する動力システムによって、走りは全く変わってくるものです。室内灯も明る過ぎず自然な蛍光灯色で、室内の塗分けが活きて来ました。
ひとまずこれで、完成ということになります。
夏のエンドウ蔵出し市で床下機器を捕獲出来て始めた113系1000代湘南色4両、最後の下り方クハが何とか年内に完成しました。
最後の作業はレタリング入れです。
地元の方の提案で製品化された、くろま屋の東海道線東京口113系のインレタを使用しました。「南コツ」・「横コツ」・「大船工」などの標記が入っていて今回のネタには極めて好都合でした。
他にも、IMONの密着連結器やモデルシーダーのライト類など、最新のパーツを使用しています。
このように、KSのキットは見かけは安いのですが、別途調達すべきパーツが非常に多く、下り方のクハだけでもパーツ代がゆうに1万5千円を超えています。そして、どんなパーツが必要なのかが分かっていないとどうしようもありません。値段的には最初から必要なパーツが揃っているエンドウのものとあまり変わりませんし、床下機器などが手に入らなければこの事例のように10年以上も手付かずにならざるを得ないということも十分に起こり得ます。今回の113系1000代、床下機器は蔵出し市で入手したわけですから、もう無いと考えて良さそうです。まさかこれに、昔のペーパーキットみたいに角材を黒く塗った床下機器はないですからね。
その意味で、当店としては電車や気動車のキットは、エンドウやカツミ製品をお勧めしているところです。
下り方クハのまとめ作業を続けます。
塗装の修正などを行いながら、連結器を取り付けます。形状と機能の両立という観点から、IMONカプラー密着連結器、2mmビス取付のものを使用します。
値段も安いですし、動力車、小型車など条件を選ばずに汎用で使えるのがポイントです。
KSのキットで、そのまま取り付けるとこんな感じです。伸縮機構もあるので、取付穴を内側に寄せて、連結間隔を狭くしても良さそうです。KSキットで使用するのは初めてですので、今回はそのままの状態で取り付け、この後試運転を行って状態を確かめるつもりです。
全体としては、あとナンバーとワイパーを取り付ければ、基本的に完成です。取りあえず年内ギリギリですが、持ち込まれた方とのお約束は何とか守れそうです。
完成が近付いている下り方のクハに座席を取り付けます。昔の16番は車内に座席など付いていませんでしたが、今はNゲージでも付いていて当たり前ですから無視するわけには行きません。
内装更新後のイメージで、車内はアイボリー、座席は青灰色としました。両数の多かった113系では末期になると様々なパターンの更新が行われていました。
今回の作例では、中間のモハユニットはモケットの張替えのみで他は基本的に原形というイメージなので、車内は淡緑色です。単純に車体内側をその色で塗ってあるだけなのですが、最近は室内照明が良くなったので、差がはっきり見えてこれだけでもかなり効果があります。運転会メインで使用するとのことなので、結構インパクトがあるかと思います。
殆どチラつかない前照灯など、使用部品にも意を払っています。
前照灯・尾灯の光源を取り付け、室内灯ともども配線を接続して点灯試験を行いました。
上り方のクハでは電球を使用するつもりだったようで、キットのものでなくエンドウのライトケースが取り付けられていましたが、今回はチップLEDということで、キットの細いものをそのまま付けてありますが、異常に長いのが幸いして、殆ど光が漏れません。尾灯の方はアルミテープで遮光する必要がありそうですが。
既存の完成品と合わせるつもりで、方向幕に照明は入れませんが、今はそのようなことも簡単に出来てしまいますね。かくして、点灯に全く配慮されていないKSのキットもこのようにライトや室内灯が点灯するようになります。このあとは座席や仕切りなどを取り付けることになります。
下り方のクハ、室内装置の取り付けに進みます。このキットではまるで関知されていない部分ですから、製作者が「勝手に」付け足す部分ということになります。
最初に室内灯を取り付けます。運転会での走行がメインになるということなので、室内灯はいつものモデルシーダー大容量蓄電式です。
光の色合い、明るさ、チラツキの少なさなどで、他と差別化出来るかなという意味も持たせています。一般的な完成品に付いている室内灯とは、点灯した時の状態がかなり違いますので、実感味が目立つはずです。
天井にはエンドウのユニットライト用の金具が取り付けてありますが、幅の狭いシーダーのものでも天井裏にはベンチレーターやクーラーの足が出っ張っているので、平らに接着するのは困難です。ユニットライトの金具を介することで、水平に取り付けられるわけです。ツメの部分は目立つようであれば後で切断します。
室内灯を接着した状態です。球切れの心配がないので、接着でも問題はありません。ゴム系接着剤を使用しているので、もし交換の必要が生じてもNゲージのレールクリーナーできれいに剥がすことが出来ます。配線は片側にまとめられているので、これを連結側に向けて取り付け、便所の中に通して目立たないようにします。
この後座席をアングルに接着するのですが、セミクロスシートということでこれを取り付けてしまうと室内灯は取り付けにくくなるので、先にやっておきます。勝手に追加する部品なので、手順もよく考える必要があります。
引き続きまとめの作業です。戸袋などのHゴムは末期仕様で黒、ドア窓のフチは更新で金属になった設定で銀にします。貫通扉も更新で室内色が変わってアイボリーになった姿とします。他に、汚物処理装置のFRPタンクもそれらしい色に塗っておきます。この作業と並行して残っていた戸袋や運転台周りのガラスを入れておきます。ホロは最後に取り付けます。
正面回りは他にライトレンズも入れておきますが、今回はライトケースがキットのままなので、KSのレンズを使います。
この辺は最初からキットに入っていても良さそうなのですが、別売りです。
レンズやガラスが入って、完成に近付いています。キットの設定ではもうこれで十分完成ということなのでしょうけれど、現在の完成品と合わせるので、この後ライトや室内灯、座席などを取り付けます。これらは全て別売りの他社品を使うことになります。
基本的な塗装が出来た下り方のクハ、まとめにかかります。この先やることは吹込みの修正、Hゴム類の色差し、窓入れ、座席・ライト類の取り付け、標記類の貼り付けといったところです。難しいものはないのですが、工数は結構あります。
先ずはサッシ部分の窓入れです。エコーモデルの長い透明塩ビ窓ガラスにサッシ部品を全部接着して、ハサミで1個ずつ切り抜いたものを貼るようにすると効率よくできます。昔の完成品のように端から端まで1枚の塩ビを貼ると戸袋部分などが浮いて実感味を損ねます。
ドアや戸袋部分はこの後Hゴムに色を入れてからガラスを入れます。
プラ製品のように、機械から出て来たパーツをパートのおばさんがパチパチはめ込んで出来上がり、というわけには行きません。全体の見栄えに影響する部分なので、手順をよく考えて丁寧に進める必要があります。
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