2020年6月12日 (金)

岳南5000系細部の調整

 ほぼ完成形になっていた岳南5000系、前回ウエイトが未取り付けでした。元々の設定のMPウエイトAで行くか、コアレス対応のFで行くか迷っていました。Aでは大きいのでウエイトの存在感を主張しすぎる感じです。先日の旧型国電の事例で、やや小さいコアレスモーター対応のFが共用できることが分かったので、これを使ってみました。

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 床板の幅が狭いのでちょうど良い感じです。もちろん、モーター高さが下がっているので、トンネルの削正は必要ですが。

 EN22モーターを90度ねじって取り付けていたエンドウの東急アオガエル、初代製品の動力更新はこの組み合わせで良いかと思います。この後出て来る再販品ではコアレスモーター使用なので、このような作業は不要ですが。

 まとめ作業ついでに、点灯具合が不満だった尾灯の調整も行いました。

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 尾灯のパイプに接着剤が詰まっていたのが原因のようでした。ボウリングを行って光源のチップLEDを付け直しました。小さいチップLEDがきちんと前を向くようにするのもポイントですね。横を向いていると尾灯がきちんと光りません。

 もう一度試運転です。

 走行やライト関係も、大体これで良いかなという感じになりました。

 

 

 

 

 

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2020年4月30日 (木)

岳南5000形 クハ車の点灯改造

 岳南5000形、続いてクハ車も点灯改造しました。

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 先ずは分解します。トレーラー車ですから、実に単純な構造です。

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 点灯にあたって使用した部品はこの3点です。スイッチは要らないような気もしますが、この電車が使用されていた時代は、昼間はライトを点けていなかったので消せるようにしようというわけです。床にスイッチ用の穴も準備されていますから。

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 先ずは予め準備されている穴にスイッチをネジ止めします。

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 次に天井のエンドウユニットライト用の取付金具にモデルシーダーの室内灯を接着します。幅が狭いのでツメでは固定できませんし、LEDなので球切れの心配もありませんから、これで十分でしょう。

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 前照灯・尾灯モジュールの基盤を室内灯の横に接着し、チップLEDを電球ケースに接着し、配線を接続して点灯テストです。ライト、室内灯とも低電圧から一定の明るさで光るので、低速走行の多いローカル私鉄には好適なパーツです。

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 作業ついでに、クハの連結器もIMONの密着自連に交換しておきました。岳南では中間部分も密着自連でしたので、実車に倣ってエースカプラーから密着自連に交換しておきました。

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 クハ車の改造完成状態です。

 うっかり外へ行くわけにもいかない連休、放置されていた車両のグレードアップなどいかがでしょうか。こちらで使用しているパーツ、ネット支店でお取り扱いしています。

 

ット支店⇒ https://ms-sagami.raku-uru.jp/

 

 

 

 

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2020年4月27日 (月)

その後の岳南5000形

 点灯改造をしたものの片側の尾灯が異常に暗かった岳南5000形、どうも気に入らないのでもう一度チェックしてみました。するとファイバーを差し込んで点灯させる元設計の細いパイプに接着剤のようなものが詰まっていました。最初点灯させるつもりがなかったのでテキトーに工作していたからでしょう。ピンバイスを使ってボーリングを行ってから付け直しました。

 結果は・・・

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 今度は文句なしです。カエルの尾灯にしては明るすぎるかな?という気はしますが・・・。

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 前照灯もシールドビームということで、低速から明るく光ります。ローカル私鉄電車ですから6~15Vでほぼ一定の明るさで光るこのパーツの特徴が活きてきます。

 結果が出せたので引き続き相棒のクハ車も同様に改造します。

 外出自粛の休日工作にちょうど良い作業ですが、ここで使用しているパーツはネット支店で取り扱っています。小型商品ですから全国へ330円で非接触でポストへのお届けが可能です。宅急便速度ですので、本州・四国は発送翌日、北海道・九州は翌々日の到着です。ネット支店の「ライト・室内灯」の項目をご覧ください。

 

ネット支店⇒ https://ms-sagami.raku-uru.jp/

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2020年2月25日 (火)

点灯試験

 更新でライト類を取り付けた岳南鉄道5000系、点灯試験です。

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 前照灯です。これは問題なし。

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 尾灯です。右側も光源は光っていますが、どうも尾灯パイプが詰まっているようです。元々はエンドウ得意の1個の電球からファイバーを介して左右の尾灯を光らせる構造でした。運転台に巨大な電球ケースが来るのを嫌ってダミーにしたのですが、当時のテキトーな工作が祟って、パイプに接着剤か何かが詰まっているようです。一度レンズを外してボーリングする必要がありそうです。

 まあ、この電車を作った四半世紀前には、こんな小さなチップLEDのライトが出て来るとは考えられませんでしたから、しょうがないと言えばしょうがないのですが。

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 ちなみに、使用したのはこちら、モデルシーダーのMC204D、前照灯1、尾灯2のものです。

 

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2020年2月23日 (日)

引き続き改修工事

 引き続き岳南鉄道5000系の改修です。

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 不思議な形の床板開口部に、床面と床下側の色を塗ったプラ板を貼って埋めます。下側は黒です。

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 ゴム系接着剤で貼り付けます。電線の引き込み口は、この後カッターで切り欠いて設置します。

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 室内灯は、モデルシーダーの大容量蓄電式、昼白色を取り付けます。LEDですから球切れの心配もないので、天井に設置されているユニットライト支えに接着すればOKです。この後、前照灯と尾灯のライトモジュールを取り付けますが、在庫品切れなので到着次第になります。

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2020年2月21日 (金)

モーターの取替え

 岳南5000系、初期ロットのエンドウ東急旧5000系がベースですので、モーターの取り付け方に関連して、床板も不思議な形の開口になっており、そのままではLN12を床下に取り付けることが出来ません。そこでこのような方法を考えてみました。

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 廃材の真鍮板を適当に切って、モーターホルダーが付く位置にハンダ付けします。

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 φ2.0mmのネジ穴を作ってモーターを取り付けます。

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 台車の軸距離が長く、車体長が18mということもあって、モーターと台車の間にあまり余裕がないので、動力伝達はシリコーンチューブにします。IMONから出ているものですが、キハ40などで使用してみたところ、かなり耐久性があることが分かりましたので、ユニバーサルジョイントが苦しい場合には積極的に使用しています。ハサミで切ってシャフトに押し込むだけの手軽さもありますし、走行時にノイズが出にくいのもメリットです。

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 ウエイトは、まだコアレスモーターを使用していなかった時代の製品ということで、巨大なAタイプですが、モーター取替え後もきれいに収まりました。重量があって粘着が稼げるので、そのまま使えたのは助かりました。

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 モーターは完全に床下に収まりましたので、残っている開口部はプラ板で塞いで、室内灯が点灯した時に線路に光が漏れないようにします。

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 床下側への出っ張り具合も特に問題なく、走行もスムーズでしたので、取りあえず成功です。

 車体を被せてみます。

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  外観的にはあまり変化がありませんが、連結器をIMON密着自連に交換して、見栄えを向上させています。岳南では中間も棒連結器ではなく密着自連だったので、こちらもACEカプラーからIMON密着自連に取り換えました。

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 車内に大きく盛り上がっていたモーターを床下に追放できたので、室内灯を入れた時の車内の見栄えが大幅に向上しています。

 ここまで割とあっさり出来たので、この後はライトや室内灯など、「光」関係の追設を行います。

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2020年2月18日 (火)

動力更新を始めます

 エンドウの旧東急5000系初期製のキットベースでしたので、やや問題がありました。もちろんちゃんと走ることは走るのですが。

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 車幅が狭いので、EN22を90度ひねってこのように取り付ける構造です。

 

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 動力伝達のジョイントがかなりの角度で連結されているので、外れやすい上にノイズが発生します。

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 モーターも床上にかなり盛り上がって、床下伝動の意味がありません。

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 これを最近のLN12に置き換えて、IMONのモーターホルダーを使って、モーターも床下にきれいにまとめようと思います。

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 が、床板の開口部もこのような不思議な形になっていて、そのままではIMONのモーターホルダーが取り付けられません。いくつか方法を考えてみましたが、手持ちの資材がないので、今夜はここまでです。

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2020年2月16日 (日)

岳南鉄道5000系 更新工事の検討

 店のサンプルの中に、エンドウの東急5000系を改造した岳南鉄道5000系があります。

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 最初に「鉄模連ショウ記念製品」として出たキットをまとめ買いしてあった分からバリエーションとして製作したものです。

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 初期製品ですから、モーターもコアレスでなく、EN22を90度ひねった形で設置しているので、床上にかなりはみ出しています。

 照明などは入れてありませんが、形態的にはアオガエルの決定版的なものなので、現代でも十分通用します。時代とともに進化した部分を中心に更新を進めます。

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 例えば、岳南車は中間も密着自連だったので、IMONカプラーに取り換えるなど。照明は後付けなので、極小チップLEDのモデルシーダーを使います。モーターもコアレスのLN12に取り換えてIMONのホルダーで取り付ければ、床の巨大な開口部も埋めることが出来て、室内灯の光が線路に落ちることもないはずです。

 基本の形状がしっかりしているので、割と軽めの作業で現代版モデルに生まれ変わりそうです。

 

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