2019年10月24日 (木)

ひとまず完成へ

 まったりと進行していたオハ35改訂版、修正すべき個所もありますが、基本的な標記類を入れて、取りあえず完成させます。

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 車両番号のほか、配置区や換算標記も入れます。車体が濃い色なので、小さな標記も極めて効果があります。くろま屋のインレタでは、旧型客車を古レタリング出来るくらいの種類が揃っています。当店でもお取り扱いしておりますが、「ナマモノ」なのであまりたくさん在庫できないのと、メーカーの都合で補充に時間がかかる点はご承知おきいただきたいと思います。

 この後は列車に組み込んで試運転です。

 

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2019年10月21日 (月)

室内部品の取り付け

 改訂版オハ35、室内部品の取り付けです。予め塗装しておいた座席と室内灯を取り付けます。

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 室内灯は白熱灯の車ということで、モデルシーダーの蓄電式のうち電球色のものを使いました。天井に接着して配線するだけですが、配線が片側にまとめられているので、便所の中を通すことで、完全に隠すことができます。

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 点灯試験です。分散配置されたチップLEDなので、車内が均等な明るさになります。メーカーは「やや暗め」と言っていますが、適切な明るさで客車列車の旅の雰囲気を醸し出します。座席部品の細かい塗分けが絶大な効果があることが分かります。

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 全体像です。車内も割と良い雰囲気で出来たので、この後は最終の仕上げです。最近は良い部品がいろいろ出ているので、かつて全国を旅するのに乗った客車列車の旅の雰囲気も再現しやすくなりました。室内灯にしても、ただ点灯していれば良いというわけでもないですから・・・。

 

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2019年10月16日 (水)

仕上げに進みます

 「改訂版」のオハ35、仕上げに進みます。今日は細部の色差し、窓ガラス入れ、床下のウエザリングなどを行いました。

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 幌枠など、昔はかなりアバウトなパーツで、黒一色で済ませていたものも多かったのですが、最近はこのようなものも結構凝った部品が多いので、細かく塗り分けてやると大いに実感が向上します。

 ウエザリングは、店レイアウトの機関車がEL主体ということで、電化区間で使われていた客車のイメージです。SL牽引がメインであれば、すす汚れの黒系を主体にするなどで、それぞれの特徴が表現できますが、あくまでも「腹八分目」が基本ですね。やり過ぎるとただ汚いだけになってしまいますので。かつて我々が見たり乗ったりした客車の自然な感じが出るように留意したつもりです。

 この後は座席や室内灯の取り付けです。

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2019年10月 9日 (水)

屋根の塗装

 改訂版オハ35の続きです。屋根の塗装を行いますが、一応「改訂版」と称しているので一ひねりしてみました。

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 先ず、屋根のベース色にはこれを使用してみました。エアブラシで吹き付けます。

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 ベンチレーターは、旧客末期に割合あった黒塗装にします。黒に近いグレーを期待したのですが、まだ青みのあるグレーという感じです。

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 ブラックグレーにさらに黒を足したものを上塗りします。その上にさび色系のウエザリングを施すと、なかなか良い感じになりました。

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 最後に艶消しのオーバーコートを吹いて落ち着かせました。この角度から見ると、旧客の雰囲気になったと思います。続いて細部の塗装を始めています。完成品ではおよそ車体色のままですが、まずはステップに黒を入れます。工場によってはグレーというのもあったようですが。これでデッキ部分にかなりメリハリが付きます。簡単な作業ですので、完成品をお持ちの方は、是非やっていただきたいと思います。

 

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2019年9月25日 (水)

端梁の続き

 改訂版オハ35、端梁の続きです。切り離されて駅構内に留置されているときの見栄えを考えると連結面のディテールも無視できないのですが、ケイディーの自動解放機能を活かして入換や機回しも出来るようにしたいところです。

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 2000代では目立つ、電気暖房のケーブルを取り付けました。下作用の解放テコや連結器胴受は、連結器の動作に支障するのが分かっているので、とりあえずパスしておきます。でも、何も付いていないよりは良いかな、という感じにはなったと思います。端梁自体もユニット式なので、うまい方法が思いついたらその都度手を入れようと思います。

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 車体関係も、デッキ下のステップなどが残っていますが、およそ完成のイメージが見えてきています。

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2019年9月18日 (水)

連結部分のディテール

 台風や大雷雨に振り回されてなかなか進まないオハ35改訂版、ようやく落ち着いて来たので続きを進めます。今日は連結部分のディテールです。エコーの端梁パーツセットを使用してディテールを追加します。

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 基本的に電気暖房付きの2000番台の設定にします。

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 エコーのパーツセットは、基本的に谷川のキットを意識しているようで、フジのキットの場合、連結器胴受けの取り付けがかなり厳しいです。また、解放テコはケイディーカプラーで自動解放をさせる場合に支障することが分かっているので、この2点はとりあえず見送ります。

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 端梁部分はこのようなユニット式なので、良い方法を思い付いたら取り外して手を加えることにします。

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 目立つところで電気暖房のジャンパーケーブルは付け足すつもりです。キットでは何も付いていなかったわけですから、これだけでもだいぶ緻密感が出てきます。中間に挟まる車種ですが、駅構内で昼寝をしているシーンなどでは効果的だと思います。国鉄時代、主な駅の構内には通勤通学時間帯に使う増結用と思しき客車が転がっているのは当たり前の風景でしたから。

 

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2019年9月12日 (木)

床下機器の組立と塗装

 今週は台風とその後の連日の雷雨に悩まされた感がありますが、ようやく落ち着いてきたのでオハ35改訂版の続きです。

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 床下機器を組み立てます。メンテナンスを考慮して、エコーの一般型用取付板に並べたユニット式です。レイアウトでのデモ走行用ですから、特に凝ったことはしませんが、走っているのを見た時の印象を向上させるつもりで、ブレーキシリンダー周りの配管を追加しておきます。

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 工房ひろのパーツを取付板にハンダ付けしただけですが、寂しかったブレーキシリンダー周りの印象が向上します。

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 車体を被せたところです。エコーの客車用床下機器ではU字型に曲げた帯状の部品で発電機のベルトをシルエット的に表現するようになっていますが、あれと同じ発想です。今回はこの後、エアタンク回りも簡単に配管を付け足したいところです。

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 取りあえず、台車、床板、床下機器の塗装まで行いました。出来るところからブロックごとに塗装することで、能率の向上を図っています。

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2019年9月 4日 (水)

主要ディテールの取り付け

 ようやく気温が下がってきたので、改訂版オハ35の続きを進めます。

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 幌や札差類を取り付けます。幌はキットのものでなく、工房ひろ製を使用しました。エコーのものでも良いのでしょうけれど、これまでの実績から、あのような形状のものはソフトメタルでは弱いということでの選択です。

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 まだ細かいパーツが残っていますが、概ね外形ができてきました。従来通り、店レイアウトでの走行デモ用ということですが、端梁周りのディテールは、実績をもとに走行に支障しない範囲で、旧のものより充実させるつもりです。

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2019年8月28日 (水)

屋上部品の取り付け

 改訂版のオハ35、屋上部品を取り付けます。

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 ベンチレーターと屋根端部の踏み板です。踏み板は、比較的最近のロットでは洋白エッチングのものが入っています。

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 ベンチレーターはホワイトメタル製ですが、経年劣化で取れて紛失するのを避けるためハンダ付けします。この辺は従来の客車群と同じですが、プラ客車などではめ込み式のベンチレーターが欠落しているのを見ると結構目立つ上に見苦しいですから、予防の意味も込めています。

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 必要な部品が全部揃っていないので、なかなか先に進みませんが、目立つ屋上の部品が付くと進んだ気になります。

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2019年8月22日 (木)

ディテールの取り付けに進みます

 どんより曇り空で蒸し暑い上に、にわか雨が来ると一層蒸し暑くなってハンダ付けをやろうという気象条件ではないのですが、放っておいても完成するものではありませんからボチボチ進めます。

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 キサゲを行いながら小パーツへ進みます。とりあえずデッキの手すりを取り付けました。ウインドシル・ヘッダー・雨樋を隙間や波打ちがないようにハンダ付けして、余分なハンダを残さないように削るわけですから、旧型客車の工作では一番根気が求められる部分かもしれません。

 キット状態では完成イメージが湧きにくい丸屋根客車も、この辺まで来ると結構進んだ気になります。

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