引き続き連結器の整備
レイアウトにアンカプラーを設置すると、入換作業が俄然楽しくなってきます。ケイディーのシステムは、半世紀くらい前からある、マグネットを使った原始的なシステムですが、確実な動作と、何より単純なので安い!のが魅力ですね。テーブルトップの駅構内レイアウトでも充分遊べるかと思います。DCCのような高価なシステムを使わずとも、かなり高度な入換が出来ます。日本では、この機能があまり使われていません。カッコワルイから、とトリップピンをカットしたりしています。パテントが切れた後に出てきた「ケイディーもどき」など、最初からトリップピンが省略されています。
店レイアウトにアンカプラーを設置して、すっかりハマってしまった管理人は、ここまで連結器をいい加減に組み立てていた客車の調整に追われています。
レイアウトには多数の客車がころがっています。これらを自由に組成して走らせられるのが、旧型客車の魅力ですね。入換用にDD13まで投入されています。調子こいて、デッキには誘導員も乗っています。かつての尾久客車区のつもりです。
だんだん環境が整ってくると、これまであまり出番がなかった車両にも陽が当たってきます。大体、こういうところでトラブルを起こしますが、レイアウト上の全車両を同じ条件で使えるように調整しています。
先の大地震で高所から転落したオハ47です。塗装の修復などは終わっていませんが、とりあえず連結器の調整が出来て、入換に支障がなくなったので、列車に組み込まれました。
修復の終わったED71は、一層快調です。この後は、牽引力増強を狙った改修を計画中です。
車両の製作が一息ついて、レイアウトで列車を走らせると、またいろいろな課題が出てくるものです。本線走行だけでなく、入換なども含めて理想的な走行を目指すというのも、模型の大きなテーマだと思います。模型というのは、子供のオモチャではありませんから、買ってきて、飽きたらポイッ!というものではありませんね。
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