オハフ61試運転
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いろいろ手を出してしまって少々パニック気味になっていますが、取りあえず今週は完成間近になっているオハフ61を集中的に進めます。
一連のフジモデルの客車キットは、単に車体が出来るというある意味限りなく素材に近いものです。それにいろいろなものを付け足していますから、最後の調整作業は結構手間がかかります。ヘンなところでショートしたり、車体をネジ止めしようとすると、後付のスイッチや基盤がこれまた後付けの座席と干渉したりなど、つまらない部分での手直しが結構出てきます。
昨日は車体はただかぶせてあっただけでしたが、今日はそんな調整を行ってネジ止めしました。
室内灯のLEDのクリアーオレンジが薄かったので塗り足しました。
デッキを貫いているファイバーは後で黒く塗りつぶします。 車内の明かりが白熱灯風になってなかなかいい感じです。今の季節ですと、しんしんと降る雪の中、発車を待つ列車の窓からこぼれる明かりがとてもぬくもり感のあるものだったことを思い出します。そして、その車内の仕切には、今回もやっぱりこれです。
ニス塗りの車内、白熱灯の照明なので、前回のオハ47とはまた違った趣になりました。もうこんな列車で旅をすることもなくなりましたが、模型をいじっていると、つい昨日のことのようにいろいろなことが思い出されてきます。
今までのところ、手のリハビリテーションとしての意味合いが非常に強いのですが、少しずつ手の動きも改善してきて余計なことをやってみようという気持ちになってきました。あくまでも旅人目線での仕上げということですから、超精密ではなくとも旅情を感じられるものにする、というのが一つのテーマになっています。そういう考え方で見ると、それを満足させている既製品がいかに少ないかを痛感させられます。猿知恵でそれをひとつずつつぶして行くと言うのも楽しみのうちですね。模型というのはメーカー完成品が全てで絶対というものではないのです。
取りあえずあと目立つのはレタリングですね。うまくすると今週店に持ち込めるかもしれません。
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基本的な塗装が出来ていたオハフ61に座席や照明の取り付けを行いました。61系は普通列車用として改造された車両なので、同時期のスハフ42と類似の形態ながら定員を増やすためにシートピッチが狭く、客窓もスハフ42より1ケ余計にあります。また座席本体も背摺りにモケットが無く、板張りという特徴がありました。
いつも使用している天賞堂のクロスシートはスハ43あたりのものをモチーフにしていますから、背摺りにモケットの表現があり、また3脚ずつつながっているのですが、そのピッチも43系などの寸法になっていて、61系には使えません。
そこで今回は、カツミの「ダブルクロス」を使用しました。一番目立つ背摺りがのっぺりしているのと一脚ずつばらばらなのを活用します。
まず青色成形のパーツを茶色に塗ります。
次に座布団の部分をブルーで筆塗りします。簡単ですが、これだけでも明かりが点いた時にずいぶん効果が出るものです。乾燥したらアングルへ接着します。ネジ穴と干渉する部分を削っておくのを忘れないようにします。
並行して証明の取り付けを行います。こちらはこれまでの車両と全く同じ方式です。座席を取り付ける前に、LEDをクリアーオレンジで塗ったユニットライトを取り付けておきます。尾灯はこのようにトイレ側も点灯させますから、切り替えにはカツミのダイオード基盤セットを使用するとまとまりが良くなります。
貫通ドアの無いこちら側が後ろになって走ることで工房ひろの仕切部品も生きてくるというものです。もちろん、床にスイッチを取り付けてありますから、機関車次位や中間に入る時は尾灯を消すことが出来ます。あとはレタリングと細かい手直しです。ようやく工房ひろの客車パーツの効果を実際に走るもので見ていただけるようになります。
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オハフ61の室内灯を準備しました。今回は白熱灯照明の車をイメージすることにしましたから、照明ユニットに小細工します。
使用するのは、エンドウの「ユニットライト室内灯B」、白色LEDのものです。そのまま使えば蛍光灯風の白い照明になりますが、白熱灯風にするにはこんな風にします。
クリアーオレンジの塗料を用意して、
LED本体に塗るだけです。カトーのNゲージの白色室内灯にはオレンジ色のフィルターが付いていて、これで電球色を再現するようになっていますが、あれと同じ理屈です。
電球の照明ユニットを使えば良いと思われるかもしれませんが、LEDのものは速度による明るさの変動が電球より少なく、低速から明るく光りますし、消費電流もはるかに少ないですから、編成が長くなってもパワーパックへの負担が少なくてすみます。
簡単に蛍光灯と白熱灯の光が再現できるわけで、客車だけでなく、一般型気動車などにも応用できるかと思います。
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新たにEF64は出てくるは、ED78もあるはで何だか混沌としてきましたが、オハフ61の仕上げも引き続き進行します。細部の色入れと並行して内装の取り付けを行います。取りあえずデッキへの車体色の吹き込みの修正が出来ましたので、トイレの窓に裏からプラ板を貼って白くしました。今回は特に窓枠はいじらずに原型タイプとしました。トイレの窓は白いもの、すりガラスのものなど個体によって異なっていますから、窓枠のバリエーションとあわせていろいろ用意しておくと列車にした時のリアリティーが向上します。
このあとはテールライト関係、室内照明、座席の取り付けなどがあり、まだまだやることはあります。
仕切りドアにも窓ガラスを入れます。まだ途中ながら、だんだんイメージが見えてきました。こちら側が列車の最後尾になって走る時に尾灯が点灯したらどんなに良いだろうか?ということですね。工房ひろの仕切板や仕切ドアのパーツも生きてきます。
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オハフ61の塗装に入りました。列車の後姿をリアルに、ということで塗装にも気を配る点があります。
貫通ドアのないトイレ側のデッキをクリーム色に塗ります。デッキは客室がニス塗りの車でもクリーム色に塗装されていました。色味は迷うところですが、今回はGMの⑲を使ってみました。 雰囲気は出たと思います。デッキ以外の車内はニス塗りということで茶色系にしてあります。白色LEDの室内灯の光源をクリアーオレンジに塗って白熱灯照明の感じを出してみようと思います。テールライトの淵を削ったのはこうして色が付くと結構効果的です。
屋根はまだ手持ちのあるモデラーズのフラットブラックグレーを使用しました。車の色ですが、鉄道でも結構使えます。発売元が潰れてしまったのでもう入手できないのが残念ですが、これに代わる色を目下捜索中です。ベンチレーターは61系では割合多かった黒にしてあります。廃車が近いので屋根と似たような色で塗ってしまえ、ということのようでした。ベンチレーターを塗り分けたらつや消しクリアーを吹いて完全につやを消しておきます。
この後はプラモデルと同じように面相筆を使って細部の色差を行います。例のレッドブラウンを使ったウエザリングは基本的な塗装が全部終わってからです。
このあとの作業も、座席など他形式と異なる部分も多いので、結構手間がかかります。
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正月休みが終わって、また慌しく問屋さんなどとのやり取りが始まりました。年末ぎりぎりに新製品が集中するNゲージなど、配送などの関係もあって年明けにその後始末がずれ込んでくることも度々です。その合間を縫ってオハフ61の製作が進みます。
このオハフ61には「後姿を実感的に」というテーマがあって、すなわちこれは、「機関車は良いものを持っているのだが、客車がねぇ・・・」という方へのご提案という位置づけですから気を抜けません。どこのメーカーの完成品にも共通する不満な部分をどう対応するか、というのがこの企画の趣旨です。決してスーパーディテールではないけれど、走っているのを見れば、「ああ、客車列車って確かにこうだったな」と思えるようなものを目指そうというわけです。このような数字では割り切れないけれど、何か足りない、ということは良くありますね。
大体の部品が付いたので、塗装に備えた仕上げに入っています。工房ひろの仕切パーツが初めて列車の後ろに露出することになります。連結方向が自由な旧型客車ですから、やはりこちら側が後ろになった時にも尾灯を輝かせて走ってほしいものです。貫通路から見える仕切りはただ窓の穴が開いたのっぺらぼうではなく、ちゃんとディテールのついたドアがあります。デッキをクリーム色に塗ればさぞかし効果的なものになるでしょう。完成品では殆どの場合、こちら側は尾灯の点灯すら省略されているものが殆どですね、特に普通列車では、車掌室が内側向きに連結されていることも多かったですから、連結方向が半ば固定されてしまうのは許せない!という方も多いかと思います。
昨日からの目立った変化と言えばデッキの手すりが付いたくらいでしょうか。¥5900-(税抜き)のキットですが、様々な楽しみ方が出来ます。
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今日は端梁関係や札差などの小パーツの取り付けです。61系の端梁はエコーから#1719「端梁パーツセット 61系用」というのが出ています。
端梁パーツ、比較的後から出たものはこのように一体鋳造の部品をメインにする形になっていますから使いやすそうなのですが、あくまでもタニカワ製品を基準にしていますから、フジのキットの床に付けると連結器取り付け部分の構造などの関係もあってうまく収まりません。
ディテールを見るとジャンパ栓受けなどに旧型のものが使われていて、鋼体化改造車であることを主張しています。
フジの端梁はケイディーNo.5がストレートに取り付けられるようになっていて、そのまま組み立てると実に調子よく走りますから、この61も他形式同様、キットの端梁を活かしてこれに各パーツを取り付けることにしました。四角いジャンパ栓受けなどがバラパーツで入っているのはこちらです。
「改造車用」(#742)ともども応用範囲の広いセットです。必要な箇所に穴を開けて接着するわけですが、ここでは先日試して非常に具合の良かったセメダインの「ロックタイト・ジェルボーイ」という瞬間接着剤を使用しました。どれも同じに見える瞬間接着剤ですが、実際に使用してみるとそれぞれでずいぶん使い勝手が違うものです。
手順としては、穴を一通り開けたらまずロストのエアホースをハンダ付けしてからソフトメタルパーツの接着です。作例は、もちろん例の東北線列車を想定していますから、電気暖房のジャンパカプラーを追加しています。
連結器胴受けが取り付けられない(出来ないことはないのですが、調整に非常に手がかかる)のが残念ですが、R=650、#6ポイント通過という一般的な線路条件を考えればこの辺が妥当なところかもしれません。今回の大きなテーマは後姿なので、端梁に何も付いていないのは寂しすぎますし、かといってポイントを通過するたびにカプラーが引っかかって脱線するのもどうかと思いますので。
まだいくつか付けるものがありますが、札差なども付いていよいよ塗装に向けた仕上げへと進みます。
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