大体形になりました
原型タイプのオハフ45、ほぼ形になりました。
まだ電気暖房のケーブルとかが付いていませんが、これはこの後、最近設置したアンカプラーとの関係を見ながら取り付けることになります。
しかし、「なあんだ、スハフ42と変わらないじゃないか」と思われるかもしれませんが、比べてみると結構違います。
完成品では軽視されがちな屋根の色とかが、この場合大きく影響しています。雨どいの太さの違いでこの部分の影の付き方が違っているのも、印象に大きく影響しています。日によって違う車で組成されていたのが客車列車ですから、アンカプラーを活かして、自在に編成を組み替えて楽しめるようにしよう、というのが今回の目的です。
ちなみに、キットでオハフ45として出ているものはこんな形態ですね。
徹底的に更新されて、旧型客車最晩年まで生き残った車というイメージです。このような更新を施されたものは、スハ43やオハ47、スハフ42などにもありました。ということは、逆にオハフ45のキットを使用して更新されたスハフ42に化かすのもありというわけです。
1つのネタで何度でもオイシイ旧型客車ですが、金型がベラボーに高いプラ製品では、こんなバリエーション展開は不可能でしょう。そして、旧型客車は、細部の形状がどの車も揃っていては気持ち悪いものです。せっかく良い機関車があっても、後ろが量産品の同じ形の客車では興醒めですね。そんな不満を解決してくれるのが、フジモデルのキット群なのです。
ついでに、オハ46として出ているものもこんな感じの更新車体なので、スハ43の更新バージョンにするのもあり、ということになります。
レタリングが入った状態での走行シーンです。完成品ではあまり例のない、便所側の尾灯も点灯するようにしてあるのは、いつもの通りです。
キャンバス押えのない妻面がオハフ45であることを主張しています。そして、ディテールのある仕切りなど、工房ひろのパーツが威力を発揮する場面です。客車列車は、どうしても先頭の機関車に目が行きますが、後姿というのも、実はとても大事なのです。
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