2014年9月 7日 (日)

客車の連結器をスケールヘッドのものに

 しばらく前に完成して、店レイアウトに投入されたスハ43の連結器に不具合が発生しました。ネジ1本の作業なので、同じもので交換すれば済む話ですが、EF13などで使用して特に見かけの印象向上が顕著だったスケールヘッドのものに交換することにしました。元々#5に対応するヒゲバネの#148を使用していましたから、単純に交換できる#153を使用します。

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 全体が小さくなって、収まり感が格段に向上しました。連結器本体にディテール表現があるのもポイントです。首が短くなった分、連結面間隔も短くなるはずです。取りあえず1両のみ交換して、いろいろなテストです。

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 ケイディ最大のポイントである切り離しのテストです。在来型連結器を装備した車とのテストですが、スムーズでした。

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 切り離しに問題がないことが確認できたので、レイアウト常駐のDD13とともに、客車の入換を行って列車を組成します。以前の国鉄の普通客車列車では、は乗客を乗せたまま30分以上停車して、こんな具合に客車の増解結を行っているのはざらでした。ケイディーの一見単純なマグネット式の自動解放システムは、そんなシーンの再現に最適です。

 基本的に問題がなかったので、続いて本線走行です。

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 毎度のカトウヘロヘロ線路ですが、この状態では特段問題はありませんでした。スケールヘッド同士の場合は?といったテーマもあるので、明日もう1両の連結器を交換してテストしてみるつもりです。

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2014年3月29日 (土)

取りあえず完成!

 昨年夏以来スローペースで進行していたブルーのスハ43、ウエザリングを施してひとまず完成です。

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 比較的程度の良い車のイメージで仕上げたので、車体のブルーの部分は艶消しにはせず、屋根や足回りの錆汚れも控えめです。 いつものようにレイアウトでの運転をメインに考えていますから、ディテールもあっさり目ですが、DD13の動力更新が出来て、編成替えなどが自由に出来るようになって、構内に単体で留置されるケースも多くなりました。そこで、こんなこだわりを。

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 中間に挟まる車種ですが、デッキの仕切りを窓が抜けているだけのキットのものでなく、ドアと仕切が別パーツになっている工房ひろのものに変えてあります。さらにデッキをクリーム色にすることで、単体で転がっている時の実感を向上させています。完成品ではあまり意識されない点ですし、殆ど管理人の自己満足なのも確かですが、このあたり自由に出来るのがキット組立の 良さだと思います。

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 走行も快調で、これで完成と言うことにします。

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2014年3月28日 (金)

ありふれたスハ43青、取りあえず完成

 昨夏以来放置プレイ状態の長かったスハ43、通電調整や幌枠ステーなどの取付を行って、取りあえずの完成です。

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 ウエザリングなしの取りあえずの完成状態ですが、屋根布の色などは、昔見た全検で張り替えられた直後の色合いを参考にしています。張り替え直後でも明るい灰色というのはあり得ませんでした。この後これをベースにウエザリングを施して、列車に組成した時に自然に見えるようにします。

 プラ完成品でも出ている形式ですが、スハ43の重厚な乗り心地を知る者にとっては、やはり手を動かして、金属製のものをGETしないと許せない部分はあります。模型と言うのは子供の玩具ではありませんから、安ければ良いというものでもありません。大人の趣味として、こういった些細なこだわりを大事にしたいと思います。

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2014年3月27日 (木)

ありふれたブルーのスハ43、試運転

 スローペースで進行していたスハ43青、ようやく試運転に漕ぎ着けました。

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 これまでに発生したトラブル対策も予め盛り込み、さらに、最近発売になった黒染め車輪の台車なども取り込んだので、走行はもとより、照明関係も一発でOKになりました。後はホロワクステーの取付とウエザリングです。

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2014年3月26日 (水)

いよいよ試運転へ

極めてスローペースで進行していた、ありふれたブルーのスハ43、電気暖房のケーブルや連結器が取り付けられて、いよいよ試運転です。

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ホロ枠ステーやウエザリングは店に持ち込んでからとなりますので、ひとまずこれで完成状態と言うことになります。43形グループ、震災で変形して結局廃車売却したオハ47も、いずれ補充します。割と一般的な形式だったので、欠かすことが出来ません。

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どんどん進めます

今週は年度末と言うことで、予定表に沿って発売されるNゲージとかが中心ですから、問屋さんに出向いて漁ってくるようなものは少ないので、事務的な仕事を片付けながら、スハ43を進めています。昨日の続きで、レタリングを入れます。

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  車番は「スハ43 2001」、即ちスハ43のトップナンバーとしました。以前東北のどこかで出会った記憶があるのですが、残念ながら写真は撮っていませんでした。ネットで当たってみると、ほぼその頃に撮影された写真が出てきましたが、Hゴムドア、便所窓一枚タイプ、車体ブルーということで、ほぼ合致することから「2001」としました。配置は盛岡だったようです。

文字が入ると、メリハリが出てきます。車体周り、あとはホロ枠ステーですが、これは力のかかる部分ではないので、仕上がりのことも考えて塗装後の接着とします。 ウエザリングは後回しですが、下回りも電暖のケーブルや連結器を取り付ければいよいよひとまず完成となります。

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2014年3月25日 (火)

点灯試験

 内装が付いたスハ43、照明の配線を接続して点灯試験です。

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 最近の日光モデルの台車、黒染め車輪ということで塗装が不要になりましたから、このあたりが原因の点灯不良が皆無になって調整の手間が大幅に削減されました。もちろん、走行した時のチラツキも同様です。

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 室内が淡緑色に写っていますが、実際にはちゃんと薄茶色に見えます。白色LEDの光が若干青味がかっているせいなのでしょう。カメラはそういう風にとらえてしまうようです。でも、面倒くさい座席の塗り分けの効果がお分かりいただけるかと思います。

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 今回、原料と印刷を改良した国鉄路線図も鮮明になって、いっそう効果的になりました。

 次はレタリングです。ウエザリングは店に持ち込んでから、他車とのバランスを見ながら施します。発注などの事務処理をしながらの作業なので、スローペースですが、事務処理の方も、16番のパーツ関係などは多岐に亘りますし、Nゲージのようにシステム化されたメーカーばかりではありませんので、問屋さんの方も苦労は絶えないようです。でも、こうして自在な楽しみ方が出来るのが16番キットの良いところですね。

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内装の取り付け

 ありふれたブルーのスハ43、内装に進みます。難しい作業ではありませんが、キットでは想定されていない部分なので、順番を考えてやらないと手詰まりになります。

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 まず、窓ガラスを貼ります。一般的なエコーのクリヤー塩ビを使用します。トイレの窓は、一般的な白色タイプにしました。ガラスが入ると窓が反射するようになるので、活き活きした感じになってきます。

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 次に室内灯を取り付けます。エンドウの「ユニットライト室内灯B」、白色LEDのものを使用して、近代化改装された蛍光灯照明を表現します。取り付け金具は、車体を組み立てる時に一緒にハンダ付けしておきます。旧型客車の天井は深いので、ライトユニットは接着ではしっかり固定できず、ぽろっと取れてしまう恐れがあります。

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 次に、予め塗装しておいた座席をアングル部分に接着します。アングルのネジ穴にかかる部分を削っておくのを忘れないようにします。座席を取り付ける前に、例の国鉄路線図を貼りましたが、今回から原料とプリンターを変更したので、従来のものより鮮明になりました。 このあたりは、かつてこのような旧型客車に乗って全国を旅行した「乗り鉄」ならぬ、「呑み鉄」管理人のささやかなこだわりです・・・。

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2014年3月24日 (月)

続いて黒を・・・

 スハ43、ねずみ色に続いて、幌枠やステップに黒を入れます。

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 このように1色ずつ色を差していくと、だんだん細密感が出てきます。この状態で、基本的な塗り分けが終わったことになります。続いてガラス入れ、照明取り付け、座席の取り付けと進んでいきます。

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GM⑨が届いたので

 GM⑨ねずみ色1号がようやく再入荷しました。半年以上かけてチンタラ進行中のスハ43青、そのGM⑨関係の色差しをします。

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 ベンチレーター、幌、Hゴムなど、この色は結構いろいろな場所に使います。幌枠は、場所によって黒だったり車体色だったりしますから、この後イメージしている地域の車両を参考に塗り分けます。デッキのステップ周りも同様ですね。

 細部の色差しは、プラモデルをやったことがある方なら、その効果はお分かりだと思いますが、鉄道模型では昔からゲージを問わず軽視されている部分ですね。これを丁寧にやることで、机の上に置いて眺めた時の印象も俄然向上します。Nゲージの完成品などでは、コストを抑制するために、色差しを省略しているものも多いですが、簡単な作業ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

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