今夜はスハ40の試運転です。客車の場合、転がり具合とカプラーの動きが重要ポイントですが、動力が無いからといって試運転を省略するわけには行きません。
列車の中間にさりげなく連結します。となりの車両はもちろんスハ32ではなくスハ33ですね。
今日の試運転はこんな編成にしました。
有効長の関係で客車7両の編成です。前から、ED75+スハフ32+スハ40+スハ33+ナハ10+オハ47+オハフ33+マニ60となっています。車種がだいぶ増えてきましたので、編成を組み替えることで違った雰囲気も楽しめます。また機関車をED71にすれば仙台以南の列車ということになりますね。
懸案の「光のギミック」ですが、だいぶ照明を装備したものが増えてきましたので、取りあえずご覧いただきます。
窓幅の違い、白熱灯と蛍光灯、客車の窓明かりは変化に富んでいます。そして締めはやはり赤いテールライトですね。
使用しているのはいずれもエンドウのユニットライト室内灯B、すなわち白色LEDのものですが、白熱灯色の車両のものはLED本体をクリアーオレンジに塗っています。そうすると見事に電球風になるわけです。
仙台を13時過ぎに発車する最後の青森行き普通列車は盛岡で夕方の通勤時間を迎えます。そして沼宮内を過ぎて名所奥中山に差し掛かる頃には夜の帳もすっかり下りて、もうがらがらになった列車は、窓から灯りを一杯こぼしながら山間の鉄路を進んで行きます。蛍光灯の車両の窓がやけに明るかったのを思い出します。
山間の小駅に暫時停車して優等列車を退避するときにホームに下りてみると、真夏とはいえひんやりとした空気が心地よく、聞こえてくるのは75のあのブーンという音だけ。窓から零れ落ちる光が何ともわびしく感じられたものです。
今となってはもう体験し得ない、そんな列車の旅を模型で再現してみるのも一興かと思います。
昨日は小田急線が不通になったために湘南新宿ラインを迂回して店にやって来たのですが、新鶴見機関区の横を通った時に検査から出たばかりと思われるED75の姿を見ることが出来てちょっとうれしくなりました。(何でここにいるの?という感じではありましたが)まだ体調は完全ではありませんが、だいぶ動けるようになってきたこともあるので、久しぶりに客車に乗って北を目指したいな、という思いに駆られました。
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