2014年10月11日 (土)

ならし運転です

 配線のトラブルなどが解決したキハ22、連続走行を行ってならします。

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 今回は黒染め車輪のMPギアを使用したので、車輪の塗装に絡むトラブルが皆無なのは助かります。全車動力車として編成に制約が出ないようにしてありますが、消費電流の少ないコアレスモーターということもあって、極めて快調です。各車とも1エンジン車と言うことで、片台車駆動としてあります。形式ごとにM車とT車を作るのも面倒ですから、当面気動車はこの方式で行こうと思います。

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 今回のキハ22でやりたかったのは、これです。ED78やEF71等との並びです。東北地方には意外と多くのキハ22が配置されていて、JR化後まで見ることが出来ました。北海道形のキハ22と485系や455系等との並びもごく普通でしたから、いろいろな車種と並べて楽しめるのです。連結相手もキハ56と言わず内地形のキハ58や28などでもちっともおかしくありません。後継車種としてデッキ付のキハ40-500やキハ48-500等が作られたわけですから、キハ22が東北で重宝されていたことが分かると思います。

 また、東北地方ではJR化後まで電化区間の普通列車は客車が主力でしたが、県庁所在地近郊の区間列車には、電車がなかったこともあって、気動車が使用されていました。奥羽本線で言えば、福島-米沢-山形-新庄-横手-秋田のメイン系統が客車、赤湯-山形-楯岡といった区間列車が気動車と言う役割分担になってました。今は全部701系になってしまいましたが、当時は気動車も客車も様々な車種があって、眺めるだけでも楽しかったものです。

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2014年10月 4日 (土)

取りあえずの完成状態に持ち込みます

 涼しくなって来たせいか、お客さまもなかなか活発に製作を行っていらっしゃいますが、管理人もそれに刺激されて、夏の間放置プレイになっていたキハ22を一気に進めています。

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 レタリング入れとウエザリングを行いました。キハ20系列に関しては、くろま屋インレタでほぼフルレタリングが可能です。作例では後位側の形式・自重・検査標記や側面の配置・定員標記も入れてみました。配置標記は、客車群と並べることを前提に、既存のものと同じ「秋カタ」、即ち山形機関区、ナンバーも山形機関区のものから拾いました。サボは「山形-左沢」としました。本線の「赤湯-楯岡」とかの区間運転列車でも良いとは思いますが。

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 ウエザリングについては、腹八分目と言うことでやりましたが、既存の2両とも若干ニュアンスを変えて、編成にした時に屋根がまだら模様になるように留意しました。これだけで、買ってきた既製品が走っているという印象から抜け出せます。

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 引き続き、慣らし走行も並行して行いましたが、ライトの点灯が不安定なので、調べたところ基盤の配線ハンダ付けが不良なのが発見されました。まあ、この辺は勝手に追加しているので、自分でどうにかするしかないのですが、でも、問題が解決すると気持ち良いものですね。

 基本的な部分はほぼ完成しましたが、ワイパーなど小パーツと、見苦しい部分の修整が残っています。まあ、なかなか難しいと言われている脳卒中の手の機能回復訓練の意味も大きいですから、なかなか一発で満足できる結果は得られないのですが・・・。

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2014年10月 3日 (金)

連結試運転です

 細部の仕上げと並行して、連結試運転です。

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 幌の取り付けや、レタリング入れを行いました。幌枠と貫通渡り板は、地域によって塗色が異なりますが、ここは山形機関区配置の標準的な色とということで、幌枠は黒、渡り板は車体色としてみました。所属標記はもちろん「秋カタ」です。

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 既存の2両に連結して3両で走らせます。まだ指定色で塗っただけなので、特に屋根の色が浮いています。走行に関しては、LN14とLN15を搭載したものの混結でしたが、特に問題は発生しませんでした。

 各車ともエンドごとに消灯スイッチが設置してありますが、このような編成の場合には威力を発揮します。

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2014年10月 2日 (木)

キハ22試運転

 着手して4か月、キハ22を店に持ち込みました。取りあえず細部の仕上げを後回しにして試運転を行います。

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 線路に載せました。東北地方の幹線の普通列車は客車が主力で、区間運転に気動車が使われるというパターンが圧倒的でしたから、これだけでも雰囲気はあります。

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 まだ連結器も取り付けていないので、単行で走らせます。直線・カーブとも特に異音も発生せずに快調な走りです。223

 ポイント区間のSカーブも問題なしでした。

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 比較的最近導入のカント付曲線の出入りも、特に問題は発生しませんでした。前回のキハ40の成果が活きた形になりました。この後は連結器などの未取り付け部品を取り付けて、連結試運転へ進みます。

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2014年10月 1日 (水)

引き続き最後のまとめです

  夏の間放置プレイになっていたものを一気に片付けようということですが、先ずは資材の揃ったキハ22からということで、仕上げを進めます。内装の続きです。

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   一般形気動車では、客室内に便所が設置されていますが、ここで注意すべき点は、便所の向かい側が座席だったりするので、座席側の窓から向こう側が透けてはいけない、ということです。キハ22では便所の出入口はデッキ側で、扉を押して入るという構造ですが便所の壁は客室側になっています。同じ北海道向けのキハ40-100(現在はワンマン車の700または1700番台になっています)と同じレイアウトです。室内色に塗ったプラ板で簡単に壁を作るだけで充分な効果があります。独特な形状の便所窓が透けて見えては興ざめですね。

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  他は、細部の色差しと修正がまったりと進みます。扉脇の手すりは、車体が朱色の部分もクリーム色で、手すりの存在が目立つ塗り分けです。作業中なので、手すりの変形が目立ちますが、最後に修正します。今回は変形しにくいように、手すりに燐青銅線を試用しています。この後は、塗り分けラインの不備などを修正しながら試運転へと進みます。キット自体はそれほど大変なものでもありませんが、動力方式の改造や照明システムの追設など、両運転台ということもあって結構時間がかかっています。

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2014年9月30日 (火)

尾灯のテスト

  昨日の前照灯に続いて、今日は尾灯です。光源からファイバーをつないで通電してみます。

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  いかにも一般形気動車らしいショボイ光り方になって、なかなか良い感じです。室内灯は当初から蛍光灯の200番台ということで、白色です。

これで基本的なメカ部分は出来たことになりますので、この後は細部の色差しや吹き込みの手直しを行います。全体の調整と合わせて、ホロ枠などの接着によるパーツの取り付けも残っていますが、どうやら今週末にはレイアウトでの試運転に持ち込めそうです。

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2014年9月29日 (月)

引き続きライト類の取り付け

今日は2か月ごとの通院と仕入れもあってあまり時間が取れませんでしたが、キハ22の続きです。前照灯の電球を所定の位置にセットしました。

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  点灯試験です。LEDと違って、丸みのある光なのが電球の良さでしょうか。この後、尾灯や室内灯の配線を行います。照明は1両入れると全部付ける必要が出てくるので、案外大変ですが、光のギミックも苦労するだけの魅力はありますね。

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2014年9月24日 (水)

意外と手間取る最後のまとめ

  ほぼ最終まとめの段階のキハ22、意外と手間取っています。この車、意外とスペースがないのです。

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  スイッチを取り付けるとスノープロウの取り付けがかなり苦しくなります。

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  プロウのパーツの中央部分を切断して、スイッチと干渉しないようにします。ロストワックスなので、ホワイトメタルほどヤワではありませんが、やはり変形するので、現物合わせで調整しながら取り付けます。

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  取り付けイメージです。車体が浮いているのは、仮に被せただけということで・・・。プロウと線路の位置関係は良さそうです。寒冷地形なので、プロウを省略するわけには行きませんね。

  今週中にレイアウト試運転に持ち込めるかとも思いましたが、ちょっと無理のようです。まあ、殆ど素材のようなキットにいろいろ付け足しているわけなので、この辺は丁寧な作業で良い結果を出したいところです。

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2014年9月23日 (火)

ライトの配線

  中途半端な状態で転がっているものをどんどん進めます。今日はこれも面倒くさいキハ22のライトです。旧来の電球式ですが、手持ちがたくさんあるのでこれを活用します。もちろん両エンドの前照灯と尾灯が点灯して、尚且つ、エンド毎に消灯できるようにします。

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  取りあえず配線してみたところです。前後切り替えの基盤はエンド毎にしました。点灯テストの結果、配線に間違いはありませんでした。あとはコードをきれいにまとめて、電球を所定の位置にセットします。

  両運転台ということで、結構複雑です。

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2014年9月22日 (月)

ライト関係の準備

  こちらもチンタラ進むキハ22ですが、ライト点灯機構の設置に入ります。まずは準備として前・尾灯のレンズを入れます。

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  これだけでも、ずいぶん表情が引き締まります。続いて前後切り替え用の基盤を作って取り付けます。塗装の吹き込みなどの手直しが終わっていませんが、並行して修正します。

  でも、この状態でも山形駅で「カラカラカラ」というアイドル音を響かせて停まっていた左沢線の雰囲気は出て来ました。

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