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2022年7月 7日 (木)

小田急HE車の台車、ついに・・・

 修理用としてずいぶん前に頼んであったカツミの小田急HE車の台車、その後窓口の問屋が他社に吸収されたり、担当者が辞めたりで何年も間が開いてしまいました。注文自体はキャンセルになっていたのですが、そのままにしておいたところ、忘れた頃に届いて保管してありました。これを今回、管理人の奄美屋のHE車で活用してみました。

 HE車は、小田急初の高性能車2200形グループと同等の性能をMT比1:1で実現しようと設計されたもので、4両固定で2M2T、電動車を大きく、制御車は小さくして粘着を稼ごうという設計でした。なので制御車は車体のみならず台車も小さいものが取り付けられていました。

  管理人の奄美屋製品は電動車用のものをピボット軸にしてクハ用ということになっていましたが、これでは大きすぎますし、φ11.5用の台車にφ9.5の車輪を付ければ台車がお腹をこすることになります。2_20220706222601

 問題のクハの台車を交換しました。車輪もスケールのφ9.5です。新台車はカツミ製ということで、車高調整はMPギヤ同様、センタースペーサーで行いました。これで車輪径が違っても4両の高さが揃うことになります。

1_20220706223801

 このキット、他にも床下機器が京成電車のような東洋電機のものだったりとか、いろいろ問題もあったのですが、だいぶまともな形になって来ました。

小田急で同一車型内で車輪径が異なるのはその後の2600形や5000形もなのですが、これをきちんと作っている製品は殆どありませんね。

 

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