IMONギヤ研究の続き
IMON製品をいろいろ仕入れたついでに、ギヤ比13:2のIMONギヤ、WB26のスポークを取ってみました。
IMONギヤというと、MPギヤと似ているのに1個入りで高い、というような話ばかり聞こえてきますが、MPにはない特徴も結構あります。ギヤ比が選べるのは最たるところですが、他にもエンドウのスポーク車輪のMPはタイヤが銀なのに対して黒メッキであるとか、同様にギヤ比が選べた旧フクシマのFMギヤと比べてギヤの品質が格段に良いので、不快なノイズが発生しないなど、いろいろあります。
今回は前から気になっていたこの電車で使用してみることにしました。
今から30年位前に出ていたエンドウの長野電鉄1500形です。キットを組んだものですが、須坂の車庫で詳細に観察できる機会があったので細部も結構真面目に作ってあるのですが、唯一走行が不満です。
MPギヤ方式ですが、当時の気動車に多かったCN16モーターによる片台車駆動です。CN16はもともと非力な上に3極モーターなので中低速が安定しません。またMPギヤも国鉄電車などと同じギヤ比13:2なので、この手の地方私鉄用としてはいささか不満がありました。当時全盛だったパワートラックに比べれば遥かに良かったのは確かでしたけれど・・・。
前回の山形交通がとても良い感じだったので、この電車もIMONギヤとコアレスモーターに取り換えて走行性能を一気に上げようと思います。ギア比を大きくすることで、中低速の制御がしやすくなって、走行の品質も一変するものです。一度お試しください。パワートラックの電車など、全部取り換えたくなること請け合いです。
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