奄美屋サロハ66改造サハ78
以前ご紹介した奄美屋の73系バリエーション、サロハ改造のサハ78のご注文をいただいたので取ってみました。
例によって、台車・床下付きで本体25,000円です。
何故か乗客のフィギアが付属しています・・・。
以前ご紹介した奄美屋の73系バリエーション、サロハ改造のサハ78のご注文をいただいたので取ってみました。
例によって、台車・床下付きで本体25,000円です。
何故か乗客のフィギアが付属しています・・・。
車体更新中のED78、走行時に中間台車が浮き上がる音大は、どうやら動力台車の高さが原因のようなので、取り付け方を見直しました。
センタースペーサーを通常のMP用から日光の金属床板センターピンに入っている薄いファイバーのものに取り換えます。
これで高さも下がりましたし、手で押してみても中間台車が浮き上がらないので、多分大丈夫でしょう。
しかし、6月なのにいきなりこう暑くては、こういう手戻り作業は捗りませんね。
降雹のモデルシーダー、大容量蓄電式室内灯ですが、昨今の半導体不測の影響で入荷が不安定になっているところですが、今回少量ですが入荷しております。
https://ms-sagami.raku-uru.jp/item-detail/246168
ヘッド・テールライト関係の品切れになっていたものも補充しましたので、併せてご利用ください。
この作例は、ヘッド・テールライトはMC204D「Eタイプ」、室内灯は蓄電式のMC257、方向幕は単品のMC231(蓄電式対応)を使用しています。明るすぎずちらつかず、青っぽくない室内灯や方向幕、低速から高速まで一定の明るさでちらつかないヘッド・テールライト、是非お試しください。
中間台車が浮き上がる車体更新中のED78、相棒のEF71と連結してみると、動力台車の高さがずいぶん違います。
かなり低いです。今まで何で走れていたのかが謎ですが。ということは、動力台車のセンタースペーサーを調整すれば良いのかもしれません。多分・・・。中間台車の線路圧着は、バネを見せない凝った構造ですが、これは活かしたいところです。泥縄式作業はまだまだ続きます。
モーター更新を行ったSE車、メカノイズを嫌って何としてもシリコーンチューブにしようと苦戦していましたが、ようやく満足できる走りになりました。シリコーンチューブの場合、ポイントはチューブの長さとシャフトへの差し込み具合なのは分かっていたのですが、連接車のせいか、直線でも走行が安定しなかったりで、結構難儀しました。
これならばまあ良いでしょう。
ようやくこれで、塗ってあった塞ぎ板を取り付けてモーター更新が終了です。
それにしても今の時期は日が昇るのが早いので、遅くまで粘ると寝る時間が無くなりますし、蒸し暑いので頭の回転も悪くなって、とにかく効率が悪いですね。
組み戻しを始めたED78、車体を被せると中間台車が相変わらず傾いて浮き上がります。
よくよく見ると、他社品のようにコイルバネで線路に押し付けるのではなく、床側のマクラバリが可動式になっていて線路に追随させるという凝った構造なのですね。ということは車体を被せた時に床が完全に平らでないとトラブルわけです。
車体の取り換えに合わせて取り付けネジ径の変更などを行っているので、もう一度基本部分の見直しを行います。こういう構造だったのは初めて知りました。
動力更新が出来た長電1500形、微調整を行ってギヤを馴染ませるために連続走行させます。
LN12+13:1のギヤボックスでは、これで10Vくらいかかっているので、走行は極めて安定しています。トルクのないCN16と13:1のMPギヤでは、もっとすっ飛んだ感じになって、この手の電車らしい走りにはなりませんね。
取りあえず狙い通りの走りを得ることが出来ました。ただ動けばよいというものではないので、走行の質にもこだわりたいものです。
いろいろ割り込みがあって止まっていたED78更新を再開します。まずは床部分の組み戻しです。
元は天賞堂のMV-8モーターのものでしたが、車体更新前から、カツミのロスト台車+MPギヤ方式に改造されていたので、天賞堂のものは床板本体とスカート、中間台車くらいになっています。今回、車体も更新されて文字通り「メーカー不詳」になります。これがブラスモデルの面白いところです。
長電1500形、動力部分を一通り組み立てて試運転です。
ギヤ比が大きくなったので、このくらいの速度でもモーターの回転は結構上がっていますし、CN16のような飛び出す感覚もなく、落ち着いた感じで走ってくれます。このくらいの速度域で微妙な速度調整がやり易いのもポイントです。
ギヤ比など、あまり気にされない部分ですが、このようなローカル電車では結構重要です。キットで指定のMPギヤは、国鉄の電車と同じ13:2のものですから、国鉄の電車のように走ってしまい、低速には弱いのです。
長電1500形の動力更新、最後にウエイトを取り付けます。
モーターと台車の間が狭くなったので、MPウエイトで一番小さいEタイプを使用しました。大きさがぴったりでネジ穴も開け直さずに済みました。
床板上面にはモーター穴塞ぎを兼ねて、Amazonで見つけた鉛板を貼り付けておきました。これでかなり重量を稼げたはずです。一応これで動力システムは完成です。次回、試運転を行います。
長電1500形、新モーターを取り付けます。
モーターは銀色のままでは目立つので、黒く塗装しておきます。
床板上面から見るとこんな感じです。室内灯を入れる場合は、上から板を貼って穴を塞いでおきます。
使わない側のモーターシャフトと床下機器の干渉については、床下機器取付板のネジ穴が長穴なので、取付位置の調整で逃げられそうです。
モーターが長くなって台車とモーターの隙間がせまくなったので、動力伝達は1.2-3.0のシリコーンチューブを使用しました。IMONギヤのシャフトもφ1.5なので、これが一番簡単です。シリコーンチューブは、見た目頼りないのですが、結構耐久性があります。ただし、ウエイトなどに接触すると擦り切れてしまうので、その点は注意します。何より、ハサミで切って押し込むだけという簡単さが一番の特徴ですね。走行中にノイズが出にくいのも良いと思います。
線路に載せてみると、モーターは殆ど目立ちませんでした。
低速化改造中の長電1500形、モーター取付位置の設定を行いました。
最近標準的に使用しているLN12モーターを完全に床下に取り付ける方式とするので、モーターホルダーはこれを使用します。
なるべく改造箇所を減らすため、元のCN16後端部を基準にしてみました。
完全に床下になるので、床の開口部も改造は不要です。室内灯を入れる場合は、上から板で塞げば線路に明かりがこぼれることもなくなります。
床下機器を組み合わせてみます。モーターの使用しない側のシャフトがエアータンクと干渉します。コアレスモーターは鉄芯がないので、シャフトを切断したりするとモーターを壊す恐れがあるので、このような場合は床下機器側で対応します。
この後モーターは一旦外して黒く塗り潰します。
早速長電1500形の低速化改造を始めます。
先ずは動力関係の部品を全部外します。
手前が新たに使用する、ギヤ比13:1のIMONギヤです。動力伝達の考え方はMPギヤと同様なので、台車のボルスターやセンターピンなどはMPのものがそのまま使えます。ただし、動力伝達のシャフト径がMPがφ2.0なのに対してIMONはφ1.5であることに注意します。
台車への組み込みは、このように単純に差し替えるだけです。
改修中の仕掛が山になっていますが、長電1500形はなるべく簡単にIMONギヤを使用する方法ということで割り込ませます。最初に部品配置の検討です。
モーターが長くなるので、モーター位置を検討します。単行主体なので、片台車駆動のままとして、床下機器取付板の改造を省略します。ウエイトもこんなに大きい必要はなさそうなので小さいものに取り換え、台車とモーターの間も狭くなるのでユニバーサルジョイントは厳しそうなので、シリコーンチューブに変更します。なお、IMONギヤのシャフトはφ1.5なので、ユニバーサルジョイントのままの場合は、ジョイントを1.5-1.5に組み替える必要があります。
取りあえず今まで使用実績のある部品構成で行けそうです。
IMON製品をいろいろ仕入れたついでに、ギヤ比13:2のIMONギヤ、WB26のスポークを取ってみました。
IMONギヤというと、MPギヤと似ているのに1個入りで高い、というような話ばかり聞こえてきますが、MPにはない特徴も結構あります。ギヤ比が選べるのは最たるところですが、他にもエンドウのスポーク車輪のMPはタイヤが銀なのに対して黒メッキであるとか、同様にギヤ比が選べた旧フクシマのFMギヤと比べてギヤの品質が格段に良いので、不快なノイズが発生しないなど、いろいろあります。
今回は前から気になっていたこの電車で使用してみることにしました。
今から30年位前に出ていたエンドウの長野電鉄1500形です。キットを組んだものですが、須坂の車庫で詳細に観察できる機会があったので細部も結構真面目に作ってあるのですが、唯一走行が不満です。
MPギヤ方式ですが、当時の気動車に多かったCN16モーターによる片台車駆動です。CN16はもともと非力な上に3極モーターなので中低速が安定しません。またMPギヤも国鉄電車などと同じギヤ比13:2なので、この手の地方私鉄用としてはいささか不満がありました。当時全盛だったパワートラックに比べれば遥かに良かったのは確かでしたけれど・・・。
前回の山形交通がとても良い感じだったので、この電車もIMONギヤとコアレスモーターに取り換えて走行性能を一気に上げようと思います。ギア比を大きくすることで、中低速の制御がしやすくなって、走行の品質も一変するものです。一度お試しください。パワートラックの電車など、全部取り換えたくなること請け合いです。
こちらに登録してあります。
https://ms-sagami.raku-uru.jp/item-detail/1160252
旧型客車用の台車は日光モデルの独壇場という感じですが、ここしばらく供給が不安定な状態が続いていました。
今回、久々に軽量客車用のTR50が入荷して、旧型客車に使用するTR11、23、34、47、50といった各形式が揃いました。
https://ms-sagami.raku-uru.jp/item-detail/393575
全国へ330円から発送いたしますので、どうぞご利用ください。
店レイアウトにあるデモ用サンプル車、経年20年以上のものも多く、部品の使い方見本として陳腐化しているものも多いのですが、客車の尾灯で気になっていた折妻型の尾灯の改良をやってみることにしました。
製作当時、貫通扉のない客車の尾灯をどうやって点灯させるかということで、エンドウの完成品でよくあった電球1個でファイバーを使用して点灯させる方式でした。貫通扉のないデッキを配線モジャモジャにしないで済んだのは成功でしたが、いかにも暗いのが問題でした。特に低速の場合など、殆ど点灯しているのが分かりません。
以前、貫通扉のある郵便車でこれを使ってみたところ、結構明るくて客車らしい光り方だったので、これを使ってみます。LEDへの配線も極細なので、デッキがモジャモジャになることもないだろうという想定です。
今回、ED78改修が資材待ちなので、試作で割り込ませますが、結果が良ければこの手の客車、全部改良したいところです。
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