再びキハ17
先日のフェニックスの古いキハ17、オデコの傾き具合の調整で難儀したわけですが、出来上がってみるとさらに前面が丸っこすぎて半流形のように見えます。
類似形状の他車と並べると一目で、編成を組んでも違和感がありありでした。このところフジモデルの気動車はさっぱり出て来ませんし、出たとしてもあすかモデルブランドの生地車体くらいです。ネットオークションを見ていたら、フジモデルの割と近年のバラキットが出ていましたので、これを捕獲してもう1両作ることにしました。
先ずは一番面倒くさい床下機器から始めます。エンドウの床下も最近は受注生産ということで、価格表から消えています。MPギヤ方式では日光の気動車床下は使えませんし、それも現在品切れ中です。今回は、前回再生産の時に余分に取ってストックしてあった予備品を使うことにしました。
動力システムはフェニックスのものと同様、LN12モーターを完全床下装着にして、前位側の台車を駆動させます。前回のフェニックスのもので、部品配置が分かったので、今回は構造上どうしても外側になってしまうエンジンを、モーターが細身なのを活かして出来る限り内側に寄せるなどの改良を行っています。気持程度でも奥行き感をもたせれば印象が良くなるかな?ということで。
エンドウの床下機器は、タッピングビスで固定する方式ですから接着のように経年劣化でボロボロ脱落しないのですが、結構取り付けにくいですね。ブレーキシリンダーのような小さいものは特にです。取付順序無含めて結構頭の体操になるのですが、続いてやっているだけにあっさり出来上がりました。
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コメント
ブラス入門モデラーさま
コメントありがとうございます。昭和50年代頃のものなのでしょうかね。その前のエンドウ初代キハ17に比べればだいぶマシかなというレベルですね。この時代以降、エンドウやカツミもドアまで一体プレスからドア別付け、動力もインサイドからMPギヤ、床下機器も国籍不明の一体成型から個別パーツへと、がらりと様子が変わって行きました。それまでは各社ともかなりアバウトな感じでしたから、フェニックスのキハ17も許せるレベルだったと思います。現代では、さすがにどうかな、という感じですが。
投稿: さがみ | 2021年11月17日 (水) 12時29分
比べてみると、かなり印象が異なりますね。私も最近フェニックス時代のキットを購入しました。オデコのRは他系式の型の流用だそうです。当時はオオラカな時代だったのでしょうね。正確さを求めるモデラーさんは、加工して整形したのかも?それも楽しんだ時代だったのかもしれませんね。
投稿: ブラス入門モデラー | 2021年11月16日 (火) 11時28分