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2021年9月30日 (木)

接着パーツの取付と走行調整

 古いフェニックスのキハ17、接着パーツを取り付けます。

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 ホロや渡り板などです。基本的な塗装だけなので、この後細部の色差しを行います。

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 接着には2分硬化タイプのエポキシ接着剤を使用しています。エポキシはゴム系と比べて強度があり、劣化もしにくいという特徴があります。瞬間接着剤は衝撃に弱く、接着の時にガスが発生して周囲を白くしてしまうことがあります。エポキシは固まるまでに時間がかかるので、その間にパーツがずれる恐れがありますが、これはすぐに固まるので、それを防ぐことが出来ます。その代わり、練った接着剤がすぐ固まってロスが多いという泣きはありますが。

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 既存のフジモデルブランドのものと並べてみると、やはり丸っこすぎますね。

 前回、単体と短編成での走行を確認したので、中編成状態での走行を確認します。気動車で何をやりたいかというと、やっぱりこのようなごちゃ混ぜの列車でしょう。

 国鉄のキハ10系以降の気動車は、特急型以外は混結して使用出来るようになっていました。気動車の特徴を生かして、日中は短編成でも朝夕はあるものを総動員して、このような感じで走っていました。東北地区では、北海道向けのキハ22も多数存在して混ざり込んでいました。よっぽど使い勝手が良かったのか、寒冷地向けのキハ40-500代登場後もしぶとく生き残っていました。管理人もそんな列車で、黄色いキハ58に乗ったことがあります。

 編成の制約をなくすために、T車は設定せず、全車消費電流の少ないコアレスモーター+MPギヤの動力車にしてあります。

 連結走行も問題がないようなので、この後はレタリングやウエザリングに進みます。

 

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2021年9月28日 (火)

ライト類の取付

 古いフェニックスのキハ17、ライトを取り付けます。

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 光源にはズバリのこれを使用します。ヘッドライトケースは徳利型のパーツで、正面から電球を入れて後ろにリード線を引っ張り出すようなものでしたが、これの場合LEDが小さいので、リード線を引っ張り出す穴に接着してみました。尾灯もエコーのものに取り換えたので、電球ケースがありませんから、尾灯の後ろの部分に接着しておきました。

 点灯試験です。

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 前照灯。

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 尾灯。

  最近のパーツを使うと、このように点灯を意識していないものでも簡単に点灯させることができます。

 手が空いていたので、便所の仕切りなど、室内の残りをやって走行試験をしてみました。

 連結相手のキハ58、室内灯はエンドウの旧製品、光源だけ電球からLEDになったユニットライト室内灯Bですが、明らかに違いがあります。ライトも旧来の電球式です。手が空いているときにライト共々取り替えたいところです。こういう些細な部分も近年ずいぶん進化しています。

 あとは接着パーツやレタリングが残っています。あまりかっこ良くない旧製品ですが、キハ17に見えなくもないところまで来たので、取りあえずしれっと列車に混ぜ込んで使うことにします。

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点灯試験です

 古いフェニックスのキハ17、座席を取り付けたので点灯試験を行います。

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 キハ17は、のちに蛍光灯改造されたものもありますが、基本的に白熱灯です。客車のように積極的に改造する理由もなかったようで、最後までそのままのものが多かったと思います。

 通電してみると、そうそうこんな感じで薄暗かったですね。隣に蛍光灯のキハ58とかが連結されていると、明るさの違いは段違いでした。窓を全開にしている夏など、蛍光灯のキハ58など、大量の虫が入ってきましたが、薄暗いキハ17はそれほどでもありませんでした。ただ白熱灯のグローブの内側には小さな虫が点々と付いていましたが・・・。背刷りの低い、緑色のビニール張りの、粗末な車内の雰囲気も再現できたかと思います。

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 使用したのは、モデルシーダーの大容量蓄電式室内灯、電球色のものです。蛍光灯色と同様、6~15Vまで一定の明るさ、キャパシタが付いているので走行中のちらつきがなく、停車後も1分程度は実用的な明るさで点灯します。

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 チップ式LEDが分散配置されているので、車内が均等な明るさになります。

 気動車は、客車と同様白熱灯と蛍光灯の車が混結されていましたが、今ではそれが簡単に再現できます。

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2021年9月27日 (月)

座席の取付

 古いフェニックスのキハ17,内装関係に進みます。

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 室内灯は白熱灯がデフォルトなので、モデルシーダーの電球色を使用します。古い車体ですが、新規製作ということでこの辺りは最新仕様にします。

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 キハ17のシートは、背刷りが低いビニール張りのシートですから、昔からあるカツミのクロスシートを使います。背刷りがかなり低いので、キハ17にはお誂え向きです。

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 緑色に塗装してひじ掛けを撤去しておきます。細部は簡単に色を入れておきます。

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 まだ途中ですが、こんな具合に並べて行きます。前位側のドアエンジン部分のロングシートはIMONの短いものを使用するつもりです。

 最近は照明が良くなったので、座席パーツの塗分けは必須です。これだけでもずいぶん印象が良くなるはずです。

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2021年9月26日 (日)

古いキハ17、まとめにかかります

 古いフェニックスのキハ17、窓ガラスやレンズを入れます。

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 設計が古いこともあって、プロポーションがイマイチなのですが、エコーの尾灯パーツのおかげで顔の表情はだいぶ良くなっています。

 使えないこともなさそうなので、この後は最近の仕様でまとめてみることにします。室内灯やライト類はモデルシーダーのLEDモジュールを使用します。その他、接着で取り付けるパーツがいくつか残っています。

 

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2021年9月25日 (土)

山形交通で使用したシートパーツ再入荷しています

 先日の山形交通で使用した座席パーツ各種が再入荷しています。

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 ホワイトメタル製で、長さは3種類あります。

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 エッチング製のシート袖のパーツも出ています。

 このパーツ、ご存じない方が多いようなのですが、ホワイトメタル製ということで、補重がしにくい山交のような小さな電車では、かなり効果があります。MPギヤやパワートラックを使用して、車内に巨大なウエイトがド~ン!はないですからね。このパーツは、見た目と機能を両立させてくれます。いずれも旧フクシマ模型からの引継ぎ製品です。

 類似のものはカツミのポリエチレン製のものやエンドウのプラ製のものがありますが、前者は塗料が載らないのと接着しにくいこと、後者は細切れパーツを集合させて寸法を出すのでスパンの長い部分では継ぎはぎだらけになってしまうという難点があります。今風の蛍光灯色照明などを入れると、これが結構目立ってしまうのです。

 あの手の小さい電車を作っておられる方は多いようですので、ぜひお試しいただければと思います。もちろん、小田急線のような一般的な電車にも使えます。

 ネット支店にも登録してありますのでご利用ください。。

ネット支店⇒ https://ms-sagami.raku-uru.jp/

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2021年9月23日 (木)

ざっと塗ってみました

 古いフェニックスのキハ17,ざっと塗ってみました。

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 乱れの修正はこれからですが、取りあえずオデコの鉢巻きが上を向かずに済んでいます。

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 既存のフジモデルブランドのものと比べると、オデコのRの立ち上がりだけでなく、前面全体が丸っこいのですね。

 単体で見ればキハ17には見えるので先へ進めますが、もう1両分あるパーツは温存しておいて、フジの車体を見つけた時に使うことにします。現状、ここまででこの時代の気動車、寄せ集めの6両までは組めますので。

 既存のキハ17も結構時間が経って、ライトや室内灯などが旧式化しているので、そろそろ更新したいところです。

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2021年9月22日 (水)

その後のキハ17

 三山電車と並行して製作している古いフェニックスのキハ17、塗装にかかりました。

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 オデコの鉢巻き塗装の部分が上を向かないように前面上部をヤスリで削ってみました。どうにかそれっぽくまとまりそうですが、全体にプレスが甘いせいか、丸っこい印象です。屋根をグレーに塗ると、果たしてどんな感じになるのでしょうか?

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2021年9月21日 (火)

山形交通106号で使用したIMONギヤのご紹介

 山交106号で使用したIMONギヤ、商品としての存在はご存じの方も多いと思いますが、なかなか使いみちのある製品なので改めてご紹介しておきます。

https://www.imon.co.jp/models/imongia.mbr/html

 メーカーオフィシャルの商品紹介です。製品の特徴やラインナップが動画も交えて紹介されています。様々なゲージや軸距離、さらにはギヤ比も種類があるといった特徴があります。

 一番使うであろう16番のものを見ると、エンドウのMPギヤとあまり違わないようにも見えるのですが、エンドウのものがギヤ比13:2だけなのに対して、13:1の低速志向のものも設定されていますし、エンドウにない軸距離22.5mmのものもあります。古い気動車の菱枠台車を意識したものですが、実は箱根登山電車も22.5mmなので、登山電車らしく低速で走らないオカ製のものの取り換え用にも使えます。軸距離26mmのスポーク車輪は私鉄の旧型車に多いものですが、低速志向の13:1のものもあるので、地方私鉄の電車には最適なものです。これは軸距離24.5mmのスポーク車輪のものも同様です。

 イメージ的には旧フクシマのFMギヤの後継という風に取れなくもないですが、FMギヤは中身のギヤがあまり良くなかったのでギイギイといった感じのノイズを発生するのですが、こちらはそれがありません。

 作例の山交106号では、D14台車ということで、軸距離24.5、ギヤ比13:1のものを使用し、モーターは細身のLN12を完全床下装荷、動力伝達はスペースに余裕がないので、IMONのシリコーンチューブを使用しています。

 この手の電車でよく使われるパワートラックでは不可能な安定した低速走行が得られますし、MPギヤもギヤ比が1種類ということを考えると、結構面白い使い方ができそうです。当面、MPギヤがカバーしていないものを少しずつ在庫してみようと思います。1個入りということもあって、MPギヤよりも高いなあという印象を持たれるのですが、特徴を理解して使用すれば価格に見合った効果が得られると思います。

 メーカーのラインナップにあるものはお取り寄せでも対応できますので、ぜひお試しいただきたいと思います。

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2021年9月20日 (月)

取りあえず完成形ということで

 奄美屋の山形交通モハ106号、取りあえずの完成形に持ち込みました。

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 山交の社紋をどうするか、意外にも今パーツが見当たらない解放テコ受けをどうするかなど、時間のかかりそうなものはこの後追加することにします。サボも付けたいところですが。

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 このキットの説明書です。調整で難儀した上に、きちんと走るかどうかも怪しい吊り掛け動力と、実物とは似ても似つかないダミーパンタの説明にスペースを割いています。

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 問題の乗務員ステップは、エンドウのものに取り換えました。

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 パンタグラフは、実車写真を参考にIMONのTDK-C、2枚シューのものを改造しています。パンタからの配管ははっきりしませんが、実車の写真を見ると見当たらないので、多分パンタ直下から車体に引き込んでいたのかもしれません。

 廃線後、蒲原鉄道へ譲渡後は、屋根布が張られたようですが、山交時代は鋼板屋根だったようで、このような明るいグレーでした。田舎電車ですが、手入れは良かったようで、出て来る写真でも比較的きれいですから、特にウエザリングをかけなくても不自然ではなさそうです。

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 間接非自動制御になった時に取り付けられたと思われるしょぼいジャンパー連結器は、エンドウの気動車放送用を使いました。間に合わせっぽいのがい、いかにも田舎の電車です。キットに入っていた床下はHL制御のものでしたが、このディテールについては完全にスルーされています。

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 動力は、キットのものを排してLN12モーター+IMONギヤの片台車駆動です。車体が短いので、両台車駆動はかなり苦しかったので。ミキストで貨車を牽引することを考えるとウエイトもきちんと載せないといけません。床下のウエイトの他に、ディテールもかねてIMONのホワイトメタル製のシートを車内に取り付けました。走行システムの変更に合わせて、アングル深さは4mm⇒3mmに変更しています。

 かくして、低速で貨車を数両牽引しても安定した走行を得ることができました。

 あの動力で、単体でもきちんと走るのか、メーカーは試組をしてテストいるのでしょうか?

 まあ、ゴタゴタしたものの、前から欲しかった電車が形になりました。車体のプロポーションはまあまあだったので、同じ3万円ならば、奇をてらった動力よりも、ディテールの検証とかに気を使ってもらいたいと思ったキットでした。店としてはお勧めできないキットですが、田舎電車をリアルに走らせる方法の事例としてご覧いただけたらと思います。

 

 

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2021年9月19日 (日)

走行試験

 古いフェニックスのキハ17、下回りが大体出来たので走行試験を行いました。

 特に捻った使い方はしていませんが、主にネジ止めで組み上げるものなので、ネジの締め具合で走行も変わってきます。走行のギクシャクや異音をチェックします。微調整を行って問題ないレベルになりました。

 国鉄時代の支線区の気動車、日中の短編成でもこのような感じで全然違う者同士で連結されていたりしましたから、どのような組み合わせでもスムーズに走らなければなりません。

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2021年9月18日 (土)

連結器を取り付けて床を完成させてしまいます

 古いフェニックスのキハ17,連結器を取り付けて床を完成させます。気動車のしょぼい連結器の感じを出すためにIMONの密着自連を使用します。16番で一般的なM2.0のビスで取り付けられる黒のものはこの2種です。

 

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Ho225

 メーカーの完成見本写真ですが、HO-221とHO-225の違いは首の長さです。HO-221は首が短く見栄えは良いのですが、伸縮機構はあるものの首振りが足りずポイントで脱線することがあったので、首の長いHO-225を使用しました。連結間隔が広すぎる場合は床板の連結器取付穴の位置を調整すればOKです。カプラーポケットも小さいので。良くお尋ねがあるのですが、カプラーポケットの尻尾は回り止めのネジを取り付けるためのもので、不要の場合は切断して構わないものとのことです。

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 HO-225を取り付けてみたところです。この後ホロも付きますから、大体これでちょうど良いはずです。

 気動車はさまざまな車種が混結されるので、連結器の首振りにも留意する必要があります。店レイアウトの既存気動車は既に全部これに取り換えてありますが、見た目と機能が両立されてなかなか良い感じです。

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2021年9月17日 (金)

悪あがきします

 古いフェニックスのキハ17、前面の造形に問題があって、そのままだと前面のライト下に回り込むハチマキ状の帯が上を向いてしまいます。近年のフジモデルブランドのものでは直っていますが、取りあえずキハ10系がもう少し欲しいところなので悪あがきしてみます。今現在、フジモデルのものは在庫切れのようですし。

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 オデコのRの立ち上がり位置を上に上げるべく、細いヤスリで細工してみます。薄くなって穴が開きそうな所は裏からハンダを流して補強しておきます。

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 縦樋も仮に取り付けて全体の感じを見てみます。オデコのハチマキは大体前に向くかな、というところまで来ました。これ以上ガシガシ削ると間違いなく穴が開くので、この状態を基準に仕上げてみます。

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 修正前の形状です。オデコのRの立ち上がりが低いのが分かります。バス窓のスタンディングウインドは諦めます。本当はもっと丸っこいのですが。これではまんまバスですね。

 

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2021年9月16日 (木)

床周りが大体完成

 古いフェニックスのキハ17、床周りが最近のエンドウ製品に準拠した形でほぼ完成です。ただし、1個エンジン車ということで片台車駆動ですが。

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 店レイアウトの気動車は、編成の自由度を確保するために全車動力車としているので、これで動力性能も問題ないはずです。

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 車体の方は、前面の造形のまずさから正面と側面のラインが整わず、塗装した時におかしな顔になりそうなので、泥縄式に手を入れます。具体的には正面の屋根につながるRの立ち上がりが低すぎるので、これをどうにかします。Rの立ち上がり位置を上に上げます。正面から屋根につながるラインは、天井が低い分角張っています。キットのパーツは丸みがあり過ぎです。光を当てながら細ヤスリを中心に削っては磨きの繰り返しで成形している途中です。既存の他車との連結もあるので、個別パーツの取付位置をアレンジするのでなく、全体のプロポーションを優先します。だいぶそれっぽくなってきたので、塗装した時の矛盾点はどうにかごまかせそうです。まだ完全ではないので、もう少し頑張ってみます。

 まあ30年以上前のものでしょうから、エンドウ初代の一発プレス絞り車体のキハ17よりは全然良いでしょ、的な感覚だったのかもしれません。使えないこともなさそうなので何とかしようと思いますが、こういう謎っぽい作業は結構面白いのでハマりますね。

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2021年9月15日 (水)

束の間の晴天なので

 昨日は夕方から雨降りになりましたし、この後週末にかけて台風から変わる低気圧の影響で、どうも天気がすっきりしそうにありません。今日の晴天を利用して、ほぼ形になったキハ17の床周りを塗ってしまいます。

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 古い製品なのでインサイドギヤ式の床板でしたが、巨大な開口部を埋める改造をしたので、このように真っ平で開口部もなく、現代的な室内灯を取り付けても線路に光がこぼれることはありません。

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 今回初採用の胴受とジャンパー栓受が一体鋳造されたパーツ、キットでも組立の合理化に寄与してくれました。

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 ウエイトがまだ付いていませんが、裏側はこんな感じです。取付位置がずれていた燃料タンクは位置を修正しました。実車が1個エンジンなので、実車に合わせて運転台側の台車を動力台車とする片台車駆動にしています。両台車駆動用の床下機器なので、ラジエターや燃料タンクの表現に難がありますが、ライトの点滅スイッチの取付場所の制約が少なかったのは良かったかと思います。

 取りあえずこれで既存の気動車と性能が揃ったわけですが、特に動力関係の部品は統一しておくとメンテナンスの合理化も図れますね。部品の管理も楽になります。

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2021年9月14日 (火)

慣らし走行とディテールパーツの取付

 基本的な走行に問題がなかった奄美屋の山交106号、引き続き慣らし走行を行います。性能確認として、貨車を1両増結してみました。

 三山線はせいぜいこんな編成だったので特にこのままでも問題なさそうです。

 しかし、さすがに過剰品質?なIMONギヤです。車輪がレールを転がる音だけで、ギヤノイズが殆どありません。ギヤ比が大きいこともあって、低速域での走行が極めて安定しています。この手の電車で良く使われるトラクションモーターではまず無理でしょう。そして、キットに入っていた吊り掛けモーターシステムではなおさらのはずです。

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 動力システムは車体長が短いので、LN12モーター+IMONギヤの片側台車駆動方式にしてあります。

 ディテールの追加、キットでは車体に側灯の穴が開けられているのですが、レンズのパーツが入っていません。このメーカーらしいデリカシーのなさですが・・・。

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 工作台に転がっていたエコーのものを使ってみました。

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 まあ、当たり障りのない感じにまとまりました。あとは山交のマーク、どうしようというところですね。

 当時の写真を見ると、ここの電車、ローカル私鉄としては手入れが良かったようなので、最後のウエザリングは最小限で良さそうです。

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2021年9月13日 (月)

フェニックスのキハ17、床板の改造2

 山形交通が走るところまで来たので、キハ17に戻ります。何しろインサイドギヤ使用を前提にした古いものですが、これをコアレスモーター+MPギヤの現代仕様に改造しています。他にもライトの点滅や連結器を実際に連結できる密着自連にしたりします。

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  ライトのON-OFFスイッチ、今回は最近の両台車駆動用の床下機器を使っていることもあって、連結側の非動力台車とした側に取り付けられるので制約が少なく、強引に埋めたインサイドギヤ用の埋め立て箇所にも影響しません。非動力側の適当な場所に設置しました。

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 車内側から見るとこんな感じです。

 連結器周りのディテールパーツは何も入っていないフェニックスやフジのキットですが、さすがに実際に連結できる密着自連などが出て来ると胴受やジャンパー栓受といったディテールも必須になってきます。少し前までケイディーカプラーで連結していた時は、構造的に胴受などは取り付けにくかったのですが。

 ジャンパー栓受に関しては、キハ40あたりまでの各形式で、電車とは違ったやや下を向いたものが結構目立ったものですが、模型では低運転台のキハ10・20・35・55系あたりの低運車では尾灯ケースの関係で床板がこのようになっているものが多く、取付に困るケースも結構ありました。

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 これではどうしようもないですが、スカートのない先頭車では貧相な感じになってしまいます。

 そこで今回はいつの間にか発売されていたこの新パーツを使います。

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 ロスト製で、このように床下の栓受が一体で鋳造されています。これは今回お試しで取ってみたので、ほんの少しだけ在庫があります。

 早速取り付けてみます。

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 尾灯ケース欠き取り部にかかる栓受の問題が一気に解決です。エンドウが完成品製作の合理化で作ったパーツなのでしょうけれど、これはなかなか良いですね。注意点として、エンドウのこの手の胴受パーツ、取付ビスがM1.7である点です。同じく床板に付く乗務員ステップもM1.7ですが、こちらはパーツにビスが入っていますが、胴受には入っていません。M1.7のビス、小分けにしたものはエコーにはありませんが、IMONから出ています。少し前に多めに取りましたので、在庫があります。

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 ついでに、東北仕様ということで、山形機関区配置のキハ17で良く目にした複線型のスノープロウを取り付けておきます。これもエンドウパーツですが、付属の取付ビスはM2.0です。この辺の説明が全くありませんので、床板に取付穴を開ける時には十分注意する必要があります。

 車体の設計が古くて気に入らない部分もあるのですが、だいぶ現代的な感じになってきました。フジモデルで再生産があれば、床はそのまま使って、車体だけ作り直せばよいという形にしておきます。

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2021年9月12日 (日)

山交106号試運転です

 連結器を取り付けた奄美屋の山形交通106号、試運転です。

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 モーターの大きさや部品の精度、構造からどう見ても手こずるだけでまともに走りそうもないキットの吊り掛けモーターを廃して、LN12モーター+IMONギヤシステムに大改造しました。ギヤ比が大きいので、安定した低速走行を期待しての選択です。

 先ずは単行での試運転です。

 期待通り、低速でもぎくしゃくせず安定した走行です。

 そして、三山線はやっぱり混合列車のイメージですから貨車を連結してみます。転がりの悪さでは天下一品のアダチのワラ1を使いました。

 トルクもあるようで、空転することもなく安定して走りました。恐らくキットの構造のままであれば、これは無理だったと思われます。

 まだ余力がありそうなので、前にED71の牽引力増強で使った鉛板の残り物を床に接着すればさらに牽引力を稼げそうです。

 キットの構造では、吊り掛けモーターにした分、床下周りを凝った構造にしたかったようですが、ウエイトに関しては全く無視ですし、まさかインサイドギヤ時代のように巨大なものを車内に載せるというのもないでしょう。ウエイト無しではツルツル滑って走らないのは明確ですし。キットに入っていたモーターもどこまでトルクがあるのかも怪しい感じでした。

 動力部分はヘンに捻らず、標準的な部品で構成した方が性能的にもメンテの面でも良いと思います。

 

 

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連結器の選定と取付

 奄美屋の山交106号、続いて連結器を取り付けます。胴受周りの形を崩したくないので、天賞堂がバルクを組み合わせて出している#16タイプを使用しました。

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 以前の#16と異なり、復元は線バネなので組み立てやすく、動作も確実です。

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 取り付けてみます。首が長いので#8タイプの方が良さそうに思えますが、以前2軸貨車で使ってみたところ、車体と干渉して正常に動作できなかったので、これを選択しました。

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 三山線は、いかにも田舎チックな混合列車のイメージが強いので、実際に貨車を牽引出来なければ・・・。

 

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2021年9月11日 (土)

プラム 「超ミニフィギュア」を入れてみました

 プラムの小湊鐵道キハ200のプラキット、パッケージにある完成例写真で使われている同社製フィギュアを入れてみました。

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 このようなラインナップです。16番のフィギュアとしてはかなり現代的な内容ですので、最近の電車などでも違和感なく使えます。スマホをいじっている女子高生とかもあります。

 日本型16番の人形というと種類が多いのはエコーのものですが、内容的には半世紀前の世界ですし、最近の電車ではちょっと、という感じがありました。

 カトーのものと組み合わせるのも良さそうですが、あれもさっぱり再生産がありません。取りあえずプラムのものは仕入れ先が在庫で持っているとのことですので、ぜひお試しください。

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2021年9月10日 (金)

車番などを入れます

 引き続き山交106号、全体のまとめです。車番を入れてみました。

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 切り抜き文字ですが、側面のものは一般的なタイプよりやや大きめです。少し前に製作した目蒲線のアオガエルに入っていた残り物があったので使ってみましたが、寸法的に大体良いみたいでした。正面のものはアオガエルのオデコに付くものですが、こちらも問題なさそうです。細かい標記は、当然ズバリのものはありませんから、数値の近いものや形状の近いものを適宜貼り付けています。レールクリーナーと綿棒できれいに剥がせるのが分かっているので、取りあえずないよりは良いでしょ、という感覚です。山形交通の社紋は目立つのでどうにかしたいところですが、どうするか考え中です。

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 取りあえずのものでも、こうして標記類が入ると細密感が増して来るものですが、このメーカーは相変わらずそういった部分には無頓着なので苦労しますね。一風変わった面白いネタをやってくれるのは良いのですが・・・。

 あとは細部の乱れの修正と、連結器を取り付ければひとまず形になりそうです。

 

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2021年9月 9日 (木)

緊急事態延長に伴う営業のお知らせ

 県内も引き続き高水準で新型コロナ感染が発生しているところですが、緊急事態宣言が延長されることになりましたので、当店は都県を跨いだ移動や不要不急の外出を抑制するため、当面今月いっぱいはネット支店及びメールでのご注文に限定して営業いたします。

 引き続き非接触で安全なネット支店のご利用をお願いいたします。

ネット支店⇒ https://ms-sagami.raku-uru.jp/

メールでのお問い合わせ・ご注文⇒ sagami@amy.hi-ho.ne.jp

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2021年9月 8日 (水)

ざっと削ってみました

 取りあえず雨樋とウインドシルが付いたフェニックスのキハ17,ざっと削ってみました。

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 キハ17の概観が見えてきた感じですが・・・。

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 他の方がご指摘のように、前面のプレスが甘く塗り分けラインの位置より下から屋根へのRが始まっています。削るにしてもその下にはきれいに表現されたHゴムがあるので、タニカワキットのようにガシガシ削るわけにも行きません。どうやってごまかすか・・・。キハ10系はもう少し欲しいところなので。

 この辺り、後のフジモデルブランドのものでは直っていますね。

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2021年9月 7日 (火)

キハ17に戻ります

 山交106号、貨車を牽引させるので適当な連結器を手配中ですが、その間キハ17に戻ります。

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 前回の続きで、雨樋とウインドシルを取り付けます。雨樋はキットの丸線でなく雨樋用の帯板にして、いくらかでも現代的な仕上がりを目指します。光が当たった時の印象がこれだけでも結構変わります。

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 前回までの段階で、ハンダごての状態が不良で、きちんと取り付けられていなかったアングルの浮き上がりなどを修正して、車体全体をかっちりさせました。前面のプレスが甘かったり、バス窓のスタンディングウインドが角張っていたりする泣きはありますが、当面、押し入れから出て来たキットを組み始めたものの、動力がほぼ全滅のインサイドギヤだったり、とかの場合にどのように現代的にまとめるかという視点で進めていきます。車体もなるべく現代水準に見えるようにという形で。

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 しかし、鉄道車両が一気に近代化し始めた昭和30年頃の車両ということで、両者ともウインドシルは残っているもののバス窓。今一つ煮え切れていないのが、この時代のスタイルなのかもしれません。三山線廃止の頃の左沢線、主力はキハ17辺りだったので、始発の羽前高松駅のジオラマとかもいいかな、と思いますね。妄想だけはどんどん広がりますが、手が追いつきません。

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2021年9月 5日 (日)

接着パーツの取付

 奄美屋の山交106号、接着パーツの取付です。塗分けマスキングの都合で先にハンダ付けできないパーツがいくつかあります。

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 間接非自動制禦に改造された時に、総括制御用として設置されたと思われるヘロヘロのジャンパー連結器やワイパーなどを取り付けます。取りあえずくっつける作業をしているところなので、全部付いた後に乱れている部分を修正します。ネタがネタだけにズバリのパーツなど望むべくもないのですが、ジャンパー連結器は形態と寸法が似ているエンドウの気動車放送用のものを使用しました。ワイパーはマッハ製の余りものからちょうど良さそうなものをチョイスしました。

 キットでは、ヘロヘロのジャンパー連結器は無視されていましたが、蒲原ではこれが撤去されていたので、蒲原時代を基に設計したのでしょう。

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 反対側も同様にします。

 塗装後の接着ですから、ガスで周囲を白化させる瞬間接着剤は使用せず、エポキシを使用していますが、硬化が極めて速いこれを使っています。ゴム系は経年劣化でパーツを紛失する危険性が結構ありますから。

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 硬化が早い分、練った接着剤のロスが多くなりますが、硬化する前にパーツがずれるリスクが少ないので愛用しています。

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2021年9月 4日 (土)

接着ディテールパーツの取付

 山交106号、塗装後の接着パーツに進みます。先ずは総括制御用のジャンパー連結器です。

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 間接非自動制禦に改造された時に追設されたようですが、気動車の放送用ジャンパー連結器のようなしょぼい形状のものなので、エンドウの気動車放送用を使ってみます。ロストパーツですが、さすがにこの塗分けでは先にハンダ付けしておくわけには行かないので、エポキシで接着しました。

 取りあえず2本植えてみましたが、大体良さそうな感じです。前後3本づつなので、この後所定の本数を植えて塗装します。

 いかにも田舎の電車と言う感じの部分です。

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2021年9月 2日 (木)

パンタを載せました

 関東は9月になって一気に涼しくなったので、山交のまとめも力が入ります。

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 キットには不思議な形の半室仕切のパーツが入っていました。ただ、ちゃんと走りそうにないキットの吊り掛けモーターを廃して、IMONギヤシステムにしたので、アングル深さが4mmから3mmになっています。設計通りこの仕切を床板にネジ止めすると高さが合わないので、天井に接着しました。取りあえず仮の状態なので、隙間などはこの後調整です。ついでに運転台も追加しておきました。

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 パンタグラフも載せます。IMONのTDK-C、2枚シューのものが形状的に良さそうなので、それを使用しました。資料写真を追いかけてみると、山交に来た直後の直接制御の時代は、IMON製品のように足の間隔が開いていたようですが、間接非自動制御になった頃に取付部が内側に寄ったようです。詳細は不明ですが、資料写真をもとにそれらしくまとめてみました。少なくともキットに入っていた「ダミーパンタ」と称するものよりはだいぶマシなはずです。あれは形状が全く異なりますし、設計通り屋根に直接取り付ければランボードの間に沈没して、実車とは似ても似つかない印象になるはずです。まあ、ここの製品は必ずそういう箇所があるので警戒して最初にチェックを入れていましたが。

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 実際の取付方法は、パンタの台枠幅に余裕がないのでここに1.2ネジ対応の穴を開けると崩壊しそうだったので、穴は小さめにして、予め追設したパンタ台に植えてあったピンに碍子を挟んでエポキシで接着する方法を取りました。この怪しげな取り付け方も田舎電車らしさの一つなので、表現したかったところです。

 まだ接着で取り付けるパーツがいくつか残っていますが、パンタグラフが載って、およそのイメージが見えてきました。

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