床板の改造
エンドウの初代クモニ83、床板は新品のMP対応のものを使いますが、床下をすっきり見せるのと床上からモーターを追放するために改造します。
床板はこちらを使います。高いように思いますが、既存のインサイドギヤ対応のものでは、巨大な開口部を埋めたり再塗装などがあってコストアップになってしまいますからこれを使用します。
モーターは細身のLN12、IMONのモーターホルダーEC115を使って完全な床下取付にします。そのために取付穴を開け直しました。
こんな感じで床下に収まります。
床下機器は73形由来の車種ですから、パーツとしてはエコーモデルや日光モデルのものが思い浮かびますが、エコーモデルのものはコンプレッサーがホワイトメタルの3ピース構成で裏まで出来ているので、モーターなどと干渉します。軟らかいので、組み立てた後にヤスリなどで削って薄くしようとすれば崩壊します。日光モデルのものは、製造上の都合で現在問屋切れですぐに入手できそうにありません。
仕方ないので、元々付いていたものを加工します。
金ノコで大胆に切断します。MPギヤが始まった頃、メーカーからもそんな部品が出ていましたね。
仮に並べてみます。かなりごついですが、細身のモーターのおかげで、このままでも収まりそうです。この後裏側を修正して再塗装します。取付はネジ止めで行けそうです。後々のメンテナンスのことも考えておく必要があります。
床板に付くカプラー台も取り付けておきます。ここで注意すべきは、カプラー台のネジ穴、下面は少し窪んだ状態になっていることです。φ11.5の車輪の場合、ギヤボックスと床のクリアランスがシビアなので、この部分のビスが少しでも出っ張っているとギアボックスが接触して短絡します。床板の表裏を間違えないようにします。管理人も以前103系でなかなか原因が分からず苦労したことがあります。
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