ようやく試運転
文化祭シーズンということで、学生クンの電車改修などのお付き合いをしていたので放置されていたレム5000、ようやく連結器を取り付けて試運転です。
このキットでは外観を重視してなのか、IMONカプラーが指定されています。が、これだと自動解放が出来ません。この時代の貨車は操車場で何度も組み替えられて目的地へ向かっていましたから、入換作業が出来ることは必須です。そこでケイディーカップラーに取り換えますが、カップラーの取り付け部分がかっこいいので、この部分を弄らずに済む方法を考えてみました。
いつも使用しているNo.5から派生している#148や#158は、カプラーポケットが車体の切り欠き部分にかかり、しかも左右に大きいので車体を加工しなければなりません。そこで、天賞堂がNo.8絶版に際して、バルクを組み合わせて作ったこの製品を使います。No.8と違って、最近のウィスカータイプなので、組立がラクですし、復元動作も確実です。
取付位置に合わせてみると、ポケットの膨らんでいる部分が車体と干渉するので、赤線の位置でカットして、右側のような形状にします。あとはそのまま組み立てます。
組みあがったカップラーを2mmのビスで取り付けます。キットは1.4mmビスの設定なので、1.6mmのドリルで穴を拡大して、2mmのタップを立てました。
これで、車体を弄らずにケイディーを取り付けることが出来ました。既存の貨車と連結してみると、高さもぴったりでした。
早速貨物列車に組み込んで試運転です。レム5000は、やはり目立ちます。走らせてみると転がりが比較的良いので、推進時などにも特にトラブルは発生しませんでした。これで、このレム5000も他の貨車と同様、自由に入換が出来ることになりました。
店レイアウトの貨車もだんだん種類が増えて来ました。国鉄時代の貨物列車は、あらゆる種類の貨車が混ざっていましたから、模型でもなるべく種類を増やしたいところです。あらゆるメーカーのものを混結するのは必至なわけですが、実際に走らせてみると各メーカーのクセがいろいろあって結構悩みます。この写真でもアダチ製品、カトーや天賞堂、ホビーモデルやエンドウなどのプラ製品が混ざっています。ダントツに転がりが悪くて機関車の負担になっているアダチの2軸車、ウエイトのかけ方に問題があるのか、軽すぎて入換の時に脱線する天賞堂のコキ5500、頼りない感じの台車部品だったホビーのホキ2200が意外に安定して走ったりなど、色々あります。出来るだけ均質の走りにするのも課題の一つですね。
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