年の終わりに
クリスマスも終わって、いよいよ年の暮れです。管理人としては、気長にやることを求められている脳卒中のリハビリも、それなりに新たな成果を得られたと思っています。積雪対策と言うことで、専門家から教わった砂利道訓練、広範囲に良い結果が得られたと思っています。手の方も工作を通じて、失ってしまった本能的な部分をだいぶ取り戻して来ているようです。
今年の〆は、退院直後に強引に取り組んだED75の走行を完全なものに出来たことでした。ED75は、管理人が旅行で一番お世話になった機関車ですから、何としても欲しかったのですが、タイミングが悪いことにリハビリ病院を退院する直前にカツミがキットを再販しました。倒れる直前に、「どこかに75のキットないかな」と言ってたのですが。
退院直後に強引に作ったわけですが、形になっただけでもラッキー、走行など不具合が多発するのは当然でした。それを完全に潰して行くのが退院後の作業リハビリです。
外観も少しずつ修正が進んでいますが、何より走行の不具合がほぼ消せたようなので、久しぶりに重連の先頭に立ちます。小さな機関車で、メカがぎゅっと詰め込まれているわけですから、一度は使えなくなった人間にとってはかなりの難問です。見えにくい部分での短絡によるギクシャクなど、工作の精度が出せない上に、修整をやろうにも手がついて行かなかったのですから。リカバリーというのは、新規製作の何倍も難しいものです。
ここまでで、およその問題を潰した成果は、その後の気動車に反映されたかと思います。
手すりが変形していたり、助士席のワイパーが欠落しているのは、ここまでの苦闘の跡ですが、ここまで漕ぎ着けられれば余裕で対応できるでしょう。
この75は手のリハビリの原点です。この後も少しずつ完全なものに近付けて行きたいものです。
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