屋上追加部品などの取付
続いて、キハ40-100を現代仕様にするための追加パーツを取り付けます。キハ40系列も登場して35年が経過していますが、不採算路線を中心に使用されていることもあって、JR各社ともエンジンを載せ替えたりするなどして、まだまだ使うつもりのようです。その結果、細部には地域ごとの特徴ある改造が目につきます。JR北海道のキハ40-100番台前期形は既に全部ワンマン化されて700番台になり、番台区分としては消えていますが、現車は元番号+725にまとめられて今でも健在です。先日、斜里・網走地域で乗った832号をモチーフにして、追加パーツを取り付けます。
信号炎管(エンドウ#2513)、ホイッスル(エンドウ#2513)、列車無線アンテナ(エンドウ#2510)といったところです。エンドウは比較的最近のタイプのパーツを単品で出しているので、JRに継承された国鉄形を製作する時には重宝します。
水タンクはキットに入っている2次型タイプをそのまま取り付けて、イレギュラーなスタイルの832号を表現します。大きなパーツなので、経年劣化で紛失したりすると大変ですから、ハンダ付けでがっちり取り付けます。
屋上周りのパーツが一通り付いたので、スカートを取り付けて線路に乗せてみます。台車がMPギアがなかった時代の京都模型キハ40-100に付いていたDT44なのですが、エンドウのDT44Aに付いていたボルスターを取り付けても1mm強沈み気味なので、この後調整します。スカートが相変わらず長すぎるのですが、これは台車高さを調整した後にいじります。こういう場合、先走ってスカートをいじると確実に失敗しますから。スカート周りもキットのままではいかにも寂しいので、ディテールの追加を行います。
でも、こうしてスカートを取り付けて車体を被せると、出来たつもりになって手が止まりそうですね。
せっかくいくらか涼しくなって手が動き始めたのですが、週末は台風のようです。台風が通り過ぎれば、意外と早く秋本番になるのでしょうか?夏バテした後の北海道は、取り入れの季節と言うこともあって、食べ物は最高ですね。食欲出ますよ。石北本線の北見あたり、こんなキハ40の列車に乗って窓を全開にしていると、車内に香ばしいタマネギの香りが漂って来たりします。
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