ライトの前に方向幕
フジモデルのキハ40シリーズ、前頭の方向幕部分はこんな構成になっています。
車体側は天面部分が抜けています。
そこにこの板を被せるという構成ですが、このままだとずいぶんごつくなりそうですね。
添付されている図にもこの部分の詳細は出ていません。以前にも何両か造りましたが、どうもすっきりしない部分です。
気になっていたので、今回はこんな角度から実車を観察してみました。
なるほど、113系などのようにきれいに纏められているのではなく、方向幕の箱をどんと乗せたという感じです。まあ、気動車と言うのは不採算の路線で使われるものが多いですから、こうした細部の仕上げが電車よりも省略された感じのものが多いですね。キハ58などでも、連結側の妻板と側板の貼り合わせ部分は段差が出ていたりしましたし。
ということで、この部品構成は納得です。ハンダ付けした後、電車のように継ぎ目が分からないように流麗に仕上げてはいけないわけです。箱を載せて半分埋めました、と言う感じに仕上げます。
観察の結果をもとに組み立てて、ざっと仕上げてみたところです。塗装して、あの実車のイメージが出るかな?というところですが、ここは製作者のセンスが求められますね。ハンダ付け後の整形を考えるとライトは後回しにする必要があります。
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