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2012年12月17日 (月)

結局、大手直し・・・

 小田急デニ1300の動力と台車改修、もう少しで完成と思いきや、大問題が発生しました。この電車は16m級と短い車体ですが、後年振り替えられた2100形のFS14台車の軸距離が長く、MPギア方式が苦手とするジョイント部分のスペースが取れません。ユニバーサルジョイントの一番小さい、#6508を使用しても収まらないことが判明しました。無理やり押し込んでも調子よく走らないのは目に見えていますから、あっさり片台車駆動に変更です。

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 片側の台車は、ギアボックスを抜いて、T台車に改造します。φ11.5のプレート車輪など、普段使用しませんからストックがありません。・・・そういえば、先日の京浜東北103系で、日光のDT33を大量に動力台車化した時のプレーン車輪が残っていたはずです。これを活用することにしました。

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 日光台車の車輪は、旧来のナット止めが標準なので、軸端間がカツミ・エンドウ規格より長いですから、MPボルスターの台車にそのまま組み込んでも突っ張ってしまい、スムーズに回転しません。軸の直径は同じなので、軸端を現物合わせで削って、スムーズに回転するようにしました。削り過ぎるとすっぽ抜けるので、要注意です。

 一度組み立てて空回しテストをすると、台車内側から激しくスパークが飛びます。いろいろ調べてみると、どうもφ10.5車輪で設計されているらしく、ブレーキシューと車輪が接触して、短絡しているようでした。

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 表から見てばれないように、接触箇所を細ヤスリで削正します。他に、ロスト台車特有の、台車枠全体の歪みや曲りもありましたので、併せて修正しておきました。ドロップやダイキャストのものと違って、柔らかいですから、こういう事象はよくあります。ロスト台車を使う場合には注意するべき点だと思います。

 削正した台車の再塗装を行って組み立てます。モーターは気持ちオフセットして、ジョイントスペースを稼ぎました。これで何とか収まりました。

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 結局、登山電車と同じような構造になりました。空回しテストもほぼOKになりましたが、安定走行のためには、重量バランスにもう一工夫必要な感じです。合わせてT台車の通電具合の調整を行えば、完璧に走りそうです。

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 欠損部品を取り付ければ、今回の改修は完成になります。でもまだ、線が細くなったIMONのPT42に交換すれば、印象は良くなるかな、とかあのブレーキシューの鉄粉まみれだったウエザリングを施せば雰囲気かな、とかいろいろ妄想が膨らんで来ます。

 このデニ1300は、フクシマ製品がFMギアを標準で使うようになる少し前に、それも旅客時代のデハ1300として発売されたものです。管理人的には荷電時代の方がなじみ深いので、台車はFS10を強引に改造し、ブタライトはタニカワの手持ちパーツを使って強引にデニに仕立てたものです。後にデニの完成品が発売され、この時にFS14も限定品的な感じで分売されました。相前後してABF制御器も分売されたので、いつかは、管理人が学生時代に見ていたちゃんとしたデニにまとめるべく、パーツをストックしておいたのです。

 試行錯誤の連続で、やり直しも多いですが、左手の回復もあって、作業自体は割合サクサクと進んでいます。もう10年近く前のキットがベースですが、時代に合わせてバージョンアップして楽しめるのもブラスキットの良さですね。

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コメント

hokutoseiexpress さま
 コメント有難うございます。あとほんのちょっとと言う感じでしたので、プライヤーで押し込んでみたりいろいろ試してみましたが、どうにも収まりきれませんでした。LN15というモーター、意外と長さがあります。コアレスなので、あまり無理をすると壊れる恐れもあります。IMONのシリコンチューブと言う手も考えましたが、店レイアウトでデモ走行の機会も多いかと思いますので、補修部品の点数削減の意味もあって、結局登山電車と同じ片軸駆動にしました。でも#6508は短いEL用と言うことで、片軸駆動にしたらだいぶ余裕が出ました。未改造の登山電車ではこれを使おうと思います。
 大雄山線モハ163編成では、LN15+1.5-2.0タイプⅡが何とか収まりましたので、17m国電はセーフ、それ以下の場合は要工夫ということのようです。あと、ED75については、現在のものはEN22短軸+2.0-2.0タイプⅡの設定になっていますが、EN22の全長が短い点が大きいですね。そして、機関車なので、モーターが機械室の中に収まるので、幅が太いのを気にしないで済みます。デニでコアレスを使用しているのは、細身な点を活かして、床下の見栄えを向上させるという狙いもあります。デニは当面1両しかありませんが、「東海大学前」駅が「大根」(おおね・ダイコンではない)駅だった時代にデニが新聞配送をやっていた時には単行もありましたし、いずれデニが増える機会があればどうせM車にするでしょうから、片台車駆動でも充分だと思っています。
 現在進行中の大雄山線モハ51-サハ81-モハ66は、163編成の実績から、LN15+1.5-2.0タイプⅡの組み合わせになるかと思います。

投稿: さがみ | 2012年12月19日 (水) 00時44分

こんばんは。いつも興味深い工作日誌を拝読しております。ユニバーサルジョイント#6508でも駄目でしたか?私は以外にも蒸気用のシリコンチューブはイケるかも知れないと想いました!ED75なども両台車間距離が短い車輌では台車の振れ角度は僅かです。私のカツミの旧ED75(プラ密閉ギヤの1モーター)をMP改造した時に、足回りだけで試験走行させたら、MPギヤの上部シャフトは殆ど、首を振って居なかったからです。でも、本電車は片台車駆動でも十分であると思います。

投稿: hokutoseiexpress | 2012年12月18日 (火) 22時52分

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