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2009年7月29日 (水)

突如出現!マニ36折妻車

 オハ35の一族は、大きく分けて戦前型・戦後型と2種類のスタイルがあることは良く知られています。戦前型は丸屋根車体、戦後型は折妻の半切妻ともいうべき形態をしています。その戦後タイプも初期のものは戦前型の面影を残してデッキドア部分が絞り込まれています。ちょうど折衷型とも呼ぶべきスタイルで、数もそれほど多くはありませんから、模型でも取り上げられることはあまりありません。

 フジモデルの客車シリーズでは、このタイプのオハ35などもラインナップされていますが、今回はこの形状のオロ40戦後型から改造されたマニ36を取り上げてみます。このスタイルの車体の組立上の留意点や仕切り板の取り付け位置変更などを中心に見ていきます。

36deck

 車体の構造は、一般的な戦後型と同様ですが、このようにドア上の部分に切込みを入れて車端部を絞り込んでいます。従って、妻板を取り付けるときに隙間が出来易かったりするのですが、位置合わせを慎重にやって真っ直ぐになるようにすることと、隙間はたっぷり目のハンダで完全に埋めるのがポイントです。

36shikiri

 実際の仕切りはこのような位置で、キットとは全く異なります。窓からちらちら見えるだけに何とかしたいところですが、キットの仕切りはドアの取り付け板を兼ねているので、そのまま撤去するわけには行きません。

36shikiri2

 取りあえずそのまま組み立ててから不要な部分を切断撤去します。室内灯を点灯させると仕切り位置が直してあるかどうかはとても目立つ部分です。

Setsudan

 不要な部分を切断撤去した状態です。車掌室のない側は、車端まで荷物室だったので天井に届くくらい山積みにされた荷物が見えたりしていました。

36tsumamen

 後姿です。荷物車なので貫通ドアがあるので、同類のオハフ33とは趣が異なります。このグループは鋼板屋根なので、妻板にはキャンバス押さえがなくのっぺりした感じです。ここの部分に隙間が生じ易いので、ハンダをたっぷり流し込んで丁寧に成形します。この写真は荒削りが大体出来た、と言うところです。

 同じマニ36でもスハ32あたりの改造車とは全く異なる、しょぼい雰囲気 、東北線でもこんなのが一番後ろにくっついていた普通列車、ありましたね。荷物車1両差し替えるだけで列車全体の雰囲気ががらりと変わるのが面白いところだと思います。

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