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2009年4月27日 (月)

モリヤの103系再開

 入院する前にやっていたモリヤスタジオの103系を再開します。客車列車とは全く関係なさそうなネタのようにも思えますが、原型非冷房の時代では、上野~日暮里間で並走する東北本線にはEF57や58が牽引する黒磯以北へ直通する客車の普通列車もありましたし、夜になれば、急行「八甲田」や「津軽」などの堂々たる急行編成も103系と並んで走っていました。東京在住であれば、上野駅から遠くへ旅行する時もまずは山手や京浜東北に乗るわけですから、旅のシーンの中にも103系は出てくるわけですね。

 途中まで出来ているので、最後の2両も仕様をそろえて、車体はほぼ素組、動力はMPギア、ということにします。

 以前にもお話しましたが、103系の特徴として、高加速高減速を得るためにモーターが大きくなって、それに伴い台車や車輪の直径も標準的なものより大きくなっています。一体プレス車体のカツミの旧製品やカワイモデルの頃には、そんなことは気にせず、形状の似ているDT22やTR62を使い、φ10.5の車輪を入れていましたが、今ではカツミの103系などもきちんとDT33を履かせてφ11.5の車輪になっています。

 このモリヤのキットは、阪神大震災の少し前のものですから、その辺の処理に関してはいささか中途半端な感じです。

Setsumei

 高級?パワトラGT-1というのも懐かしいですが、車輪をφ10.5に入れ替える、というのも意味不明です。これでは103系の特徴をスポイルしてしまうことになります。

 モハ車は全部電動車にしますから、、床のセンターピン部分をエンドウの「付随台車マクラバリⅡ」にして、これに入っている床の穴の調整用パーツを床板にハンダ付けし、アングル深さもエンドウ標準の3mmにすれば良いわけです。車輪直径の1mmの差は28.5mmMPギアに入っている薄いタイプのセンターピンのスペーサーを使用することで相殺されます。出来ればクハやサハも統一した構造にしてしまえば補修部品などの管理もラクになりますね。編成を組んだ時に凸凹にならないようにするのが先ず第一です。

 床下機器はモリヤスタジオのものが手元にあるのですが、これはもう手に入りませんので、近々予定されているホビーモデルのものを商品紹介を兼ねて使ってみようと思います。

M103yukashita

 これがモリヤのモハ103用です。エンドウの量産冷房車用のものしかなかった頃に出た初期形用ということで貴重な存在ですが、気に入らないのは主抵抗器の吸い込み口が断流器のような形状である点です。その点、一昨年出たカツミのキットのものは正規の形状である上に、ごく初期のタイプにあった横幅の狭いものを作っていましたから、分売を期待しているのですが、出てくる気配がありません。103系は、他にKSからも出ていますから、とりあえずホビーの床下に期待したいと思います。

M103shatai

 車体はブラスの電車の標準的な作りですが、2連窓の中桟をアルミサッシに0.7mmの帯板を塗装したものを接着して表現するようになっているのがユニークです。カツミのものと違って雨どいも別貼りですし、KSのものと違って、配管止めの穴が開け済みになっているのも特徴です。

 カツミのものを退院後の手のリハビリ用として用意したのはそういった構造的な面も含めてのことでしたが、予想外に手の動きが回復してきているので、やりかけで手間のかかるモリヤを先行させることにしました。

 パワトラ電車のMP化改造をメインにご紹介して行きたいと思います。一時期主流を成したパワートラックも、今では品切れのことが多く、走行の品質という面でもぱっとしませんから、中途半端な状態で放置されている電車をお持ちの方も多いかと思います。

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コメント

Satokawa さま

 コメント有難うございます。ずいぶん年寄り臭い病気を拾ったものだと思いましたが、医者に言わせると「現代病」なのだそうです。食事が欧米化して肉が多くなったり、塩を取りすぎたりするようになって、今では40代どころか30代も結構いますね。確かにそういうもの好きですから・・・。スナック菓子とか、ファーストフードとか塩がいっぱい入っていますからね。3,40代で倒れた人に聞くと、やっぱりそういうものが好きみたいでした。反省しています。
 救急病院に1ヶ月弱、その後、丹沢の麓のリハビリ病院に5ヶ月近く入院しましたが、何とか杖無しで歩いたり日常生活を単独でこなせるようになって退院して来ました。倒れてからそろそろ2年経ちますが、リハビリはまだまだ続きます。割合早く復活してきているので、今は仕事などが実戦リハビリという感じです。もう、病院は勘弁です。
パワートラック、問屋さんにも時々入ってきてはいますが、入荷は不安定ですね。新しいものとしてフクシマのFM-Dギアというのがあります。走行はなかなか良いのですが、種類が少ないですね。

投稿: さがみ | 2009年4月29日 (水) 00時21分

さがみさん、こんにちは。
 いよいよ103系再開ですね。体調も良くなったようで何よりです。確かお歳は私と変わらない年代(40代後半)だったような気がしますが脳卒中とは大変だったですね。私は大病をしたことが無いのですが、昔々スキーで膝を痛めて手術入院をしたことがありますが、たった一週間の入院でウンザリしてしまいました。病棟は看護婦さんが若くて目の保養にはなりますが やはり入院はもういいや(笑)
 ところでパワートラックですが最近は結構在庫があるようで、銀座の天賞堂には各サイズおよび補修パーツが全種揃っていました。私はアリイのプラモデル103系のモーターライズで28.7ミリタイプを11.5ミリの車輪に履き替えさせてDT33に組み込みました。残った10.5ミリの車輪を活用すべく26ミリタイプはケースとモーターをバラ買いして自分で組み合わせて有効利用しています。
 長時間運転には不向きであることは十分理解していますが、滅多に運転会など行けないし、チョン行運転しかしない車両にはまだパワトラを有効活用しています。運転会要員にはFMギアかMPギアと決めていますが。6連以上の長編成にした場合は編成あたりの動力化コスト的には大して変わらないんですよね。ケースの樹脂素材を耐熱材にさえしてくれれば まだまだ行けると思うのですが‥

 長々と失礼しました。

投稿: Satokawa | 2009年4月28日 (火) 18時41分

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