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2008年12月 3日 (水)

仕切板の下ごしらえ

 今回のオハフ61は、緩急車ということで列車の後姿に重要な影響を与える存在です。旧型客車が姿を消してからもうだいぶ経ちますからご存じない方も多いと思いますが、旧型客車の場合、編成の端に緩急車が連結されますが、その向きは必ずしも車掌室が編成の外に向くとは限りません。Nゲージや16番プラ完成品などを見ると車掌室の側だけ尾灯が点灯するようになっているものが殆どですが、これでは旧型客車ならではの魅力がかなりスポイルされてしまいます。

 オハフ61の基本型はスハフ42と同様、一端のデッキ外側に車掌室がありますが、これが内側を向いて連結されることも多かったわけです。

Tsumaita_2

 つまりこちら側が列車の尻尾と言うことになります。車掌室側の妻面にはドアがありますが、反対側にはドアがありません。最後部になるときには転落防止用に貫通路に鎖を渡しているくらいでしたから、すぐ奥の仕切戸などは外から丸見えなわけです。今回のオハフ61ではどちら向きでも尾灯が点灯するようにして、実車と同じようにどちら向きにも連結できるようにします。

 真鍮製の客車モデル、古くは宮沢の完成品から、ピノチオ、タニカワ、そして現在のフジのものまで、この仕切板は窓が抜いてあるだけののっぺらぼうのものが殆どでした。

Shikirikit_2

 大体こんな感じです。デッキをクリーム色に塗ると、のっぺらぼうなのが一層強調されてしまいます。そこで例の工房ひろの仕切板を使おうと言うわけです。

Shikirisoto_2

 これはデッキの外側に向く仕切りです。取りあえずドアを取り付けました。

Shikirinaka_2

 客室側も、オハ47で国鉄の地図を貼ってなかなかいい感じになった広告枠付きのものを使います。61系は普通列車用ということで、最後までニス塗りだったものも多く、白熱灯のものも結構遅くまでそこそこ残っていましたから、同じように地図を貼った場合でも印象はかなり違ってくると思います。

 完成品では当たり前のように省略されている部分ですが、実際にこんな列車で旅をした人間の目にはいささか寂しく見えるものです。キットの工作では、こうした部分もどうにでもなりますね。下ごしらえが出来たので、次は車体本体の組み立てに進みます。

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