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2008年10月11日 (土)

マニ36試運転

 マニ36、店レイアウトに搬入して、今日は試運転を行いました。実車の印象を再現するために試みた部分の具合を見るのも、重要なポイントです。

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 仕切り板を撤去した荷物室側を後向きに連結して点灯してみました。客車ですから、両端とも尾灯が点くのは当然ですね。列車にしてみた時も、車内が薄緑色なので、あのがらんとした感じが再現されて、効果抜群です。

 機関車を連結して走らせて見ると・・・。

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 踏切で見送った客車列車の後姿って、確かにこんな感じでしたね。新しいタイプのテールレンズの導光具合がなかなか良いので、レンズ単品の発売を期待したいところです。

 「工房ひろ」さんの幌、妻板に後退角のある丸屋根車の場合、薄さがいっそう強調されてとても効果的です。

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 荷物列車では編成中間で幌をつないでいないケースも多かったですし、編成後尾に来ることの多い荷物車では特に効果的なパーツだと思います。良い製品だと思いますので、これは在庫することにしました。

 ケイディーカプラーが下がっていますが、こういう部分も写真でも撮らない限り見落としがちですね。あとで直しましょう。

 試運転列車の方はこんな感じです。

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 1980年ごろの東北本線、仙台以北では青森までの直通列車もまだ何本か設定がありましたが、仙台以南と比べると座席車の数が少なく4、5両なのに、荷物車と郵便車が連結されて長距離列車の風格を感じさせるものがありました。模型の場合、スペースのこともありますから、これはちょうどいいな、と思っていたのですが、あれから30年近くの時を経て、ついに「ユ」と「ニ」が連結された長距離鈍行が形になりました。

 あの頃はまだ「青春18きっぷ」は存在せず、汽車で北海道を安く旅行する人は、「北海道ワイド周遊券」で東北線の急行「八甲田」、常磐線経由の急行「十和田」、奥羽線経由の急行「津軽」を利用するのが一般的でしたから、夏の旅行シーズンであっても、このような長距離鈍行にも旅行者の姿はまず見かけませんでした。おかげで、北海道へのアプローチもED75の豪快なモーターの音と、重厚な旧型客車の味をたっぷり楽しむことが出来ました。

 効率と利益最優先のJRになった今、もうこんなにゆったりとした旅を求めることは出来ません。そんな原体験のある管理人は、北海道へ行くのはやはり客車列車、というこだわりがあるのですが、今ではその選択肢も「北斗星」、「あけぼの」、「カシオペア」しかありません。特別に急ぐわけでもないのに「特急券」を払うのも癪に障りますが、それ以上に、「客車列車」というジャンル自体が、イベント列車を除いて数年のうちに消滅すると言うことに言い知れぬ寂しさを覚えます。

 車両の老朽化と放置具合を見れば、「北斗星」は新幹線の新青森開業あたり、いわゆる「走るんです」仕様の「カシオペア」は、新函館開業あたりが潮時になるのでしょう。

 旅の原点だった客車列車も、もう模型でしか走る姿を見ることは出来なくなりますが、旅の中でありふれた存在だった客車をいかに再現するか、と言うテーマで、客車の製作はまだまだ続きます。模型と言うのは、安く買えればそれでおしまい、と言うほど底の浅いものではないのです。

 さて、この試運転列車はいつものようにED75牽引です。

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 手のリハビリの意味も兼ねて組み上げたものですが、今もなお、手先の動きの回復にあわせて少しずつ手直しが進んでいます。それにしても、がんがん走らせても一向に調子が悪くならないのは、さすが「走りのカツミ・エンドウ」というところでしょうか。先日の断線は、手の動きの回復が不十分だったためにハンダ付けが完全でなかったのが原因のようでした。昔の自由形電関と同じような感覚で走らせられるスケール機というのはなかなかありませんね。

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