ホームの効用
昨日取りあえず設置したホームですが、加工はまだやっていません。レイアウトの設置条件などの関係で多少の改造も必要になりそうです。まずはそのままの状態で列車を走らせて見てどんなイメージにするかを検討しています。
そこで気が付いたのは、ホームを設置することで列車の加速感が良く見えてくるということです。
例えば、客車列車が駅を発車する時、最後部の車両がホームを離れる時のスピードがどうだったかを思い起こすことで、列車の加速をぐっと実感的にすることが出来ます。
また、逆に列車が動き出すときの感じもイメージし易くなると思います。
ホームの上の駅員さんが旅客の乗降と荷扱いが終了したことを確認するとホームのブザーで機関車に発車の合図を送ります。「ピー!」という汽笛とともに列車はゆっくりと動き出すわけですが、ホーム一つあることで、そんなイメージがとてもつかみ易くなるものです。これは16番だけでなく、Nゲージでも全く同じことが言えると思います。車両の再現だけでなく、鉄道シーン全般の再現がテーマの鉄道模型ではこの辺も大事なポイントだと思います。
そして、ホームのはずれには、発車合図用のラッパ形ブザーなども設置したくなってきます。1本のホームからイメージはどんどん広がってきます。
16番のストラクチュアは長らく皆無に近い状態でしたが、ここへ来てエンドウがプラキット形式でホームを出すと言っています。トミーテックの建物コレクションの続編などとともに大いに期待したいと思います。
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