キサゲと小物パーツの取り付け
スハ33を引き続き進めています。ベース車がリベットのあるスハ32ですから、車体表面のハンダ付け作業の後にはその都度キサゲ刷毛でハンダを落としてやるようにしますから、このあたりなかなかペースが上がりません。今日はキサゲをやりながらデッキの手すりを取り付けました。
この手すりが無いことにはデッキ乗車が出来ませんね。走行中ドアを開けてステップに立ったりとかも良くやりました。今だったら国土交通省が何を言い出すか分かりませんが、70年代はその辺まだまだのんびりしたところがありました。
並行して進行しているオハフ45、こちらは車内の仕切りの増設です。
キットには仕切り板が2枚しか入っていませんので、エコーの#2111などを用意して取り付けます。写真ではデッキと車掌室の間の仕切りを追加していますが、反対側も洗面所と客室の間のものを追加しています。
極めて簡単なパーツですが、こういった部分に仕切りがあるとちょっと覗いた時の印象がずいぶん良くなります。
先日品切れになっていたTR47も再入荷しました。オハフ45ではこれを使用しましたがブレーキ回りの表現がこちらの方が繊細な感じです。113系のトイレみたいな形の窓に改造された洗面所の窓がゲテモノっぽさを出していますが、こういう美しくないものが編成にぽつりぽつりと紛れ込むことで客車の編成はリアルになってくるんですね。車掌室側の貫通扉は別途購入ですが、数種類出ているので、形状を選ぶことが出来ます。今回は昭和30年度製の軽量化車体のものということで、この時代以降の標準的な形状であるHゴム窓のものにしてみました。スハフ42などでもこのタイプに交換されているものはありました。完成品では原型の小窓のプレスドアになっているものが多いので、こんな風にちょっとひねってみるとバリエーションが簡単に増やせて編成としてのリアルさも増してきます。
ここのところいろいろな客車に手を出している理由は、例のED75に引かせるものを作るということだけでなく、入院中に補充が出来なかったパーツ類の確認という意味も含んでいます。KSやフジモデルの旅客車のキットを製作されている方が結構いらっしゃるので、基本的な追加パーツは置いておきたいところですが、パーツのメーカーが多岐に亘る上に、NゲージのようにきれいなカタログやHPがあるわけでもないので、入院中助っ人を買って出てくれたメンバーに頼むわけにも行かず、しばらく放置状態になっていました。実際の作業を通して在庫すべきパーツの再確認というわけです。
順次パーツの方も増えてきましたので、お暇な時にでも覗いて見てください。
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