【カツミのED75】重連用ジャンパの細工
試運転の後、以前より気になっていた重連用のジャンパ連結栓(部品番号F-9)をいじってみました。このパーツはケーブル部分まで一体で表現されたロストパーツです。軟らかいので変形しやすく、一度変形するとなかなかきれいな形にはしにくく、塗装後に調整すると塗装もはがれてしまいます。
そこで、こんな方法を考えてみました。
これは原寸図の裏面にあるこの部分の組み立て参考写真ですが、まずジャンパ栓パーツをスカート側、車体側ともハンダ付けします。(この写真では上下分離に対応するため、スカート側はハンダ付けしていません)次に、栓受けから2~3mm残してケーブルを切断します。
次に、ヘッドライト・尾灯の電球の配線の際にカットしたリード線を用意します。
リード線の中の銅線を引き抜いて皮膜の部分だけにして、先ほどカットした際に残した栓受けの部分に差し込んで上下を結べば出来上がりです。実物もゴムみたいな黒い絶縁材で出来ているので塗装は不要、上下分離の際の付け外しも容易になり、ケーブルの曲がり具合も不自然な凸凹がなくなってリアルになります。
電車などにも応用できると思います。
| 固定リンク
コメント