« 【カツミのED75】ウエザリングの検討 | トップページ | 【カツミの]ED75】運転台の塗装 »

2008年1月16日 (水)

鉄道博物館へ行ってみました

 昨年の鉄道記念日に開館した鉄道博物館へ行ってみました。学校の冬休みも終わって、空いているだろうと思いきや、平日だというのに結構な人出でした。人気のあるのはシミュレーター、ミニ運転列車、16番の大レイアウトといったところでしょうか。

 とりあえず今回はどんなものがどんな風に展示されているのかを見たかったので、アトラクションの方はパスして展示の方をざっと見てみました。

   展示の目玉は35両にも及ぶ実物の展示ですが、写真で見ると狭いところに無理やり押し込んでいるように見えるのですが、実際には適当な間隔があけてあり、また、上から見下ろすことも出来るので、いろいろな角度から観察できるようになっています。

 JR東日本の博物館ということで、展示車両も上野口のものが多いのですが、SLに偏らず、電車関係も種類が多く揃っています。ただ、やはり客車関係は手薄ですね。一般型の客車は17m級のオハ31というどちらかというとマイナーな部類に属するものだけなのですから。

Ed75775

 展示の中にあるED75 775号機です。奥羽南線・羽前千歳-秋田間の電化に際して1975年に製造されたものです。ED75の分類の中では最終期のものになりますが、そんなものまで博物館入りするということで、JRになってからの客車列車の衰退振りを感じさせてくれます。

 そばで見ると隣の車両とは適当な間隔があけてあるので、いろいろな観察が出来ます。

Jyuuren

 本機では何故か1エンド側になっている重連用のジャンパ連結器です。ケーブルの取り回しなどは一般のM型の参考になります。もともと付いていた2エンド車体側は撤去されて台座だけが残っているようです。

Yane2_2   

Sunamaki

 こちらは砂撒き管のアップ。カツミのDT129(ロスト)にもこの部分のパーツがありますから、取り付けた後の整形の参考になります。

 どうも違うな~と思っていた正面窓下と尾灯脇の誘導員手すりの位置関係です。

Tesuri

 やはりビデオや写真では感じをつかみにくい部分なので、実物を見るのが一番です。この辺はM型も同形態です。なるほど、窓下の手すりはそんなに出っ張っていないわけですね。誘導員手すりはそのままで良さそうです。

|

« 【カツミのED75】ウエザリングの検討 | トップページ | 【カツミの]ED75】運転台の塗装 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鉄道博物館へ行ってみました:

« 【カツミのED75】ウエザリングの検討 | トップページ | 【カツミの]ED75】運転台の塗装 »