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2008年1月 1日 (火)

【カツミのED75】年末年始の作業は・・・

 退院とほぼ同時にスタートしたED75も1ヵ月半を経てだいぶ形になってきました。プラスチックの完成品のようにスナップ式にパチパチはめ込んで完成するものでもありませんし、完成した後も長く付き合うのですから、現時点で最高の出来栄えを目指したいものです。子供の頃、プラモデルを組むのに早く完成した姿をみたいということで、あわてて組んで失敗した経験のある方もいらっしゃると思いますが、模型というのは本来、製作にかかる時間を楽しむ、という要素が大きいものなのです。なので、、この75が年越しになったというのはあまり問題ではありません。

 店のほうもようやく再開することが出来、年末の繁忙期ということもあって、75をいじる時間も取りにくかったのですが、年末年始の休みを迎えてまたまとまった時間が出来てきました。先般の病気のこともありますから、暴飲暴食は何としても避けなければならないわけで、そう意味でもこの75は良い時間つぶしになります。

 全体のまとめの段階に入って、細部の修正作業が続きます。ハンダ付けをしているうちにネジ穴にハンダが流れ込んでしまうということは良くあります。昨日はそうした部分の手直しを行いました。

Yane

 この機関車では、特に屋上のロストパーツにネジ穴があるものが多く、また碍子の台もエッチングの本体に挽物のネジを切ったパーツを組み合わせる構造ですから、どうしても穴を埋めてしまいがちです。でも、それを恐れてハンダを少なくしすぎると後でぽろっと取れて泣きを見ることになります。穴を復活させる方法を覚えておけば、心配せずに作業が出来るようになります。

 この機関車では、車体と床の止めネジはΦ1.4、屋上の碍子関係はΦ1.2のビスが使われています。従ってこの寸法のタップと完全に埋めてしまった時用に0.8、1.0のドリルを用意しておきます。

Tap

 1.2、1.4のタップはホームセンターなどであまり見かけませんが、新宿の東急ハンズにリーズナブルな価格で売っているのを発見しました。

 穴を復活させる作業では、ピンバイスを目いっぱい活用すると作業が楽になります。

Tap2

 ドリルだけでなく、タップもこんな風にピンバイスにくわえてしまいます。車体アングルのネジ切りであればこれで十分です。ネジ穴が完全にハンダで埋まっている場合は、先に下穴の寸法のドリルで穴を開けますが、これもピンバイスで十分です。ハンダは軟らかいですから、すぐに貫通します。その後、ピンバイスにくわえたタップでネジ切りをすればネジ穴は見事に復活です。

 一番いけないのは、穴が埋まったからといって、いい加減な寸法のドリルでボーリングしたり、ドライバーなどで穴をぐりぐりやることです。こんなことをすると穴が大きくなりすぎて元に戻せなくなってしまいます。

 スカート部分も、干渉する部分のハンダを削除し、ネジ穴を元に戻して付け直しました。隙間が消えてぴったり合うようになりました。こうした部分は塗装すると余計目立つようになるので、手を抜けないところです。

7502

 今月中には塗装まで行けそうな感じになってきましたが、先を急ぐことはしません。塗装もまた、あの北への旅でお世話になった75のテイストを持たせるべくひとひねりしようと思っています。

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