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2008年1月 7日 (月)

【カツミのED75】床下ディテール工作

 車体の組み立て作業も大詰めに近づいてきました。退院後の第一作ということもあって、基本的に素組で行くということでしたが、それで十分すぎるくらいのディテールが付いています。組みやすいキットではあるのですが、かなり細かいパーツもあって、ちょっと厳しいかな、とも思ったのですが、やっていくうちに手先の細かい動きもだんだん戻ってきました。

 さあ今日は久しぶりに前に進みます。残りの部品もだいぶ少なくなってきましたので、このあたりで残っている部品を再確認してハンダ付けすべきものを付け忘れないようにします。塗装後に取り付ける部品は別に分けてなくさないようにします。

 まとまった部品があるのは床下の空気関係の配管とその関連のものです。床下機器自体はだいぶ前にベース板に組み付けましたから、いわば仕上げの作業ということになります。

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 エアタンクに出入りするパイピングは折り曲げ済みです。ソフトメタルパーツへの取り付けは接着剤を使います。チリコシはロストパーツで、床下機器のベース板にハンダ付けです。こうした細かいパーツがいくつか付くだけで模型としての密度がだいぶ濃くなります。

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 今日はそれとあわせてスカートの収まり具合を調整しました。これまでどうも浮いた感じになっていたわけですが、その原因を追いかけてみると前面部分の車体裾、台枠部分の一段へこんでいるところの組み付けが不十分で車体から浮いていることが判明しました。さっそく修正してスカートを取り付けてみると、今度はばっちりです。何しろ手作業に手作業を重ねるわけですから、誤差も出ますし、見落としもあるでしょう。おかしいと思うところが出たらこうしてチェックし、問題の箇所を直しておくことがきれいに仕上げるコツです。スナップ式のプラキットのように5分や10分で完成するものではありません。ならば、やはりこういった手戻り工程も丁寧にやりたいものです。

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 メーカーのカツミさんのHPを見ていたら、有楽町店の情報に、「よんさんとうの頃の列車をお買い上げの方にプレゼント」という企画をやっているようなことが書いてありました。そうか!ここのところ国鉄型がだいぶ出てくるようになったけれど、キーワードは「よんさんとう」だったんですね。

 ご承知の通り「よんさんとう」とは昭和43年10月の白紙ダイヤ改正のことですが、この時に東北本線の全線電化が完成しました。全国的に特急列車が大増発されるなど、華やかな改正でした。上野-青森間は583系になった「はつかり」がおよそ8時間で結んでいました。

 583系や485系といった現在もなお残っている国鉄型特急電車はこの頃に登場したものですね。昭和20年代末から開発が始まった交流区間用の電車もこの頃になると周波数ごとに形式を分ける必要もなくなり、決定版的な車種が続々登場してきます。多数の形式が登場した交流機関車もED75・ED76あたりが決定版として以後大量に増備されることになります。

 国鉄が輝いていた時代の最後を飾るダイヤ改正になってしまいましたが、「名車」と呼べるものもたくさん生まれました。「よんさんとう」をキーワードにするとすれば、次は何を出してくるのでしょう?

 この時代、模型の方はNゲージはまだ出はじめで車種も少なく、HO(16番)が主役でした。カツミ・エンドウあたりはその中でも中心的存在で、当時最新型だったこれらの特急電車から国電に至るまで様々な車両を発売していました。今と違って車体はドアまで一体プレス、全体にあっさりとした構成でしたが、当時の少年ファンを魅了するのには十分な魅力を持っていました。今ここで、当時発売されていた車両群をリニューアルして発売すれば、国鉄への郷愁とともに、大人になった当時の少年ファンを再度狂喜乱舞させることが出来ると思います。鉄道模型は子供のおもちゃではないということで値段も高く、そうそう買ってもらえるものではない、ということで、少しずつ、少しずつ揃えるような楽しみ方をしていたんですね。それが何十年も続く息の長い趣味へとつながって行ったのです。

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コメント

げんたさま
 コメント有難うございます。九州方面のELを結構ストックされているのですね。カツミのELは現行版のED70あたりから内容が格段によくなったんですね。ED76も1両作りましたが、なかなか組みやすく、それでいてプロポーションも良くかつディテールも現代水準を満足させている好製品ですね。
 国鉄時代、客車というのは全国共通のような感じでしたが、実際に乗ってみると東北と山陰ではかなり違った雰囲気でした。機関車の違い?乗っている人の方言の違い?窓の外を流れる風景の違い?何がそうさせるのか分かりませんでしたが。
 JRになってからはコストダウン一本槍という感じで、列車の旅の風情というものが急速に失せて来ていますが、模型の世界では、そんな旅人の思いの詰まった列車を再現することも出来ますね。

投稿: さがみ | 2008年1月 8日 (火) 18時10分

おお、順調にすすんでおられますね。
他の方の工作を拝見するのは本当に良い刺激になります。私も購入してから箱すら開けていないカツミのED72、74、76を作ってみたい衝動に駆られています。
ただ、あまりあっちこっちに手を広げると中途半端になってしまう恐れがあるので、今の工作が終わってからと自分に言い聞かせているところです。
って言いながら新たなキットが増えているんですけどね・・・。

まだお体のほうも本調子ではないと思うので、くれぐれも御自愛ください。
パーツ集めでも御尽力いただき感謝しております。
本年も宜しくお願い致します。

投稿: げんた | 2008年1月 8日 (火) 11時48分

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