【カツミのED75】屋上機器の取り付け
使い慣れたハンダゴテになって作業もしやすくなったので、今夜はかなりねばってしまいました。続いては屋上の大きなパーツの取り付けです。屋上機器は、碍子が挽物、碍子の台がプレス+エッチング、、断路器や排風ダクトなどはロストワックスです。韓国製の模型ではディテールは何でもロストワックスにする傾向がありますが、ロストが万能というわけでもありません。適材適所ということでパーツの工法が使い分けられているのが国産品らしいところです。
ロストワックスは鋳物の塊ですからどうしても熱を食いますし、鋳造時のワックスが残っていることがあるのでワイヤーブラシでこすって落としておかないとハンダがつきにくいことがあります。
鋳物ということで、溶かした真鍮を流し込むわけですが、流し込み口の部分が尻尾のように残っています。
プラキットの「ゲート」と同じようなものですが、きちんと切断して切り口をきれいに仕上げておかないと取り付けられないことがあります。プラパーツと違って修正には時間がかかりますから、ハンダゴテの電源を入れる前に1ブロック分のパーツを仕上げておくのが良いかと思います、
しばらく前まで、ELのこうしたパーツはダイキャストやソフトメタルが多かったのですが、やはりロストのほうがディテールがきれいですし、ハンダ付けができるので脱落の心配もありません。この部分のダクトが左右に分かれているので、50~84号機であることがわかります。
屋根の上も少しずつ賑やかになってきました。プラキットと違って車体に付くディテールはすべて別付けということで、相当な手間がかかりますが、出来上がればやはり一体モールドにはないリアルな立体感が出るものです。
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