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2007年12月 5日 (水)

103系は・・・?

   間もなく店舗の方も再開しますが、そういえば山手線の103系、途中で止まっていましたね。比較と言う事で、カツミの103系も用意してありますが、この2つはまた店の方でやることにしたいと思います。京浜線の方は、クモハが先頭ということで山手とは趣の異なる編成になります。クモハが先頭だった頃はまだ非冷房だったので、キットの方は非冷房化しなければなりません。基本的なイメージは下の写真のような感じです。

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 この写真は1975年の秋に王子駅付近で撮影したものですが、当時103系は水のような存在でしたし、国鉄と言うのは全国どこでもおなじような車両が走っていると言う事もあって、まじめに撮影していなかったんですね。

 同じ場所で撮ったもの、こんなのもあります。今思えば、実にもったいないなあ、という感じですが・・・。

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 東北本線を行くEF58です。宇都宮や高崎にいた58は電気暖房が取り付けられてはいたものの、特に側面のフィルターが原型のままのものが多く、形態的には東海道筋のものより美しかったのですが、この頃はまだEF57が健在で、58は人気がありませんでした。その57なんかもいい加減に写していましたから、こんな曇りの日では周囲に溶け込んで何が何だかさっぱりわからない写真になっています。

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 客車の普通列車は東北線の他、信越線経由で直江津の方に抜ける列車の設定もありました。上越線の長岡行きはクモニ83とクモユ141を連結した115系の8両だったと記憶しています。

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 もったいないと言えば、これなんかもそうですね。サボに「上野-水上」とありますから、急行「ゆけむり」かな?下り向きがクハなのは横軽対策車だからです。他にも、数ある特急列車、旧型電機の長い貨物など、ネタは豊富だったのですが、殆ど撮影せずに眺めただけでした。そういえば、カツミから、ここを走っていた181系の「あさま」なんかも出ました。食堂のない8両編成で、ここを通る特急の中では最もしょぼかったものです。

 今はネットに古い写真などもたくさん出ていますので、模型の資料集めもずいぶんラクになりましたが、それにしても、残念なことをしたものです。

 今やっているED75にしても、この機関車の列車には何度となく乗っているのに殆ど写真を撮っていません。主な駅であれだけあった停車時間に何をしていたかと言えば、立ち食いソバを食べたり駅弁を買ったり、良くて、売店で買った缶ビールを片手に機関車を眺めたり、と言う感じでした。でも、客車に乗るといつも機関車の次の車両の一番前の席に座ったものです。窓を開ければ機関車が良く見えるし、音も良く聞こえるということで。客車列車に乗って遠くへ行く時は完全に「旅人モード」になっていたのかもしれません。

 103系だって、東京に住んでいれば、日常のものであると同時に、旅行の時だって最初と最後は必ずこれだったわけですから、旅人の目線で見た103系という作り方もあるのかもしれませんね。

 ここへ来て、そんな時代の主役たちが続々とブラスモデルで出てきます。

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