久々の街歩き
半年近くも入院してしまいましたので、今は再開に備えて積極的に外を歩いて、環境に慣れるようにしています。最初倒れた時は歩くどころか起き上がることも出来なくなってしまったのですが、その後かなりハードなリハビリ訓練を経て、こうしてまた街の中を自由に歩けるようになりました。
まだ試運転中だった9000形もこうして普通に営業していますし、京浜東北線の車庫にはE233系がいたりと、だいぶ様子が変わっていて、管理人は「浦島太郎」のような心境でした。
今日はパソコン関連の消耗品を買いに秋葉原へ出かけましたが、久しぶりなので大手量販店の鉄道模型コーナーも見てきました。正直な話、どこももうそれほど力が入っているとは思えない感じになっていました。原価すれすれの不毛の安売り合戦になっている現状からすれば、商材としての魅力はもうないと考えているのかも知れません。もともと鉄道模型は単価も高いですし、走らせたり、飾ったり、工作したりとさまざまな楽しみ方があるわけですから、毎月たくさん新製品が出たとしても全部買うと言う人はそんなにいないはずです。
パソコンの消耗品と同じように、鉄道模型のような商品を大量仕入れで安く売ろうとしても自ずと限界があると思います。ユーザーも安売り店がたくさん出来たために、結果としてメーカーのペースで次々に休むことなく新製品を買わされる格好になってしまったことに疲れているのかもしれません。
趣味の商品と言うのは本来「癒しのツ-ル」だと思います。特に、現代のようにストレスの溜まる時代にあっては、その存在意義もひときわ大きいものがあると言えるでしょう。やはりここは原点回帰ということでマイペースで楽しんでいただくのが一番良いのかな、と思ったりします。「復活さがみ」の方向付けと言う事も含めて、いろいろ考えさせられた1日でした。
| 固定リンク
コメント