【カツミのED75】台車が来ました。
カツミのHPに予告されていたロストのDT129出ています。台車だけで17800円とは結構なお値段ですが、このED75は完成したら店のレイアウトで走らせて、最近の若い方があまり知らない16番ブラスの機関車の走りを見ていただくとともに、走らないときはショウケースにディスプレイしておくつもりです。ですから、ディスプレイしたときの重厚感と走行を両立させなければなりません。
今日は気分を変えて、早速届いた台車の組立にかかりました。車体の方も塗装する前に一旦台車を履かせて水平などをチェックする必要があります。
ロストワックスといっても韓国製品のようにいくつもの原型を組み合わせて全体を一発で鋳造しているわけではありません。キット形式ですからハンダ付けで組み立てる必要があります。ロストパーツの常で湯口が残っていますから、まずこれを切断して切り口を処理してから組立にかかります。
パーツ構成は上の絵の通りですが、枕バネはダミーながら本物のスプリングを入れるようになっています。ロスト同士のハンダ付けが多くくっ付きにくいと思いますが、セオリー通り接合面を予め磨いておくと作業が気持ちよく進みます。
取りあえず今日は一番上の写真のように揺れ枕、ブレーキ引き棒、引張棒あたりまで取り付けました。各パーツの位置決めが非常にやりやすいのは車体と同じです。
この台車の良い点は、真鍮製なのでハンダ付けが出来ることですが、特に台車に付く乗務員ステップなど、ダイキャストに接着ではどうしても場所と形状の関係から取れやすいので、その点も頭においておくと良いと思います。
台車だけで結構な部品数ですが、やはり手間を掛ければそれだけ見ごたえも出てくるものです。湯口削りなど、下ごしらえに時間がかかったので、この続きはまた明日以降にします。
| 固定リンク
コメント