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2006年6月 9日 (金)

【ジャンクのED75】塗装を剥がしました

 ジャンクのED75、昨夜続いて剥離作業を行いました。

Hakuri1

 外せるものを全て外した後、リムーバーと呼ばれる剥離剤をかけて落とします。この個体、塗装が焼付けでなかったのでだいぶ助かりましたが、この手のシリーズのもの、製造時期によって焼付け塗装のものもありますので要注意です。

 多少ラク出来たのですが、塗膜が古くなって固まっていること、機関車と言うことで凸凹の箇所が多く、やはり相当な量を使ってしまいました。リムーバーをケチるとカスが残ったりして、良い結果が出ません。焼付けでない場合、ラッカーシンナーに漬けるという方法もありますが、時間がかかるのと、剥がす力がやはりリムーバーより弱いこと、そして廃液処理の問題があります。最近売られているリムーバーは環境対策品ということで、水に流しても自然に分解する、と言うものが多いようです。以前売られていたものよりやや高いのですが、安心して使うことが出来ます。

 さて、色を落としたところで、機関車の車体をよく見てみましょう。レストアするに当たって、この製品はもともと運転本位の設計なので、スーパーディテールにせず、ほどほどにしておいた方が良い、と言う理由が見えてきます。

Hakuri2

 比較的最近のブラス製品のED75などと比べてはっきり違うのは、側面のエアフィルターが車体に直接エッチングで表現してある点。今の製品はカツミも含めて車体に一度エアフィルター部分の穴を開け、そこにフィルター部のよろい戸パーツを裏からハンダ付けする構成になっています。また、車体裾の台枠部分の段差もこの製品ではエッチングで凹ませてあるだけですが、最近の製品では裾の裏側に帯材を半田付けして表現しているものが殆どです。

 このED75が販売されていた時代、天賞堂のは高級品、カツミのものは運転向きの普及品と言われていたのは、こうした基本的な設計コンセプトの違いからきていたのです。もちろん、それによって価格にも明確な差があったわけですが。

 早い話、運転向きのあっさりした作りのものに過剰なディテールをつけてもかえってアンバランスになりますよ、と言う話なのです。ディテールがあっさりしていても全体のバランスが取れたものは良い模型だと思います。そんなことを念頭に置きながら、車体の改修を進めようと思います。

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コメント

突込隊長さま

 以前はアサヒペンのものを使っていましたが、今回はどこのだったか、あとで確認してみます。「ビーバートザン」というホームセンター(名前から想像できる通りで、箱根登山鉄道系列のローカルなホームセンターです)に売っていたものです。

 環境にやさしいことになっていますが、素手で扱うとピリピリするのは他のリムーバーと同じです。

投稿: さがみ | 2006年6月10日 (土) 09時15分

さがみ殿おはようございますであります。
今回もまた参考になる記事で助かるであります。
ところでリムーバーはどこの製品をお使いになられたでありますか?
環境対策品があるとは初耳なもので、是非知りたいであります。

投稿: 突込隊長 | 2006年6月10日 (土) 08時27分

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