仕上げの続きと試運転
ワ12000を店に持ち込みました。例によって錆色中心のウエザリングと、艶消しのフィニッシュです。
問題の黒ベースのデカール、ウエザリングの後艶消しコートを吹いても、ツムのクリアーベースのもののように浮き出すことはありませんでした。手抜き工作としては十分合格だと思います。
軸受にセラミックグリスを噛ませ、カプラーポケットにはグリーセムを吹き込んで試運転です。
国鉄時代には当たり前だった、いろいろな貨車が連結された列車の中にさりげなく「ワ」が入っている設定です。
ツム1000とワム90000の間に挟んでみましたが、同じ黒い有蓋車なのに思い切り存在感を発揮してくれます。かなり小さい「ワ」の存在感の表現は出来たと思います。
これは黒地デカールのワと通常のクリアーベースのツム(右)の比較です。いずれもキット付属のものですがワでは、かなり改善されていることが分かります。
相変わらず転がりの悪さは天下一品で、ハンプで転がしても目的の列車に連結できずに止まってしまうでしょう。転がりに関してはいくつかのヒントをいただいているので、追って実験するつもりです。そのために、ブレーキの引き棒はシルエットが再現できるレベルに留めて、軸受にはつないでいません。軸受を再度抜く可能性があるからです。
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