ひとまず、ですがついに完成!
退院後の手のリハビリ用として始まった、カツミの初期型103系、5年の歳月を経て、ついに京浜東北線の10両フル編成として完成しました。気に入らない個所の手直しが残っているので、ひとまず完成というところですが。
前回の10両試運転の時に取り付けられていなかった、2両目のクモハにステップやワイパーを取り付けました。ワイパーは当時良く見かけた、車体色に塗られているものにして、雰囲気を出してみました。レタリングは、これまでと同様に「北モセ」(下十条電車区)のものとしました。方向幕は、キット添付のものが冷改車の紺色文字だったので、複合プリンターで黒文字のものを作成して取り付けました。実際には、フォントも違うのですが気にならないレベルです。
走行については、10両試運転の時にあった小さな問題点もほぼ解決して、実車同様の6M4T編成で快調に走ります。非冷房車ということで、乗務員室仕切りの真ん中の窓をくり抜いたのは、かなり有効であることが分かります。運転士を乗せたいところ(タミヤの戦車プラモに洗脳されているのかな・・・あれは人形の使い方、上手ですね)ですが、山手と違って、7+3の分割編成なのでこれは考え中です。
当初3両で止めるつもりだったので、サハ車がKSのキットベース(カツミのキット、サハ車が真っ先に売り切れたので・・・)ですが、ほぼ違和感なく混ぜ込むのに成功したと思っています。
店レイアウトも、そんなに広くないので、通常は7と3に分割した状態でのデモ走行になると思います。103系が投入された頃の下十条電車区の事情に何となく似ています。
ブラス製電車キットの製作事例として活用して行きたいと思います。手のリハビリテーションとしても絶大な効果があったのは間違いありません。気に入らない部分も、手のさらなる回復に合わせてグレードアップして行きたいところです。
編成モノというのは、まとめてやった方が効率が良い、とよく言われますが、反面同じことばかりになるので飽きますね。作業も雑になります。なので、管理人は1両単位で作業しました。間に関係のないものなども入れたりしたのですが。これも一つの方法だと思います。
鉄道模型というのは、よく言われる通り一生モノの趣味ですし、リハビリもまた、という感じです。小学校の校長先生が、ことあるごとに言っていた、「継続は力なり」を実感しています。
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