2019年9月 8日 (日)

尾灯改修の続き

 取りあえず光源をチップLED方式に更新したオユ10の続きです。車内への光漏れが多いのと、左右が均等に光っていないのを手直ししました。

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 光漏れは、台所で隙間にゴキブリが入らないように使うアルミテープを切って、光源の周りに貼って遮光します。アルミ製なので遮光性は抜群です。

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 左右の明るさが不均等だったのは、LEDの発光面がきちんと後ろを向いていないのが原因でした。この2点を手直しした結果、こんな感じになりました。

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 客車列車の後ろ姿、やはり赤い尾灯が大きな要素ですね。車内への光漏れがなくなって、印象が良くなりました。そもそもフェニックスブランドの車体キットベースなので、ライト類の点灯は全く考慮されていなかったのですが、最近はいろいろなものが出ているので、簡単に実感的な点灯を実現することが出来ます。

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 そうなるとELの前照灯、シールドビームのものはもっと明るくしたくなります。

 店レイアウトのデモ車両、経年10年以上のものが多く、特に照明関係が陳腐化していますので、使用事例サンプルの意味も込めて、順次新しいものに更新していこうと思います。

 

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2018年12月23日 (日)

屋根のついでに

 引き続き十数年前に制作したオユ10の屋根修繕を行います。分解ついでに尾灯をチップLED方式に改めました。

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 この車は十数年前に製作したものですが、今回の修繕で尾灯が明るく光るようになりました。 これで客車列車の後ろ姿は、一気に向上しそうです。尾灯を交換して点灯状態も明るくなりました。試行錯誤の末、点灯を考慮していない客車キットベースの郵便車、ついにイメージ通りの姿になりました。製作当時、このようなチップLEDを使用した部品はありませんでしたが、十数年の間に模型の部品も進化したものだということを実感しました。真鍮製モデルは、このように自由に部品を組み替えられるので、時間を超えて楽しめるのがポイントですね。

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2018年12月20日 (木)

屋根の塗装更新

 東日本大震災で転覆したりなどで屋根の塗装傷みが目立っていたのですが、今回修繕することにしました。取りあえず下地処理を行って銀を吹きます。これだけだといかにも塗りたてというテカテカな色合いになるので、つや消しを吹いて落ち着かせました。銀塗装の屋根は、程なくして艶がなくなってグレーっぽくなっていましたから。

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 足回りにそれほど汚しを入れていないので、バランスから行けばこのままでも良さそうです。検査からそれほど経っていないイメージで。

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 客車列車では、1両くらいは妙にきれいなのが混ざっていた方が実感的かもしれません。

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2018年12月16日 (日)

オユ10の更新を行います

 店レイアウトに投入して10年以上経つオユ10ですが、割と使う機会が多く、東日本大震災では転覆したりしていますので、特に屋根回りの傷みが目立って来ました。

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 ここで更新工事を行うことにします。屋根の修繕がメインになりますが、ついでに日光の台車がメタル入りになっていれば、それに取り換えて走行と集電性能の向上を図りたいところですね、尾灯もレンズの工夫などしていますが、今回は例のモデルシーダーのチップLEDの尾灯に交換しようと思います。これで尾灯の明るさは文句なしになるはずです。

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 割と軽めの作業で行けそうなので、店で開いている時間を使ってやることにします。

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2010年9月19日 (日)

ようやく水タンクが付きました

 「エコーモデル22年ぶりのカタログ」と称する雑誌が本屋さんに出回っていますね。新パーツが続々追加されて、時々製品リストも来ていたのですが、何せ文字だけなのでどんな形態なのかさっぱり分からず困っていたのですが、今回のカタログ本で、新製品も一通りイラストが出ました。

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 レイアウトにいるオユ10の水タンクも、旧カタログにはなく、2004年頃の製品リストには載っているのですが、形状がはっきりしないので手を出せないでいました。

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 今回形状が判明したので取ってみました。この手のパーツは、品名だけで判断して発注をかけて、届いたものがイレギュラーなタイプだったりすると、確実にデッドストックになりますから要注意です。

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 さっそくブランクにしてあった部分に取り付けました。極めてあっさりとした造りですが、走行中に横から眺めたときのスカスカ感がなくなって印象がよくなりました。

 あのカタログ本は雑誌の扱いなので、しばらくすると店頭から消えると思われるので、エコーパーツをお使いの方は早めに押さえておいた方が良いかもしれませんね。

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2009年4月18日 (土)

オユ10 改修工事

 退院まもなく手をつけたオユ10の改修を行いました。何しろリハビリ病院から脱出して程なく製作をしたものだけに手直しはあって当たり前です。

 今日は列車のしんがりを勤めるオユ10の手直しを行いました。その後に発見した新しいテールレンズに交換するのがメインです。マニ36の記事でもご紹介しているようにレンズ付きテールケースに入っているレンズは形状が異なっていて、導光の具合がなかなか良い感じです。スイッチの交換ついでに一緒に作業しました。

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 基本的な構造はそのままですが、以前に比べてかなり明るくなりました。レンズの形状を比較して見ると、従来のフジ系指定パーツはこんな形です。オユもこれを使っていました。

Kyurenzu

 ライトケースにただつっと刺すだけです。

Shinrenzu

 こちらはマニ36以降採用しているもので、先端部がキノコの笠のようになっています。これだけでずいぶん違います。

 列車のしんがりを勤める郵便車、妻面には窓が全くありませんから、尾灯の点灯具合と言うのは大事な要素です。

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 経年の割に、早々にボロボロになった軽量客車のイメージも加味したウエザリングを施しました。でもやっぱり、列車の一端に「ユ」や「ニ」が連結されていたのが長距離列車のステイタスですね。例え鈍行であったとしても。

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 決して華やかさはなかったけれど、北への夢を乗せて走った鈍行列車は、既製品で発売されることなどありません。でも、手を動かすことで、そんな列車が手元に蘇ってくるのです。 少しずつあのイメージに近付いて行きます。

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2008年9月13日 (土)

その後の郵便車

例のオユ10、だいぶ走りこませたので、点灯状態も安定してきました。

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 大きな〒マークとともに列車最後部を引き締めています。そう、これはいつしかもう20年も前になってしまったあの時代の東北線の普通列車そのものではないですか・・・。

 模型の楽しみ方は新製品をカレンダーと睨めっこしながら追いかけるだけではありません。たまには郵便車1両に1ヶ月以上の時間をかけてまったりと製作するのも良いものです。趣味の時間なのですから、時間の流れが止まったような使い方で良いのです。

 作業を進めていくうちに、あの当時の様々な情景が脳裏をよぎっていくと思います。そんな一見無駄と思われる作業が人の心をリフレッシュしてくれるものです。今はどうも軽視されているような、そんな楽しみ方を大事にしたいと思います。

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2008年8月30日 (土)

レイアウトに帰ってきました

 電気暖房のジャンパケーブルの追加、「〒」マークの変更などの手直しをしたオユ10がレイアウトに戻ってきました。

Oyu10

 些細な手直しですが、こうして列車に連結してみるとずいぶん印象が違って見えるものです。殆ど自己満足の世界ですが、本来模型というのは自己満足を求めるものだったと思います。今はメーカー完成品万能みたいな風潮がありますが、決してそうではない、という提案に使って行きたいと思います。

 しかし、昨日もまた夜になったら雷雨。もういい加減にしてくれ!と言いたくなります。塗装がらみの作業で抱えているのがいくつかありますので。

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2008年8月28日 (木)

後姿追加工

 あまり目立ちませんが、電気暖房の栓受けに真鍮線でジャンパケーブルを作ってつけてみました。

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 見る角度によってはちらりと、という感じですが、一番後ろに来ることも多い車輌ですので、見かけ以上の効果がありそうです。

 急行列車の方は、またしても雨に阻まれて塗装まで行けませんでした。今年は異常に雷が多いですが、こうも多いと作業の意欲まで湿ってきてしまいます。こちらは、この先の作業はまた来週です。

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2008年8月26日 (火)

手直し

 一応全体の形が出来て、試運転まで進んだオユ10ですが、何かちょっと違う感じです。いろいろな資料写真を見ながら検討してみると、側面窓の「〒」マークが小さいようでした。実際には窓ガラスいっぱいに描かれていて、縁を残さず断ち切りと言う感じになっています。エコーの窓ガラスには2種類入っていますが、大きい方を使わなければならなかったわけです。

Mark

 さっそく張り替えてみました。

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 そういえば「〒」マークのガラスのところにも保護棒があって、明かりがつくとすりガラスの向こうにぼんやり浮かび上がっていたことを思い出しました。 ついでなのでこの部分にも保護棒を追加しておきます。点灯してみると、見事にあのイメージになりました。昔の客車の鈍行は、主な駅では20分、30分の長時間停車はざらで、弁当や飲み物を買ったりするだけでは持て余してしまうので、ホームに下りて機関車を眺めたり、郵便車や荷物車の中を覗いてみたりして時間を潰していました。特に写真なども撮ってはいないのですが、こうしていじっていると結構いろいろなことを思い出すものです。

Oyu10zentai

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 全体を見たときの印象もずいぶん変わりました。さあ、こうなるとやはり車内に郵便局員のフィギアや郵袋といった小物を載せたくなりますが、そんなものはどこからも出ていませんね。区分棚のパーツは走行中でもちらりと見えて意外に効果的でした。

Kubun

 プラのはめ込み窓ではどうしても平滑度が低く、かつ肉厚があるため、すっきりは見えないものですが、透明の薄い塩ビを張ってあるだけの単純な構造のブラス製のものの場合、きれいに見えます。ブラスの客車では従来内装はあまり注意を払われていないフシもありましたが、Nゲージと同じ発想で作られたプラ製品が増えてきましたから、 使えそうなパーツをどんどん取り込んで行くとまた新しい展開ができると思います。

 このあとは、塗装の吹き込みなどの修正や小パーツの取り付けを行って、完成させたいと思います。

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