2010年9月 4日 (土)

昨日の続き

 昨日に続いて、NゲージのED75です。今回は、検査からまだあまり日が経っていない、割合きれいな機関車をイメージしてみます。従って、車体の色には手を入れず、足回りを軽く汚しておきます。

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 制輪子の鉄粉をイメージしたレッドブラウンをエアブラシでごくごく控えめに吹いておきます。

 機関車というのは、1両ずつ管理されているので、個体ごとのコンディションのばらつきは大きく、特に褪色しやすい赤で塗られた交流機では、重連になると、同じ色のはずなのになんでこんなに違うの?という感じのものを良く見かけました。

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 さっそくレイアウトで試運転です。 まだらの重連を客車に連結します。

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  確かにこんな感じだったですね。16番と同様のデカパンタの75重連が出来ました。

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 客車も軽く手を入れてありますから、列車全体として見ても落ち着いた感じです。そもそもこの列車は、Nゲージのレイアウトにデモ走行、あるいはお試し用のものがないのか?という声から始まったものなのですが、既製品の列車をそのまま1本用意するのでは面白くありませんから、16番と同じような感覚で手を加えたものを用意することにしたのです。初心者の方に、鉄道模型というのは、ただ買って来て走らせるだけのものではありませんよ。買ってきたものをただつないだだけのとは、全く違いますね。手を加えることで、模型は一段とリアルになります、ということもアピールしているのです。ではどうすればよいのか?とか、次のステップに話が広がって行きますね。

Ressha

 というわけで店レイアウト、ED75の列車まるごと「親子」状態で揃うことになりました。同じネタを両方のスケールでやった場合、どんな違いがあるのか、とかいろいろ比べていただけるかと思います。

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TOMIX ED75-1000前期形をいじってみました

 TOMIXからNゲージのED75-1000前期タイプが発売になりました。Nゲージも今ではこうした番台区分にもこだわるようになっています。電気機関車の中で、管理人が最もお世話になった形式だけに、スケールを問わず出てくると気になるものです。で、Nゲージファンの参考になるように早速いじってみました。下手糞ですが、普段Nスケールをいじっていませんし、でも、製品状態よりは数段雰囲気になった、と自己満足しているもの、としてご覧くださいね。

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 これが箱から出したままの状態です。別途ユーザー取り付けの部品があって、その部分には取り付け穴が開いています。貸しレイアウトを覗くと、このままの状態で走らせている人が多いのに驚きます。

 この機関車では、ホイッスルカバーと信号炎管、正面の誘導員手すり、ナンバーとメーカーズプレートがユーザー取り付けです。ナンバーがブロックナンバー風のプレート式になっていますが、このグループは切り抜き文字なので、TOMIX得意のベース付転写シートの方が良かった気がします。全体のプロポーションはまずまずなので、早速手を加えます。

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 先ずは、添付パーツを取り付けます。説明書の上ではこれで「完成」ですが、どうも本物のED75とは違います。原因を突き詰めていくと、模型では一番目立つ屋上の高圧配管が銀色一色で成型されていることにあります。

 しかし、この関係の部品は破損防止を意識して、軟質の材料を使用していますから、単純に塗装してもぽろぽろ剥がれてしまいます。

Priimer

 そこで、このプライマーを缶から出して筆塗りします。スチロール系の材料と違って、侵されることも少ないようです。もちろん、やわらかい材料なので、ぐにゃぐにゃ曲げれば剥がれますが、普通の状態であればかなり定着します。

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 プライマーが乾いたら面相筆で各部に色を入れます。軟らかいがために高圧配管が弛み気味なのが気になります。高圧配管は銅が酸化した感じということで、茶色系の色を使ってみました。

 下回りは成型色なので、プラスティッキーな不自然な光沢があります。とりあえず艶消しクリアーを吹いて落ち着かせました。

 パンタは、一旦取り外して、プライマーを吹き付けた後、全体を銀色に塗ります。現在と違って、ステンレスのパンタ枠ではありませんから、実物は銀色で塗装されていたのです。金属地肌のシルバーとは明らかに違っていました。

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 ウエザリングはまだですが、管理人に言わせれば、これで初めて「完成」ですね。ある意味、プラモデルの組立に近い感覚です。あとはカスタマイズです。16番の同じネタと並べてみました。Nか16番か、というのはスケールの違いだけです。同じ模型なのですから、同じようなスタンスで取り組んでみると、意外に面白い発見があるかもしれません。

 完成品というものは、万人向けに仕上げなければならないのと、価格の制約から、どうしても不満な部分が残ります。それをどうやって潰していくか、というのも模型の楽しみ方ですね。

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2010年4月 1日 (木)

Nゲージ重連試運転

 細部の色入れが終わったP形に700番台を連結して重連のテストです。

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 多少ギクシャクするものの、脱線などの致命的な問題はありませんでした。電流計を見ると、0.3Aくらいです。Nゲージも進化したものです。

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 ここまで来ると、巨大カプラーによる連結間隔がいかにも惜しいですね。

Demo

 Nゲージのデモ列車は、結局16番と似たようなものになりましたが、スケールの違いによる特性などを見ていただければ、と思います。

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2010年3月22日 (月)

ウエザリングで活き活きと

 NゲージのED75の続きです。細部に色が入ったらウエザリングを行います。東北地方の機関車は、雪の中を走る期間が長いせいか、車体はカサカサのつや消し、色もピンクっぽく褪せているものが多かったですね。そんなイメージを表現してみました。

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 まず、車体全体につや消しクリアーを吹きます。手抜き工事ですから、窓ガラスをマスキングテープでふさいで、そのままの状態で行いました。次に薄く溶いたレッドブラウンをエアブラシで吹いて、ブレーキシューの汚れを表現しました。たったこれだけの作業ですが、製品状態とはまったく違った印象になりました。

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 16番の75と同じ考え方で仕上げてみました。

Oyako

 このくらい色の差があるもの同士の重連とかありましたね。

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2010年3月21日 (日)

NゲージED75をカッコ良く!

 終焉が近づくED75ですが、TOMIXからダイヤ改正に合わせたようにED75-1000番台の国鉄色が発売されました。1026~の後期タイプということで、現存する最後の国鉄色1039が再現できるというのがミソですが、東北地方の交流電化区間の主力として、長らく活躍したED75の引退に際して、新たに全面的に作り直して見栄え、走行とも現代水準になったというのが大きなセールスポイントです。ディテール再現は緻密で、走行についてもNゲージ特有の「ジージー」というノイズが殆どありません。フライホイールの効果で、走行も非常に滑らかです。

 そのED75ですが、Nゲージというジャンルにおける売価設定の関係で、簡略化せざるを得ない部分もあるわけですが、そんな気になる部分をいじってみました。テーマは16番のED75と同様に、管理人がお世話になったED75の印象の再現、ということになるでしょうか。今日はそのパート1です。

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 まず、説明書にある別付けパーツを取り付けます。次に、パンタグラフを取り外します。パンタグラフは軟質プラと金属パーツの組み合わせで、見た目がよろしくありません。しかも両方とも塗料が乗りにくい材質です。実物は全体がシルバーの塗装なので、メタルプライマーを吹いてからシルバーを吹き付けました。

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 乾燥したら、4本の取り付け部分の碍子と空気碍管を面相筆で白く塗ります。

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 屋上機器は銀、碍子は白、導線は茶色(10円玉が錆びると茶色ですね。この導線も銅で出来ているので)を筆塗りします。全部出来たらパンタグラフを元通り取り付けます。

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 俄然75らしくなってきました。ものの30分くらいの作業ですね。

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 製品状態との比較です。これだけでもずいぶん印象が変わるものです。

 次回は、軽くウエザリングを施して、生きている75の再現をやってみます。

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