2018年5月21日 (月)

自由形ED58にPS14を載せてみると・・・

 ED58の改造もまとめ段階です。パンタグラフを取り付けます。元々付いていたのは、オールプレス抜きの簡易版PS16でした。58と言えば大柄なPS14が載っていましたから、この辺でも58のイメージをスポイルしていたように思います。

 そこで、天賞堂のPS14を載せてみることにしました。現在手に入るPS14は、IMON製品が思い浮かびますが、繊細過ぎて自由形には不似合いであろうということで、やや設計が古く線も太めのこの製品をチョイスしました。最近あまり見かけませんが、仕入れ先に聞いたら、「定期的に作っているわけではないが、絶版の宣告もされていない」ということでした。確かに最近の天賞堂は、中国製のプラやダイキャストが中心ですが、ブラスベーシックを止めたとは言ってないですね・・・。

583

 早速取り付けてみます。取付位置は、元のパンタの中心に合わせてみました。何しろ取付は中心のビス1本で、碍子はダミーですから簡単に出来てしまいます。全長が短いので収まり切れない危険があったのですが、きれいにまとまりました。

581

 いろいろ弄りましたが、PS14が載ると一層58らしくなります。

582

 横から見ても無理な感じがなかったのでやれやれです。

 後は、ナンバーや尾灯のレンズといったところですが、並行して行っている動作テストでは、思いがけないトラブルも発生しています。最新のモデルシーダーのLEDライトモジュールを入れているのですが、旧型のオープンタイプのモーターということで、極細のLEDからのリード線をモーターが巻きこんでしまうトラブルが発生しました。基盤も極小なのですが、モーターの真上に設置すると、モーターが巨大なので当たってしまったりなどいろいろ出て来ます。かなり無茶苦茶な改造なのも確かですが、走行メインの自由形なので、この辺りはもう少し時間をかけて問題点を洗い出す必要がありそうです。

| | コメント (4)

2018年5月16日 (水)

ED58 ライトのLED化

 ED58、続いてライトのLED化を行いました。この自由形ELが売られていた時代は、ライトが点くというのが一つのステータスでした。米粒球がライトケースに直に挿入されているというものでしたが、ライトが点灯するだけで、カッコイイなあと思ったものです。現代に自由形というものがあったとしたら、もっと明るく光って欲しいし、尾灯も点かないかなとか思うはずです。Nゲージでも今は点くんですから。

 ギミックを最優先するべき自由形ですから、弄りついでにライトをLED化し、併せて尾灯も点灯するようにしました。当店で取り扱うことになったモデルシーダー製ライトモジュールのGタイプを使用します。

580

 モジュール基盤もLEDも極小なので、小さな自由形ELでも余裕で取り付けられます。LEDは電球と違って熱を殆ど持たないので、クリアーのゴム系接着剤で貼り付けてしまいます。

 点灯テストです。

581

 カトーのNゲージ用パワーパック、目盛り半分くらいですが、かなり明るいです。ライトケースにレンズを入れたので、光が均等に散ってなかなか良い感じです。

582

 こちらは尾灯です。まだレンズを入れていませんが、これもまた明るく光ります。定電流ダイオード使用ということで、速度によってあまり明るさが変わらないのも特徴です。

583

 車体内部関係は、これで一通りできたので床と車体をネジ止めします。昔の製品は真鍮製のマイナス頭のビスを使っていたりして、着脱の際に車体を傷付ける恐れがあるので、ビスはエコーの「細密ビス」に取り換えておきます。

 あとは、ナンバーや尾灯レンズを入れて、パンタを載せ、連結器を取り付ければ完成です。より元ネタのEF58に見えるようにする、というところから始まっていますが、自由形に要求されるギミックも併せて現代化されます。手持ち部品で切れているものもあるので、この続きは次週です。

| | コメント (3)

2018年5月15日 (火)

ED58そろそろまとめです

 古の自由型EL、カツミのED58をもう少しEF58っぽく見えるように出来ないか、?ということで始まったこの加工、そろそろまとめに入ります。

581

 先ずは、自由形では必ず入っていなかった窓ガラスを入れます。窓が反射するようになって、これだけでもぐっと印象が良くなります。米粒電球が直接押し込まれていたヘッドライトにもレンズを入れますが、スケール機ではないので、ストックのKSモデルのレンズから現物合わせでぴったり合うものを探して入れました。光源については、今回当店で扱うことにしたモデルシーダーのものを入れることにします。自由形ですから、ギミックとして「明るいヘッドライト」というのは良いと思います。あの極小のLEDですから尾灯も難なく点灯できそうです。

582

 黒メッキだった台車も塗装して落ち着かせました。

583

 この機関車はED70を基本に設計されているので、B-Bタイプの足回りですから、スカートを外すと連結器が取り付けられません。スカートは活かさざるを得ないのですが、製品のグレーから黒に変更して、主台車枠のエンドビーム風にしてみました。何もないのも寂しいのでエアホースを追加しておきます。オーバーハングがないので、掴み棒は諦めです。連結器は、これまた自由形の特性を考慮して、自動連結・解放が出来るケイディーカップラーを取り付けようと思います。

 まだ小パーツや修正箇所が残っていますが、およそのイメージが見えて来ました。この機関車、実は結構EF58の特徴を捉えていたものだったというのは、管理人も気が付きませんでした。

 この後は、現代の自由形ならではのギミックを取り入れて完成させようと思います。

| | コメント (7)

2018年5月 9日 (水)

塗装の続き

 引き続きED58の塗装を進めます。

581

 反対側にもひげを入れます。マスキングしていて分かったのですが、この機関車の前頭部、前と後ろでは微妙に形が違っています。続いてHゴムに色を入れてみましたが、すべての窓でHゴムのプレス具合が違っていて、塗るのに苦労します。まだ未修正ですが、色差が一通りできたら、そういう癖を踏まえた修整をします。

582

 ホイッスルはロストワックス製なので磨き出しました。ドアの取っ手も洋白線を植えたので磨き出しです。

583

 未修整ですが、結構EF58っぽくなって来ました。

 自由形相手の気軽なイタズラに思えますが、やってみると元ネタのEF58を知らないとなかなかできないものです。

| | コメント (1)

2018年5月 8日 (火)

ED58塗装の続き

 EF58標準色にする作業の続きです。

581

 まず、反対側の正面にも警戒色を入れます。

 続いてヒゲを入れますが、かなりアバウトな車体形状なので、スケールのEF58用のヒゲパーツは使えないだろうと踏んで塗装で表現することにしました。

582

 取りあえず片側ですが、描き込んでみました。ノギスで寸法を測ってマスキングしようと思いましたが、測ってみると歪みなどもあって、窓の位置なども結構アバウトな感じです。がっちりまとめようとしても無理なので、フリーハンドのお絵かきのイメージで58に見えるように仕上げることにしました。強引な一発プレス絞りのボディーですが、半世紀も前のものということで、プレス機もコンピューター制御などなかった時代ですから、当然と言えば当然なわけですが。

 マスキングの要領は、これの応用です。→ http://www.greenmax.co.jp/Kit/GMkits03.htm

 面倒くさそうに見えますが、要領を覚えるとかなり複雑な塗装も修正なしで一発で仕上げられるようになります。

583

 まだ片側だけですが、床に被せてみると結構良い雰囲気です。これぞ、EF58の自由形、ED58だ!という感じです。

 製品状態で見るとあまりEF58っぽくないED58ですが、こうしていたずらしてみると、意外にも58の基本的なプロポーションを押さえていたことに気づきます。

| | コメント (3)

2018年5月 7日 (月)

ED58塗装の続き

 連休中はこまごまとした仕事が多くて止まっていた自由形ED58の続きです。この製品はEF58の中でも「ブルトレ色」と呼ばれるものをモチーフにしたものしかありませんでした。カツミの自由形ではEB45はかなりのカラーバリエーションがありましたし、EF61が元になっていると思われたED100では、ブルーの他に交流機をイメージしたと思われる赤も存在しました。ED58だったら、オリジナルのぶどう色、青大将、お召に様々な試験塗装など、ネタには困らなかったと思うのですが。

 今回は、これを最も一般的なブルーの警戒色入りにしてみます。先ずは片側で・・・。

581

 青一色になっていた車体にクリーム色を追加します。車体の裾部分を基準にマスキングすると、正面窓との関係が一致しないのは、強引な一発プレス製だからなのでしょうか。これが様々なカラバリ展開を妨げる要素だったのかも、と想像してみます。これは、不自然に見えないようにまとめることにして、深追いはしないこととします。

 でも、予想外に58らしい雰囲気になって来ました。正面窓はHゴムらしき表現があるので、これは最後に色差してみようと思います。正面のひげは、特急ロマンスカーSE車の要領で塗装で表現してみようと思います。

582

 全体を黒く塗った足回りに被せてみると、何気に雰囲気です。でも、自由形があんまりリアルになるのも気持ち悪いですが・・・。でも、このED58を警戒色入りのブルーに塗ったらどうなるのか、と思われていた方もいらっしゃると思うので、この後ひげまで描き込んでみます。

| | コメント (2)

2018年5月 2日 (水)

ベース色を塗ります

 パーツ取付が出来たED58、取りあえずベースのブルーを塗ります。

581

 車体がブリキなので、錆びないようにするためです。この後警戒色のクリームを塗りますが、スケール機ではないので、どのように塗ればらしくなるかが難しいところです。

 黒メッキだった台車とグレーだったエアタンクも黒く塗装してみましたが、足元が落ち着いた感じになりました。

 連休直前の入荷が多く、連休中の品物の出入りも活発なので、この先は連休明けです。

| | コメント (2)

2018年5月 1日 (火)

ED58ディテール追加終了

 連休突入前の週末ということで、入荷商品も多く、一時止まっていた半世紀前の自由形ED58をもう少しEF58っぽく出来ないか、という作業の続きです。ベースが質素な自由形なので、あまりゴテゴテ付けても逆効果なので、乗務員扉の取っ手を付けておしまいにします。

581

 ぬる~いプレス表現のドアなので、ロストのものを使うと思い切り浮いてしまいそうだったので、φ0.4の洋白線を植えてみました。単純な表現ですが、思いの外しっくりとまとまりました。

582

 全体で見ても取っ手が悪目立ちすることもなく、これは成功でしょう。

 この後は塗装です。正面にクリームの警戒色が入った、一般的なブルー塗装にします。

| | コメント (1)

2018年4月24日 (火)

ディテールの追加

 前回の尾灯に続いて、あった方が良いかなと思われるディテールを追加してみました。

582

 信号炎管、ホイッスル、避雷器といったところです。

581

 今風のソフトメタルやロストワックスの繊細なパーツですが、車体があまりにもアバウトな造りなので、バランスが取れずこれらのパーツが悪目立ちする格好になってしまいました。昔の挽物パーツならばもう少しバランスが取れたかも知れません。あとは乗務員扉の取っ手を付けようと思っていますが、これも昔風に真鍮線を植えるだけにしておいた方がカッコよくなりそうです。手すりや屋上に上る足掛けが付いているわけでもありませんし、自由形ですから、なるべくバランスよくカッコよく見せるというのがポイントになると思います。

 こうしてみると、この時代に自由形より1ランク上という設定だったカツミのED70旧製品なども、必ずしもロストのディテールに置き換えればカッコよくなるものではない、ということが分かります。

 実験的な意味合いもありますので、この後もらしくなるであろうと思われる方法で進行します。

| | コメント (5)

2018年4月23日 (月)

塗装を剥がしていよいよ本格的な改造へ

 是非使ってみたかった部品が届いたので、ED58改造の続きです。

581

 先ずは塗装を剥がします。この時代のカツミやエンドウ製品は、事務所のロッカーのような強固な焼付塗装のものが多く、簡単には剥がれません。これまでやってきた中で最も強力と思われるリムーバーを使用して剥がしました。剥がしてみると、車体は何とブリキ製です。この頃のカツミ・エンドウ製品、43系や20系客車、あるいは国電などのスケールモノにもブリキ製のものが存在しました。

582

 ライトケースは真鍮プレス製のベースに挽物の先端部を組み合わせた構成です。米粒球を直接入れていた時代の標準部品で、この頃はスケールモノでもライトレンズを入れるという考えはありませんでした。

 尾灯はプレスで押し出しただけの表現でした。

583

 他に車体に付いている別部品は、モニターとランボードくらいです。車体全体は強引な一発プレス絞りなのですが、それでも58っぽく見えるのはさすがに「プレスのエンドウ」製だからなのでしょうか。

584_2

 早速加工にかかります。正面の印象を決める重要な要素に尾灯があります。EF58も末期になると電車のような外バメテールになって、表情がずいぶん崩れてしまったものも多かったですね。側面のフィルターがビニロックフィルターでなく原型ですから、58全盛期のイメージで尾灯も原型のものにしてみます。

 プレス表現のものを削って、取付用の穴を開けます。プレス部分を削っているので、その部分の板厚が薄くなっていますから位置決めは極めて簡単です。

585

 少し前までは殆ど関心が示されなかった部分ですが、最近はいろいろなパーツが出ています。今回は右のものを使用してみました。

587

 取り付けてみると自由形なのに、妙にリアリティーが出て来ました。もちろん最後にレンズが入りますし、内側へ抜けているので点灯も可能です。

586

 取りあえずこんな感じになりました。仮に車体を床に被せていますが、スカートがない方が58ぽく見えるかな、と思ったりもします。自由形なので、難しく考えずに弄って行きます。

| | コメント (3)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

103系 | DD13 | ED71 | ED75 | ED75-1000 | ED76 | ED78 | EF64 | EF65-0番台 | EF71 | IMON 箱根登山モハ1 | KSモデルの103系 | LN15のテスト | NゲージED75 | おすすめサイト | お手軽リカバリー | お気楽工作 | つぼみ堂EF65動力更新 | よくある質問 | アクセサリー | アダチ 新ワラ1 | アダチのタム5000 | エンドウ 東急旧5000系モーター交換 | エンドウキハ52走行改善 | エンドウ小田急2200形 | オハ35戦前型 | オハ35戦後型 | オハ47 | オハ61 | オハフ33戦後型 | オハフ45 | オハフ61 | オハフ61-1000(3000) | オユ10 | カツミの103系 | カトーの16番12系 | キハ16 | キハ17 | キハ22 | キハ26 | キハ40-100前期形 | キハ58 | キハ58 800番台 | キハユニ15 | スハ33 | スハ33② | スハ40 | スハ43 | スハ43青 | スハフ42 | スユニ61 | タム5000 | ツム1000 | テム300 | ナハ11 | ニュース | パワトラ電車のMP化改造 | フジモデル客車キット組立詳解 | ホビーモデルのDD13 | マニ36 | マニ36 キノコ折妻 | マニ36 折妻車Ⅱ | マニ60 オハユニ61改造車 | マニ60(オハニ61改) | モリヤの103系 | モリヤの103系 総集編 | レイアウト | ワ12000 | 古い写真から | 古い天賞堂PFの動力更新 | 古の自由形ELの加工 | 商品案内 | 営業案内 | 大雄山線モハ51 | 天賞堂EF57更新 | 天賞堂電機のMP化改造 | 奄美屋ED77 | 季節の話題 | 完成品電車の加工 | 実車の話題 | 客車キットの話 | 小田急2200動力更新 | 小田急2400形 | 小田急デニ1300 | 旅行・地域 | 日記・コラム・つぶやき | 晩年の旧型客車急行を作る | 東日本大震災 | 流山電鉄モハ1101 | 登山電車低速化計画 | 相鉄 新6000系 | 色の研究 | 販促サンプル | 趣味 | 路面電車 | 運転を楽しく! | 鉄道模型入門 | 長野電鉄2000系 | 長電OSカー モーター交換 | 震災補充 オハ47