2009年4月11日 (土)

外装仕上げ

 モーターの交換によって、走行性能が向上したEF71、外装の仕上げとしてレタリングを入れました。買った時にも何か入っていたかと思いますが、ナンバーとエンド標記以外は貼っていませんでしたので、ここでくろま屋のEL用インレタを使用して細かい標記を入れました。

711

 運転整備重量100.8t、堂々の換算10.0、福島機関区の「福」、検査はもちろん「郡山工」ですね。

 福島で乗り換えると、東北線より一格落ちる61系主体の客車、25mレールと木の枕木が殆どの線路、峠の力餅をほお張りながら、78+71重連のモーター音とともに純日本的な田舎の景色を楽しむ客車列車の旅も、もう昔語りになってしまいました。初代山形新幹線400系が置き換えということで、時の流れを感じます。

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2009年4月 9日 (木)

モーターを換装しました。

 EF71、懸案のモーター交換を行いました。山形新幹線開通の頃のものですから、ギアボックスはTAではなく、ダイキャストの一体型です。1970年代から天賞堂のELで広く使用されました。車軸が固定されているのが泣きではありますが、非常に堅牢で中のギアの精度が高くノイズをあまり出しません。重量があって見かけの造り以上にレールへの粘着も良いようです。

 ただ、天賞堂の機関車は、時期によってモーターが頻繁に変更されているのが問題です。走りの質は、半分はモーターで決まります。先般モーター換装を行ったED78は、昔の鉄道模型では一般的だった中身がむき出しのMV-8でした。さすがに今の水準で見れば電気も食うし、速度の変化もイマイチ、と言う感じでしたから、エンドウのMPギアシステムで採用されているキャノンEN22に取り替えました。ギア比の関係で速度が若干MPと異なるものの、出だし、電圧変化に対する安定性など、MPシステムと同じくらいの成績を示しました。

 EF71は、基本的に重連が前提になりますから、そういうことであればこちらもモーターを載せかえることになります。

71douryoku

 車体をはずして見ると、フライホイール付きのコパルの缶モーターとライトスイッチ以外は殆ど78と変わっていないのにちょっとびっくりです。しかし、そうなると話は早いわけで、基本的に78の換装パターンを踏襲することになります。現在のモーターとジョイントを撤去し、モーターが床の中心に来るようにエンドウ#6301モーターホルダーA/Bを取り付けてEN22を載せます。ユニバーサルジョイントは、ギアボックス側がφ.4になりますので、2.4-2.0(品番#6503)を使用します。あとはMPギアと同様にジョイントを接続し、配線すれば完成します。

 早速試運転を行いました。

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 全速度域で完璧にシンクロしました。ということはこの両者20年くらい間が開いているわけですが、ギアボックスに関しては全くそのままだったんですね。

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 車体に関して言えば、凹みすぎのフィルターが71では良くなっているのが分かります。即行で切れる1.5V定電圧ヘッドライトは相変わらずで、既に切れていますから、後ほどこれも78同様、12V球に交換しようと思います。

 今日の成果は、堂々たる78+71の重連がイメージ通りに走るようになったことでしょうか。

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2009年4月 6日 (月)

峠の力餅

 奥羽本線は、福島を発車するとすぐに分水嶺の板谷峠にかかります。今では山形新幹線の電車が軽々と越えていきますが、かつては赤岩・板谷・峠・大沢の連続する4つのスイッチバックで山を越えていました。そこを走る機関車も古くはEタンクの4100・4110、戦後間もなく電化された後は、勾配用のEF16、EF64、交流切り替え後はEF71・ED78といった勾配線用の様々な形式が活躍してきました。

 サミットの峠駅は標高624m、ここでは「峠の力餅」というものが売られています。今は山形新幹線の車内にもあるようですが。

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 駅弁のような体裁で、ホームの立ち売りも駅弁屋さんスタイル、中学の頃ここを始めて鈍行で通った管理人は、「こんな山の中に駅弁?」と思ったのですが、求めてみると大福餅で、???と思ったものです。

 でも、スイッチバックの連続で越える険しい峠の道中で一休み、と言う風情が気に入っていました。中身の餡子がさっぱりしているのもポイントが高いですね。

 客車の鈍行もスイッチバックも消えて久しいですが、久しぶりにこれを口にすると、ED78やEF71がモーターの音も高らかに峠を越えていたシーンを思い出します。峠を越えれば、山形の純日本的な田舎の景色が広がる奥羽線の旅は、とても魅力的でした。そんな奥羽線も今ではロングシートの通勤電車。旅の楽しみはすっかり失せてしまいました。

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2009年4月 5日 (日)

EF71のウエザリング開始

 店レイアウトでデモ用に使用している機関車の加工を進めていますが、今日はEF71のウエザリングを始めました。デモ走行と言っても製品そのままの機関車が走るだけでは面白くありません。どうやったら実際に見たイメージ通りのものになるか、というご提案の意味も込めています。

711

 いつものように東北地方ならではの干からびた感じを出すために車体全体をつや消しに、足回りにはブレーキシューの錆色を表現するためにレッドブラウンをエアブラシで吹きました。この後、細かいレタリングを入れて細密感を出そうと思います。

 先に進行しているED78がキャノンEN22で良い結果を出しているので、この機関車もモーターを積み替えようと思います。峠の機関車なので、重連で強調するのは必須ですから。風雪の板谷峠を越えていたあのイメージの再現を目指します。

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2009年2月15日 (日)

次はこいつだ!!

 「尾久車両センター」?で捕獲したED78がだいぶ進みました。そうなると試運転場面でコンビを組んでいるEF71をいじりたくなってきます。710

 山形新幹線が開通する頃に出たもので、尾灯はまだ点灯しませんが、ナンバーがメタルインレタになったりしています。バブル経済真っ盛りの頃ですから、まだ20代だった管理人もこんなものをボーナスでぽんぽん買っていました。やはり、「畏れ多い」天賞堂の機関車ですから、管理人ももっぱら製品状態のままディスプレイで楽しんでいました。

 20年の時を経て、当時はハコモノだけだった管理人もいつしか機関車を組むようになり、それ以上に当時は印刷関係の会社員だったのが何故か模型屋になっていたりするわけですが、それを思うと模型の放つ魅力が決して一過性のものではないということを改めて感じます。

 古いED78がなかなかいい感じになりましたので、この71も思い切っていじって見ることにしました。時には全検上がりとしなびた色のものがコンビを組むこともありましたが、この2形式は両数が少ないだけに、そういった場面に出くわすことはまれでした。

 日常の奥羽本線を表現するのならば、2両とも干からびた感じにしておくのが自然であるというものです。

7178

 模型というのは、製品状態が完璧ですべてである、というものではありません。自由な発想で、自分の見た印象を再現して見るというのも重要な要素であると思います。

 東北線より一格落ちる客車群の製作と並行して進めて行きたいと思います。

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