2009年5月 5日 (火)

ひとまず完成

 3ヶ月に亘って進行してきたEF64、試運転も無事に終了してひとまず完成です。ED75と同じように生きている機関車、我々が目にして来た64、というものを目指しましたので、メーカー完成品とは一味違う感じになりました。もう東線では耳にすることのない、あの64の勇ましいブロアの音が聞こえてきそうです。641

 ED75の時と比べて、サクサクと進行出来て、手先の動きがかなり改善しているのを実感しました。不十分な箇所は追って手直しすることが出来るのもブラスモデルの良い点です。

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 試運転は、様々な状況で行いましたが、特に台車周りの手直しが殆どなくて済んだのも、手先の動きに精度が出てきたからでしょう。

 部品数は多いですが、基本的に完成品を念頭に置いたキットですからとても組み立てやすいと思います。ぜひチャレンジして見てください。参考までにお値段を記しておきます。

 EF64 46~55電暖付き 車体キット  ¥47460-

 ロストワックス製細密台車 1両分   ¥26040-

 MPギア 機関車用 WB35mm     ¥11550-

 モーター EN22             ¥2100-

 ユニバーサルジョイント 2.0-2.0    ¥525-

 パンタグラフ(作例はフクシマ製PS17S) ¥3360-×2

 ナンバー(TOMIXメタルインレタ ED75用)¥840-

 他に、カトーのブルトレ乗務員、ケイディーカプラー、塗料、塩化亜鉛溶液、ハンダ、ゴム系接着剤などです。台車は日光モデルのものも使用できますので、コストを抑えたい場合にはこちらを使用する手もあります。こちらは¥9240-です。

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2009年5月 2日 (土)

重連試運転

 小さな後付部品の取り付けと並行して様々な条件での試運転を続けます。

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 64と言うとやはり重連の貨物というイメージが強いですね。総括重連ですから、うしろの物も両パンタを上げて4ケパンタで走りますから、交流機とはまた違った趣になります。

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 まずは貨車を引いて、比較的低速での走行です。2台の機関車がギクシャクしないかをチェックします。またポイント区間などで連結器が正常に動くかも見ておきます。

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 店のレイアウトは平坦なので、力を持て余し気味です。問題がなかったので、今度は客車を引いてやや速い速度です。

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どちらかの調子が悪いとゴツゴツした走りになりますが、高速の場合でも特に問題はありませんでした。

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 重連で使用したもう1両は、レイアウトに常駐しているメーカー完成品です。管理人の主観で塗った46号とはずいぶんイメージが違います。

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 少し走りこんだものと検査出たての組み合わせと考えればおかしくないですね。

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2009年5月 1日 (金)

ウエザリングを施しました

 ウエザリングをすると、機関車が俄然、活き活きしてきます。機関車は乗客が乗るものではないので、お召列車でもない限り、ぴっかぴかということは殆どありませんでしたから、製品状態で走っているのはちょっとヘンですね。キットの場合、どう仕上げるかは製作者に任されているわけですから、この辺をどうするか検討するのも楽しみの一つです。

 中央線にいたEF64の場合、少なくとも東北地方の機関車のように、どうやったらあんなに汚くなるんだろう?というような汚れ方はしていませんでした。長距離を走る東海道・山陽線のほこりっぽい汚れ方もしていませんでしたし。八王子の横浜線のホームで眺めた時の印象を取り込んでみました。車体のブルーの部分は比較的きれいで、足回りや屋根が汚れていると言う印象を控えめに再現して見ました。

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スカート周りがふんわりと汚れているのを表現すると機関車が生きているように見えます。ワイパーなどは目下調整中です。

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 屋上も最近ではオレンジ色っぽい汚れ方ですが、以前はあそこまでオレンジ色ではありませんでした。屋上がぴかぴかでは興醒めですので控えめに汚して見ました。

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 側面の表情です。くろま屋のEL用インレタで細かい標記を入れました。篠ノ井機関区の配置札もキットのものは使わず、ブランクの区名札差しの一方を黒く塗って、くろま屋の機関区名インレタの「篠」を入れました。電気機関車ではお召でもない限りこのスタイルが一般的でした。「いつも見ていた機関車」のイメージを再現するのに、この辺のこだわりは大事だと思うのですが、何故か製品では軽視されていますね。このアングルから見ると、機関士が乗っているのも生きている機関車の表現に効果があることが分かります。

 真鍮製完成品の「常識」だけで追いかけていくと見落としがちな部分ですが、自由にいじれるキットの場合には、プラモなど、他ジャンルの模型の感覚を取り入れたりすることも出来るのです。写真を撮ったり、絵を描いたりすることにも通じる部分があると思います。」

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2009年4月26日 (日)

パンタの手直し

 ストックのPS17、標準タイプしかなかったのですが、このグループは新造時から軽量ホーンだったようですので、PS21の部品と入れ換えました。

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 外した原型タイプのものはPS21に取り付けてPS16にして、山手線の103系に使用することにします。これでばっちり無駄が出ないですみます。

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 これだけでずいぶん印象が変わります。

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2009年4月25日 (土)

EF64試運転 その2

 今日は客車を牽引しての試運転を行いました。

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 車庫線に留置してあった「たてしな」「アルプス」の客車5両を連結しました。真鍮製ですから、それなりに重量もあります。単機ではOKでも、後に荷重がかかることで条件が変わりますから、何らかのトラブルが発生するかもしれません。

 さっそく出発させてみました。カーブに差し掛かるとギクシャクします。停止した状態でそのままにしておくとパワーパックのブレーカーが飛ぶので、どこかがショートしています。全車輪が常に線路に密着するような構造になっていますから、台車は複雑な動きをします。疑わしいところとしては、砂まき管やブレーキシューが車輪やレールに接触しているということが考えられますが、いずれも問題がありませんでした。しばらく走らせて症状を見ると、カーブに差し掛かるところで一瞬止まります。裏返して台車を動かして見ると、両端台車の車端側のブレーキ引き棒がスノウプロウに接触してショートしていました。引き棒が長すぎるようでしたので、いくらかカットしてみると、今度は完璧に走るようになりました。しかし、こういうトラブル、原因を見つけるまでが大変ですね。

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 重々しい車輪の響きを立てて快走します。パワーも十分あって、5両くらいなら軽々引っ張ります。これぞ64!と言う感じです。

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 駅構内のポイント区間もスムーズに通過します。走行についてはあとしばらく慣らしをすればOKと言う感じになりました。あとはワイパーや標記類といったものを取り付けて、いよいよ次の週末には完成に持ち込みたいところです。

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2009年4月24日 (金)

EF64単機試運転

 ついにEF64、試運転の日が来ました。

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 まずは単機の試運転です。台車の動きなどを確認するため、駅構内は副本線を通します。車軸に油を差して出発です。

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 通常の区間は、全く問題なかったのですが、駅の入り口のポイントで中間台車が脱線します。 中間台車は純粋に横に動くだけですが、何か引っかかります。ポイント通過のときは案外大きく動きますから、これは問題です。

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 いろいろ調べて見ると、中間台車のガイド部分を床に付けた状態で塗装したので、塗料の厚みで動きが阻害されていたのが原因でした。(だから黒メッキなんですね。なるほど・・・)

 塗料を削り油を差して動きを良くしました。

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 今度は打って変わって快調にポイントを通過するようになりました。直流F型ELは初めてでしたが、なるほど、中間台車の動きが走行に影響するのですね。

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2009年4月23日 (木)

試運転に向けて

 試運転に向けて、EF64の小物部品の取り付けや手直しが進んでいます。

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 この機関車の場合、屋根の色は車体と同じですが、完成品のように車体側面と同じ艶ではどうも不自然です。ウエザリングはまだですが、試しに屋上に軽くつや消しクリアーを吹いてみたところ、ぐっと落ち着いた感じになりました。モニターが目立つ機関車なので、これだけでも結構効果があります。

 試運転に向けて連結器なども取り付けました。最近のカツミのEL、ケイディーNo.5が指定になっているものが殆どで、構造もほぼ共通になっているので作業がラクです。塗装の手直しも少しずつ進んでいます。機械で印刷しているわけではないので、一発で仕上がるはずがありません。ひとつずつ丁寧に直して行きます。

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 部品の箱から新しいメタルインレタが出てきたので、前面の番号も取り付けました。取りあえずこの状態でレイアウトに搬入します。

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2009年4月22日 (水)

パンタ搭載

 EF64、パンタグラフを載せました。パンタ台は碍子と屋根の間に挟んでネジで締めることになっていますが、紛失しやすいので、予め屋根に接着しておくと良さそうです。

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 接着できたら、プラモデルの細部塗装よろしく、面相筆でプライマー、そしてねずみ色を塗っておきます。次にパンタをネジ止めします。

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 手持ちのPS17、原型ホーンのものしかなかったのですが、このグループだと、最初からパイプホーンだったと思うので、後で摺り板の部分を取り替えようと思います。

 小物部品やタッチアップがまだ少し残っていますが、パンタが載ると一気に完成が近づいたように思います。

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2009年4月21日 (火)

ナンバー取り付け

 引き続き細部の調整を行っていますが、作業台の隅にED75で使用したTOMIXのメタルインレタの残りがあるのに気が付きました。使いかけの切れ端なので、全部まかないきれないのですが、時間がかかる作業なので、出来るところまでやりました。ED75用にも何故か「EF」や「DD」とかも入っていますし、数字もたくさん付いているので、国鉄型の機関車に汎用で使用できます。

 キットに入っているナンバーはプレート状のものですが、このタイプは最後の4両(76~79号機)のみですので、TOMIXのものを使用することにしました。

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 これがキットに入っているものです。カツミの標準仕様です。区名札もブランクのものを探して、くろま屋の白文字で「篠」の文字を入れたいところですね。EF65などでも同様の構成ですから、キットを組むのであれば是非とも切り抜き文字にしたいところです。

 このあたりは、完成品で売った時に、簡単にナンバーをつけてもらえるようにというメーカーの配慮なのでしょう。考え方として、間違っているとはいえませんね。

 

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 メーカープレート類もED75同様、TOMIXのものの方が文字がシャープなので、これを使いました。EF66用のものですが、同じ内容のものが入っていますので使えます。

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 微調整はこれからですが、取りあえずの貼り付けイメージです。この他のレタリング類は、今週末の試運転の時になります。

641_3

 パンタを載せるとぐっと完成に近づいた感じになりそうです。

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2009年4月20日 (月)

消耗工具の話

 引き続きEF64の仕上げです。塗装が出来てパンタを載せようとしたら、パンタのネジ穴がハンダで埋まっていました。ありがちなことですが、この場合、φ0.8のドリルで貫通させてからφ1.2のタップでネジを復活させることになります。

 さて、1.2などという特殊な寸法のタップ、なかなか売っているのを目にしません。時々鉄道模型店で売っていたりするのですが、この場合、ものすごい値段だったりします。模型の問屋さんにも、プラモデルメーカーが扱っているピンバイスやドリルの類はあるのですが、タップなどはまずありません。そして道具類は鉄道部門ではなく、プラモ部門で扱っています。

 それだけ鉄道模型は「作るものではなくなっているのかな」、という感じがして少々寂しいのですが、こんなことではブラスキットを安心して組むことは出来ませんね。φ1.2のネジは16番のパンタでは標準的に使うものですから、この寸法のタップも安定して安価で確保する必要があります。

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 DIY店でも、このような小さいものはあまり見かけませんが、いろいろ捜索してみたところ、東急ハンズのドリル関係のコーナーにあるのを発見しました。お値段も651円と手ごろでした。その他にφ2.0とかφ1.4など、ブラス工作でよく使う寸法のものが揃っているではありませんか!

 工具類は、やはりこうしたところの方が種類も多く、品質も良いものが揃っているようです。まずは、お近くのホームセンターなどの品揃えをチェックしてみるのも良いかもしれません。

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 早速パンタの穴を復活させる作業を行いました。特殊寸法のタップの調達方法が確定できるだけでやる気が出てきます。

 パンタの穴が復活したので、再び車体を床にかぶせますが、いよいよ仕上げですので、この時に天井とモーター上面の接点がしかり接触するよう調整しておきます。ネジ止めしたら再び線路に乗せて点灯試験をします。

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 走行方向とライトの関係などが間違っていないかなどを点検します。OKになったら、引き続き細部の手直しをしながら組立を続けます。

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 スノープロウが付くと山男らしい風格が出てきます。

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2009年4月16日 (木)

いよいよ総組立

 ライトの配線をしてプリント基板を取り付けたので、いよいよ総組立です。まずライトのレンズを入れてから運転台を取り付けますが、尾灯のレンズは車内側から入れるようになっているので、先に取り付けます。その後、床と車体を合体させます。作業をしながら色差しの漏れているところなどがないか点検します。また、パートごとにばらして塗装しましたから、各部分で微妙に艶の具合が異なっていたりしますから、どう調整するかなども検討します。

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 細部の手直しをしてから残りの部品を取り付けます。いよいよ完成まであと一息、机の上で走らせて見るといかにも64らしい重量感のある走りを見せてくれました。

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2009年4月15日 (水)

引き続き仕上げ作業

 このEF64は、ヘッドライトの他、テールライトも点灯するようになっていますので、合計8ケの電球を使うことになります。プリント基板に付ける前に並列になるように結線しておきます。

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 脳卒中の片麻痺、小さいものや細いものつまめなくなります。リード線など、その際たるものですが、だいぶサクサクと作業が出来るようになってきました。退院後いろいろなものをいじってきた成果でしょう。このあとプリント基板にハンダ付けして車体に組み込みます。

 最終仕上げは地味な作業の連続です。難しくはないのですが、あせると手直しの連続になりますから、ひとつずつ丁寧に進めます。

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2009年4月14日 (火)

屋上の仕上げ

 引き続き仕上げ作業です。塗装の時にバラしてあった屋上モニター、明かり窓のHゴムに色を入れ、ガラスを貼って屋根に取り付けます。ランボードの排熱があたる部分はねずみ色1号ですので塗り分けておきます。

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 まだ途中ですが避雷器や母線の引き込み部分なども色を入れておきます。面相筆を使った細部の色入れは、昔やったプラモデルの工作にも通じるものがあって、なかなか楽しいですね。色が入る度にだんだん実感的になってきます。

 スカートもエアホースなどを筆で塗り分けておきます。窓ガラスはキットのものは厚いので、特に運転台のパノラマウインドウなどは他社発売の薄いものをドライヤーで曲げてやる方が簡単です。

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 いよいよ完成の姿が見えてきました。

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下回り完成!

 動作テストがOKでしたので、ウエイトなどを取り付けて下回りが完成しました。

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 大きなウエイトで十分な粘着力を確保していたり、車内の配線が接点で上下分離できるようになっていたりなど、カツミらしい配慮がなされています。

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2009年4月13日 (月)

走った!

 EF64、いよいよ走行関係の組立です。最近のカツミのEL、配線関係はライト類も含めて各形式ともほぼパターン化されているので、一度やっていれば作業はすいすいと進みます。

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 重連用の消灯スイッチや上下分離の際に有効な接点などがプリント基板上に配されています。ここで使うハンダは、ラジオの工作と同じヤニ入りのものを使います。塩化亜鉛を使うと電線の芯が腐食して断線することがあります。

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 モーターの配線をしたらジョイントを接続して走行試験です。台車が一体のダイキャストでなく、多数の部品で構成されたロストのものですから、組立の誤差によっては車輪と接触してショートしたりすることもありますが、今回は一発でスムーズに走りました。麻痺側の手の動きがだいぶ回復してきたためだと思います。これも作業リハビリの成果だと思います。

 この後はライトの配線と外装の仕上げと言うことになります。

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機関士を乗せました

 EF64もそろそろ最終工程ですが、キットの組立は何も完成品と全く同じものにしなければいけない、というものでもありません。店レイアウトでデモ用に使用している機関車には機関士が乗っています。走行する列車を踏切目線で眺めた時に、機関士が乗っているとそれだけで列車が活き活きして見えます。

 模型の世界で人形の重要性にいち早く着目したのは、プラモデルのタミヤでしょう。今から40年も前、プラモデルも電池で走るモーターライズのものが主流の時代にディスプレイメインのミリタリーミニチュアシリーズというものを出しました。最初はモーターライズ戦車の脇役的なジープや装甲車といった車両、歩兵部隊やモーターライズ戦車に乗せる戦車兵といったものが中心でした。こうしたものを使ってジオラマ(当時は「情景」と言っていましたが)を作ると言うのも新しい考え方でした。動かないもので動きを感じさせる表現をしようというわけです。

 いつしか、プラモデルの世界はディスプレイモデルが中心になって、モーターライズの戦車もミリタリーミニチュアのシリーズに取り込まれ、現在に至るまで新アイテムのリリースが続いています。タミヤの戦車は兵隊が乗っている、というだけで、他社のものよりも活き活きとした感じがありました。

 鉄道模型は、走るということもあって、人形の存在感は、こと国内にあっては最近まで意識されることは少なかったようですが、ここへ来て「昭和レトロ」のジオラマを鉄道スケールで作ると言う流れが出てきたこともあって、小物類と合わせて各ゲージで日本人の人形も充実してきました。

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 さて、今回もED75と同様にカトーのブルートレイン乗務員の機関士と機関助士を使用して両エンドに乗せました。どちら向きに走る時でも人が乗っているようにというわけです。運転台があるのに無人では、日暮里・舎人ライナーみたいで不自然ですよね。

 実物でも、国鉄の分割民営化直前の貨物列車、車掌車廃止で、機関車の後ろの運転台に車掌が乗っていた時期もありましたから、それほどヘンでもないでしょう。

 取り付けに際しては、床が少々高くそのままですとお尻が浮いて、前から見た時の位置関係がおかしくなるので、足の先端を少々カットして椅子にぴったり納まるようにします。

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 車体の方もおよその塗り分けが出来ました。この後吹き込み部分の修正や細部の色差しをしてから窓ガラスを入れます。

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2009年4月 8日 (水)

引き続き塗装

 引き続きEF64の塗装を進めます。機関車は塗装にあたってバラす部分が多く、パートごとに塗りながら再組立ということで、客車や電車に比べて手間がかかります。

 しかし、バラしたついでにもうひと手間かけてやることで、雰囲気を良くすることが出来ます。今は床周りが進行しています。塗装が終わった部品を順次組み込み、配線などを行います。

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 車内に入るウエイトとモーターを淡緑色にしてみました。明かり窓から元の色がギラリと見えるのでは興ざめですから。ED71のように機械室に大きな窓があるものはもちろんですが、ED75のようなものでも結構違いが出ます。

 横にあるモニターもこの後Hゴムに色を入れて窓ガラスを入れてから屋根に載せますが、これも裏面を淡緑色にしてあります。裏が金ぴかなのは案外目立ちます。

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2009年4月 2日 (木)

細かな気配りは台車にも

 引き続きEF64の塗装です。分解したもののうち、台車の塗装を行いました。ここでちょっと気配りすると良いのは車輪です。

Mp

 これは動力台車に組み込まれるMPギアです。中間台車のものも含めて、車輪のタイヤが銀ぴかなのが実感を損ねます。タイヤ部分に筆塗りでプライマーを塗ってから黒を塗ります。コレを台車に組み込むと・・・

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 どうでしょう。俄かに重量感が増してきます。そして、走らせても心配するほど剥がれるものではないのです。踏面や車軸に塗料を付けないようにして塗装します。

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プラモデルの感覚で

 今では小学生がプラモデルを作らなくなって、プラモデルメーカーも大変みたいですが、管理人も小学生の時にはよく作りました。今、鉄道模型の工作をおやりになる方もそういった経験をお持ちの方も多いかと思います。小学校の近所の文房具店でも売っていて、手軽に入手できると言うこともあって、小学生が模型工作にはまるきっかけを作っていました。

 さて、昨日は日が落ちてから雷雨になったので、車体の塗装は中止しました。その代わり、運転台を筆塗りで細かく彩色してみました。

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 製品だと淡緑色1色に塗りつぶされて終わりですが、今回は運転台機器、椅子、床などを塗り分けてみました。ディスプレイモデルであるプラモデルの場合、細かい彩色で精密感を出しますが、それと同じ考えです。走ってしまえば見えないかもしれませんが、飾った時にちらりと見える効果を期待してのことです。

 殆ど自己満足の世界ですが、こういった製品では無視されている部分に手をかけてやるのもキットの楽しみです。写真を見ながら面相筆で各部に色を入れて行く作業は、昔やったプラモデルの作業と一緒です。各部が塗り分けられてくると、雰囲気が盛り上がってくるのも同じですね。

 16番の場合、ディスプレイで楽しむ場面も多いですから、これはお勧めできると思います。

 

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2009年3月31日 (火)

塗装に入りました

 EF64、塗装にかかりました。機関車の場合、外せるものはみんな外して塗装をやりますから少々面倒です。

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 例えば車体、ネジ止めされているモニターも外します。なぜかといえば、モニターには明かり窓がありますから、裏側が金ぴかのままではかっこ悪くなってしまいます。一旦外して内側も塗る必要があります。

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 スカート周りは形状が複雑です。プロウが付いたままだと内側に塗料が行き渡りません。しかもプロウとスカートの色は異なりますから、これも分解して塗装します。台車もばらしてMPギアを外してから、車軸穴をマスキングして塗装します。MPギアの方は車輪のタイヤ側面を黒く塗っておくと落ち着きます。取りあえずプライマーを筆塗りしました。

 車体は、強力な食い付きを得られるアサヒペンのメタルプライマー+GMスプレーの組み合わせの吹きつけ塗装です。

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 青い部分の塗装が出来ました。内側は淡緑色にして雰囲気を出してみました。

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 こちらは、黒で塗るグループです。台車はロストワックスで奥行きがありますから、吹き残しのないように注意します。

 塗装作業は、ハンダ付けと違って、乾燥時間が必要ですから、あわてるとロクなことがありません。特に機関車の場合には、細かく分割して作業を行うのでなおさらです。この続きはまた明日やることにします。

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2009年3月25日 (水)

いよいよ塗装へ・・・

 カツミのEF64、塗装前に取り付ける部品が全部付きました。

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 スノープロウが付くと、いかにも64らしいどっしりとした感じになります。この部分はカツミの標準的な部品構成でネジ止めで組み立てますが、ED75のようにスカート内側に引っ張り棒受けがあるわけでもなく、スペースに余裕がありますから、すんなりと組みあがります。

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 塗装の時にまた外しますが、取り付けたら線路に載せてレールや台車との干渉をチェックしておきます。

  最後に運転台を組み立てます。これはベース板に接着で組みますが、プラモデルのように筆塗りで細かく色を入れると良くなりそうです。ミリタリーモデルのように、乗員を乗せるのも面白いかと思います。

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 雨が降り出して湿度が上がったので、塗装はまた日を改めることにします。

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2009年3月16日 (月)

そろそろ全体のまとめ

 各部分の組立が大体終了した64、この後は塗装になるわけですが、ここで一旦別々に組み立ててネジ止めする部品を取り付けて見ます。屋上のモニターや排熱ダクト関係は一体鋳造のロスト部品ではなく、取り付け部分も含めてプレスパーツを手作業で組んだものですから、多少の誤差も生じます。ここでネジ止めしてみることでその誤差を発見して修正するのです。取り付けてみたところ、排熱ダクトを含む1エンド側の大きい方のものがやや斜めになってしまいました。片側のネジ止め金具が中心よりややずれているのが原因でしたので、ハンダ付けし直しました。

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 改めて取り付けてみると、今度は真っ直ぐになりました。塗装した後にこういう問題が発見されるとやっかいですね。完成が近いからと近道をしようとすると穴に落ちます。さすがに何度も穴に落ちているだけに、今度は引っかかりませんでした。

 屋上は64の見所の一つです。勾配線用の機関車としての個性を発揮する部分ですし、模型の場合、上から見ることが多い(これ、大事ですよ。16番に限らず、他のスケールでも、です)わけですから気を抜けません。気になるところがあったら頑固に気に入るようになるまで修正するのです。この先、何十年もお付き合いする機関車です。修正の手間など微々たるものだと思いませんか。

 お客様からもいろいろな解説のご要望をいただいて嬉しい限りなのですが、ネタが増えすぎてなかなかこなしきれません。雑な見本を出すわけにも行きませんし、管理人の脳卒中作業リハビリの延長という意味合いも持っています。おかげさまで麻痺した左手の動き具合が自己採点で70点くらいまでになったと言うことをご報告しておきましょう。

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中間台車の構造補足

 他の形式のF型電機を製作しているお客様から、このEF64の台車スライド機構についてのお尋ねがありました。EF65などは台車の間に床下機器がありませんから特に問題はないのですが、EF64は台車間にエアタンクがありますし、EF71では大きな機器がぶら下がっています。カーブやポイントで相互に干渉して脱線したりする可能性があります。

 16番のブラスキットのF型電機、キットで追いかけてみればこれまでに殆どの形式が出ていると言っても過言ではありません。製作に時間がかかりますから、10年も20年もたってから引っ張り出して製作を始めるということも良くあります。今回のお尋ねは奄美屋のEF71の中間台車です。中間台車は横に動くだけでよく、回転すると周りの機器類に接触することもあります。何とか横動だけにしたい、というものです。

 件のEF64、中間台車を外してみるとこうなっています。

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 ボルスターが普通のとちょっと違った形になっています。前後の部分が上に向いています。

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 床板側はやや厚みのある板で出来たガイドがあります。ここにはまり込むので横には動きますが回転はしないと言うわけです。他社製品でもこれなら簡単に同じような仕組みに出来そうです。

 さて、この64もこの後一旦ネジ止めパーツを全部取り付けて、組上がりを見てみます。OKになればいよいよ塗装になります。

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2009年3月 9日 (月)

やっかいなエアタンク周りの構造は・・・?

 EF64、床周りの工作に入りました。ここで気になるのは中間台車の前後にあるエアタンクをカツミはどう処理しているか?ということです。EF64は人気のある機関車ですから、これまでも各社からキットが出ていました。製作された方のお話を伺うと、どうもエアタンクと中間台車が接触してトラブルを起こしやすいようです。初代のカツミ製品では、このエアタンクが左右に分割されて、表面の部分だけの表現でした。さすがにそれは現代では通用しませんし、かと言って、走行重視のカツミです。どう処理しているかはとても気になるところです。

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 これがエアタンク本体です。タンクの上面が平らになっています。他社品では一般的な挽き物パーツだったりします。

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 床板に中間台車ボルスター座とともにネジ止めします。

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 台車を入れてみるとかなりクリアランスがあることが分かります。それだけではなく・・・。

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 この台車はボルスター座に跨るような形で左右にのみ動き、回転はしないのです。従って、ブレーキロッドなどが当たったりする心配も皆無、というわけです。ですから、タンクにチリコシやドレン溜めなどのディテールも付けられるというわけです。見た目と走行のバランスを取るというのは案外難しいものがあります。この製品はその点を良く考えて設計しているな、という感じがします。

 中間台車の車輪が来ましたので、台車を床に取り付けて、車体をかぶせて線路に載せてみました。

Ef64

 ここでは車体の傾きなどがないかをチェックします。取り付けに影響するハンダの塊などがあればこの時点で除去します。

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2009年2月26日 (木)

台車の続き

 EF64の方は、引き続き台車の組立です。先ずは両端台車のうちの一つを完成させます。

D1

 説明の手順に沿って、ブレーキシリンダー、ブレーキシュー、ステップ、砂まき管をハンダ付けします。厚みのあるロスト部品ですから、しっかり熱を回さないとあとでポロリと取れたりしますから、ハンダの回り具合をしっかり確認しながら作業を進めます。

 基本的に説明の通りに進めれば問題ないのですが、ブレーキシューについては、上部の補強ががっちりしていて歪みの調整などがやりにくいので、下のように予め中央部分をカットしておくと良いと思います。

Brake

 台車枠に取り付けたら、完全に切断撤去します。

 ハンダ付けが出来たら、揺れ枕にコイルバネを入れます。

B2

 最後にMPギアを組み込んで組立に問題がないかを確認します。

2 

 動力伝達軸を指で回してスムーズに回ればOKです。引っかかるようであれば、原因を探して除去しておきます。取りあえず問題なさそうなので、あとは余分なハンダを除去すればOKです。

 取りあえず1つ出来ましたが、台車関係、まだこれだけ部品が残っています。

Nokori

 走行に直結する部分だけに焦ってはいけませんね。

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2009年2月24日 (火)

台車の組立

 EF64、下回りに進みます。先ずは台車、今回はカツミ製品としてはロストワックスのもののみで、ダイキャストのものは日光モデルのものを使うようになっています。車体の出来を考えるとバランス的には是非ともロストのものを使いたいところです。

 というわけで、ロスト台車を使用することにしてこれの組立を始めました。何よりハンダ付けでがっちり組めるというのがポイントです。脱線したりした時にパーツが取れて紛失したりというリスクもかなり抑えられます。

 説明書の手順に従って、揺れ枕の取り付けから始めます。他のロスト部品と同様、接合面を予め磨いておきますが、この時に仮合わせをして、部品相互の関係を把握しておきます。台車の場合、複雑な形状の部品も多いですから、これはぜひやっておきたいものです。

D1

 台車枠本体は全部同じものですが、そのうち2つには速度計ケーブル用の穴があります。揺れ枕は両端台車と中間台車用の2種類がありますから、それぞれの関係に注意して作業を進めます。台車は殆どがロストパーツですので、コテは100Wのものでないと上手く付かないでしょう。

D2

 全6枚に揺れ枕を取り付けたところです。揺れ枕下面には大きな湯口が残っているので、ハンダ付けが出来たらきれいに削っておきます。

 この後はブレーキシリンダーやブレーキシュー、ステップなどの取り付けです。

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2009年2月19日 (木)

スカートが出来ました

 EF64、スカートのハンダ付けが出来ました。

Sk

 取りあえずハンダ付けが終わった、というところで、この後ホースの形を整えたりして仕上げをやります。

 この部分は、ある意味この機関車の組立の中で最大の難所でもあります。狭い部分にたくさんの部品が付くから、ということもありますが、一番大変なのはスカートの角に付く誘導員ステップです。パーツ自体はロストワックスできれいに出来たものですが、その形状から位置合わせは極めて困難です。その上にスカートと接する部分が短いので、極めて作業がやりにくく、しっかりと固定するのは至難です。メーカーで組み立てる時には冶具を使うのでしょうけれど、ユーザーが1台作るような場合には冶具を作ることはあまりないでしょうから、ここは是非改善して欲しいと思います。

 いろいろ悩んで行き着いたのは、バイスにスカートを咥えると言う方法でした。組立の順序としては、スカートベースにスカートをハンダ付けしたら、次にこの誘導員ステップを取り付け、その後にエアホースやジャンパ栓受けを取り付けるのが良いみたいです。

 スカート2つ作るのに2日もかかってしまいました。脳卒中の手のリハビリである「作業療法」としてみればかなり強烈な内容でしたが、何とかこなせたということで、手の動きも着実に復活して来ているようです。

 一応車体周りの組立がほぼ出来たので、来週は足回りに進みます。

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2009年2月17日 (火)

スカートの組立

 車体本体の組立はそろそろ大詰めに近づきつつある感じですが、今日はスカートの組立です。ここにも注意を要するポイントがあります。

Sk1

 まずはスカート本体とベース板のハンダ付けですが、ここが曲がっていると床に取り付けたときにスカートが傾きますので、平になるように注意します。カプラーの取り付け台も運転に影響する部分ですから図面を良く見て正確に取り付けるようにします。

 基本の形が出来たら、表面にディテールパーツを取り付けます。総括重連を行う機関車ですから、エアホースやジャンパ連結栓などがたくさんあって賑やかです。原寸図を見るとエアホースの部品番号が2つありますが、これは根元に台座があるかどうかの違いですので、よく見て間違いないようにします。

 まだ作業途中ですが、ここも見せ場になる箇所だけに丁寧な作業が求められます。昔のカツミ初代EF64とは大違いですね。

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2009年2月16日 (月)

屋上の続き

 先週に引き続きEF64の屋根上の工作です。直流機ですが、大きなモニターやブロア排気口が並んでこの機関車を特徴付ける部分であるとともに、この機関車の最大の見せ場でもあります。このキットも凝った部品構成でメカニカルな感じを再現するようになっています。

 手順に従って、先ずはパンタグラフ部分の屋根板です。実車では取り外し式になっている部分ですから、その際にクレーンで吊り上げるためのフックを取り付けます。Hook

 フックは差し込んだ後、90度起こすと真っ直ぐ上を向くように根元が直角に曲げてあるという工夫がなされています。完成品を前提にしているだけに、組み立てやすさに配慮されています。

Pyane

 フックを植えたら裏に出っ張った部分をカットして平にヤスっておきます。裏が出っ張っていると屋根に載せた時に隙間が出来てしまいます。でも、この屋根2枚で部品が全部で10ケなのですね。

Muragawa

 モニター本体は、本体に妻板?を付けると言う、、電車の車体のような構成です。大きい方の内側のブロア排気口の部分は手際の良い組み立てが求められます。

Momote

 これらにも吊り下げフックなどのディテールが付きます。目立つ部分だけに、交流電機とはまた違った要領が求められます。

 一通り組みあがったら、屋根の上に並べて異常がないかを確認します。

Zentai

 実際には塗装後にネジ止めするのですが、屋根の上にこれらのものが並ぶと、いよいよロクヨンらしくなってきます。

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2009年2月10日 (火)

基板ブラケットの取り付け

 引き続きEF64の車体です。車内天井にプリント基板用のブラケットを取り付けます。これは車体上下の接点になるもので、車体を取り外してメンテナンスをする場合に、その都度リード線を気にしなくてすむというものです。全体の説明文では「車体裏中央にハンダ付け」となっていますが、屋根のモニター取り付け穴は前後対称ではありません。何かヘンだな?と思って(ここが大事!)、一緒に入っている図面を良く見ると、やはり寸法の指定がありました。「内部構造図」に出ています。

 その寸法は下の通りで、中心よりもやや2エンド側に寄った形になります。

Burak

 機関車の場合、ありがちなことですが、説明文だけで、きれいに真ん中合わせにするとライトが点かないかもしれません。他の部品の取り付け穴などにも注意して早めに気づくことが大事です。

 ディテール部品は、まだ取り付けていなかった電暖表示灯を取り付けました。まだ作業途中という風情ですが、ここでひとまず本体への部品取り付けが一息ついて、次は屋根板のディテール取り付けなどになります。

Dendan

 さて、今週はこのあと爆発寸前の状態でだましだまし使っていた店のPCの入れ替えがありますので、64の方はここまでです。大して進まないからと、放っておけば全く進みませんし、まとめてやろうとあわてて作業すればロクなことはありません。腰をすえてじっくりやるのが大事なようで、これはある意味リハビリテーションにも共通しているように思えます。

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2009年2月 9日 (月)

屋上の工作に入りました

 車体の基本的な部分が出来て次は屋上の工作です。直流機ですから、ED75などと比べれば部品は少ないのですが、大型のモニターや排気口など、この機関車の見せ場になるディテールがいろいろ付くことになります。

 先ず最初はランボードです。ランボードは上面の踏み板部分と取り付け足の部分を張り合わせる構成です。踏み板に前後があるので、脚の部分の方向も間違えないように確認の上ハンダ付けします。

Runura

 このようにハンダの流し込み口がありますが、熱で波打ったりしないように端から順番にぴったり密着させて張り合わせます。出来上がったら踏み板のパターンに注意して前後を間違えないように屋根に取り付けます。

641

 プラスチックならわけなく一発成形できる部分にも 、手間がかかるわけですが、その分、完成した時の見応えも出てきます。

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2009年2月 5日 (木)

運転台周りのディテール取り付け

 引き続き車体のディテール工作、今日は手順書の工程8番です。手順書の工程番号ではほぼ真ん中ですが、実感としてはまだ1/3くらいの感じです。

64atama

 ここで取り付けるのは、汽笛、耐寒ホイッスル、ドア下ステップ、非常灯掛けですが、いずれもロストワックス部品です。説明書の冒頭にもある通り、ロスト部品は湯口を切り落として切断面を整え、さらにハンダ付けする部分を軽くヤスっておく必要があります。取り付けてはキサゲ、取り付けてはキサゲの繰り返しですが、こうした作業の繰り返しでだんだんディテールが出来上がっていきます。ひとつひとつのパーツに下ごしらえをする必要がありますから、案外時間のかかる作業です。

 しかし、こうしてみると、昔の「簡略製品のカツミ」の面影は全くありませんね。昔の64はフィルターからドアから殆どが車体と一体のエッチングで、それに屋上のモニターなどが別部品、あとは若干のディテールがダイキャストパーツなどで接着してあるという感じでした。今のものは、説明書の真ん中ぐらいまで来てもまだ、こんなに部品が残っています。

64nokori

 他にもロストワックスの台車など、値段以上にボリューム感があります。

 最後に、曲げやすそうだったので後回しにしておいた正面の誘導員手すりを取り付けて今週の作業は終わりです。

64yuudou

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手すりの取り付け

 埋めてしまった手すりの穴をほじくるドリルを持ってきましたので、作業再開です。ハンダで埋まったり埋まりかけている穴をφ0.5のドリルで貫通させてから手すりを取り付けます。基本的には説明書の手順に沿って作業しますが。この工程で取り付ける手すり類は内側の構造上中からハンダを流しにくかったり、位置がずれやすいものがあります。

641

 例えばこの運転席窓下の長い手すり、車体の角の部分の形状に合わせて一端がRになっていて反発力があります。穴に差し込んでもちょっとハンダゴテが触ったりするだけですぐに上を向いたり下を向いたりします。裏から付けようとして車体をぐるぐる動かした場合も同じですね。

 そこで、手すりを真っ直ぐに差し込んだらむやみに動かさず、外側からハンダ付けします。その際に穴を通して内側までしみこませる必要がありますが、これは取りあえず固定できたら裏側に塩化亜鉛を塗って、もう一度表面から加熱すればOKです。これをきちんとやらないと、後で手すりがすっぽ抜けたりします。完全に固定できたらキサゲ刷毛や耐水ペーパーで余分なハンダを落とします。

 このような場合、最初からきれいにやろうとするよりも、やりやすい方法を採ったほうが、良い結果を得られます。キサゲの作業は難しいわけではなく、面倒なだけですから、手間を惜しまないというのが大事なわけです。

64zentai

 前の工程で気に入らなかった部分などもキサゲの度にチェックして、その都度直しながら進行します。ハメコミ式のプラモデルではありませんから、一発で完璧になるはずはありません。ブラスキットの組み立てに関しては、「急がば回れ」ということがいえるかと思います。少しずつ64の形になっていきます。

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2009年2月 3日 (火)

気分が乗っているときに限って・・・

 引き続きEF64を進行します。次は、雨どい、手すり関係の取り付けです。雨どいは車両前後の部分を真鍮線を曲げたパーツで表現します。これは特に問題なし。

64

 とりあえずざっとキサゲをかけて手すりに行こう、というところで問題発生。車体を箱にする時には、がっちり組み上げることを第一にしましたから、一部の手すり穴が埋まっています。ドリルで穴を開け直せば良いだけですが、こういう時に限って、ドリルを全部折ってしまっていたりします。こういう時は、ありあわせのもので穴を開けたりすると良い結果が出ませんから、ここまでにしておきます。

 模型というものは10分や15分で出来るものではありませんし、焦りは禁物です。

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引き続き車体の組み立て

 EF64の続きを進めます。大雑把に箱になりましたから、いよいよここからはディテールの工作です。作業は説明書に記載されている手順通り進めます。今日は正面の足掛け、運転室側窓の水切り、正面のつらら切り、尾灯枠といったところです。

 これらの部品はツメで位置が決められたり、穴にはめ込んだりするものばかりですから、作業的には難しくありませんが、美しく、堅牢に仕上げるための注意点があります。これらの部品はツメの部分に裏から半田を付ければ良いと思われがちですが、それだけですと隙間が開いたり、手に持った時に曲げてしまったりすることがあります。機関車は完成するとかなりの重さになりますから、車体を製作する時にはそういった点にも留意する必要があります。

Mizukiri

 例えばこの水切りは前後2箇所のツメで位置を合わせますが、そこだけで固定すると中間部分を触った時にぐにゃりと曲がってしまいます。また、車体との間に隙間が残っていると、塗装した時に思い切り見苦しくなってしまいます。ですから、このように車体に接する面全体にハンダを流しておきます。

Ashikake

 正面の足掛けは下側から流し込んで上から見た時に隙間が残らないようにします。

Tsurarakiri

 つらら切りも下から流し込みます。いずれもハンダ付けが出来たら余分なハンダを丁寧に落としておきます。機関車は車体表面に細かい部品がたくさん付きますから、あとでまとめてやろうとするとキサゲ刷毛でも落とせなくなるので、面倒でもその都度キサゲをやるようにします。

Zentai

 今日の作業が終わった状態です。だいぶ「山男」の雰囲気が出てきました。プラ製品ではつらら切り以外は車体に一体で成形されているものばかりですが、真鍮製の場合にはそうは行きません。しかし、こうした一見無駄と思える手間が、機関車のリアリティーを生み出してくるものなのです。

 

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2009年1月28日 (水)

アングルの取り付け

 引き続きEF64を進めます。フィルターの次は乗務員ドア、そしてアングルの取り付けとなっています。この2つもちょっとした注意点があります。

64d2

 このドアは写真のように、ドア下端を折り曲げて靴刷りを表現するとともに、取り付けの位置決めがしやすいようになっています。表から見てまっすぐになったらテープなどで仮止めしてハンダ付けしますが、

64d1_2 

平らな台に押し付けるとこの部分が浮いてしまうので、作業する時には注意が必要です。

 ドアが4枚付いたら、次にアングルです。

64anguru1

 裾から3mm厳守となっていますから、この位置にまずケガキ線を入れます。次にこの線に合わせてハンダ付けします。

64anguru2

 ハンダ付けするときはアングルと車体に隙間が出来ないようにしっかり密着させ、さらにハンダも隙の無いように流し込みます。アングルは床板を止める金具であるとともに、車体の強度を持たせるためのものでもあります。取り付け位置が狂えば車体が傾いたり歪んだりします。取り付け方が不十分だと車体がベコベコに波打ったりします。機関車は完成するとかなりの重さになりますから、しっかり取り付けるようにします。

64zentai

 見た目はあまり進んだように見えませんが、手にとって見るとかなりしっかりした感じになっています。

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2009年1月27日 (火)

エアフィルターの取り付け

 EF64の作業を再開します。前回はエアフィルターの裏板の取り付けで終わっていますから、今回はエアフィルターの取り付けです。

 車体の表面からはめ込んで、裏板の丸穴からハンダ付けします。文字で書くと簡単そうですが、全体のプロポーションに大きく影響する部分ですから、じっくりと時間をかけて作業します。

64f1

 最初に表から見て、フィルターの入る部分に染み出しているハンダを除去します。これをやらないとフィルターが平にならず見苦しくなってしまいます。

64f2

 次にフィルターを外側から所定の位置にテープで仮止めし、裏の穴からハンダ付けします。フィルターはエッチング加工ですから、どうしてもハンダを引っ張って来がちですが、まずここは平に付けることに専念します。

64f3

 この位の染み出しなら、キサゲ刷毛でちょっとこすればすぐにきれいになります。左側がハンダ付け直後、右はキサゲ刷毛でざっと磨いた状態です。12枚全部付いたら余分なハンダを落としながら、浮いたり傾いたりしていないかチェックし、問題があればこの時点で直しておきます。

64f5

 全部取り付けて、キサゲ刷毛をかけたところです。時間をかけて作業しただけにフィルターもきれいに揃った形で付きました。プラ製品のように車体に一体でモールドされているわけではないので、基本のプロポーションを作るまでにも結構手間がかかりますが、見所になる部分がびしっと決まるとやはり気分が良いものです。大きなフィルターが並んで、いよいよロクヨンらしくなってきました。

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2009年1月21日 (水)

フィルター裏板の取り付け

 引き続きEF64の車体を進行させます。手順書に沿ってキャブインテリア取付金具などを付けたらフィルターの裏板です。ここは仕上がりに大きく影響する部分です。

641

 EF64は側面のフィルターが大きく、車体の開口部も大きいですから、これまでの作業でいくらか波打ったりしています。そのまま漫然とフィルター裏板を付けると、出来上がったときにフィルターがでこぼこになって見苦しくなります。裏板をハンダ付けするときに車体側面にぴったり密着させて波打った状態にならないようにします。

64zentai

 この後表側からフィルターパーツをはめて、丸穴からハンダ付けします。何でこんなややこしいことをするのかといえば、フィルターのパーツを直接裏から付けたのでは凹みすぎるためです。 最近のカツミの機関車では標準的な手法になっています。この部分はじっくり時間をかけて作業する必要があります。

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2009年1月15日 (木)

貫通扉の取り付け

 引き続き説明書の手順に沿って車体の大組です。

641

 正面の貫通扉の取り付けです。車体の裾から3.5mmの位置にケガキ線を入れてテープで仮止めしてハンダ付けするのですが、ここで注意しておかなくてはならないのが、このドアはディテール部品であると同時に車体の突き当て部分の補強板でもあるということです。車体の基本プロポーションを形作る部品なので、位置合わせには時間をかけて納得いくまでやらなければなりません。位置が決まってハンダ付けするときにはこれが補強板であることを念頭に置いて作業します。642

 ハンダがドアの裏面全体に行き渡るように、付き当て部分のラインや丸穴を利用してハンダを広げます。ドアの上の方が浮きやすいのでその点にも注意します。このあたりはED75やEF65-1000も同じですね。

64zentai

 ハンダ付け出来たら余分なハンダを取り除いておきます。機関車の場合、細かいディテールが多いので、パーツがいろいろ付いてくると削れなくなる場合がありますから、面倒でもその都度除去しておく必要があります。

 この機関車、側面のフィルター開口部が大きいので、この段階では車体を歪ませないように特に注意が必要です。

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2009年1月14日 (水)

カツミのEF64着工です

 12月に発売されたEF64を作ることになりました。今回発売されたのは第7次量産車と呼ばれるタイプで、旅客用に電気暖房を持つ46~55号機と、貨物用の暖房なしの56~75号機の2種類です。外観上の特徴としては、尾灯が外バメ式になったこと、運転席屋上に扇風機カバーが付いた事などが上げられます。中央西線の電化に際して製作されたものですから当初は篠ノ井機関区や稲沢第2機関区へ配属されて主に中央西線で活躍していましたが、最近では新鶴見あたりでもしばしば見かけることがありました。しかし、それもEH200の増備で姿を消しました。いよいよ国鉄型電機の終焉を感じさせます。それを考えるとタイムリーな発売だったとも言えます。

 製品の方は、最近のカツミの標準的な構成ですが、今回は台車がロストワックスのみで、エコノミーなダイキャスト製を希望の場合には日光モデルの製品を使うことになっています。

 さっそくキットの箱を開けてみます。

64kit

 車体だけでこれだけの部品があります。昔の「簡略製品のカツミ」の面影は微塵も感じられません。

 さて、製作に入る前に選択の余地のある部品を決めておきます。正面の貫通扉はヘッドマーク掛けのあるものと無いものを選べますが、今回はありの方にします。台車はロストワックスのもの、パンタはフクシマのPS17という仕様にしました。あとは特にいじらずに基本的に素組として行きます。一昨年の退院直後に製作を始めたED75の時とどれだけ手の感覚が変わっているか検証するのも目的の一つです。

64body

 スタート時点での車体です。ディテールらしきものは全く付いていません。最初は運転席上の屋根の取り付けです。

Yane1

 この部分は大きなロストパーツですから車体と接する部分に大きな湯口があります。まずはこれを切断して切り口をきれいに仕上げます。これを怠ると屋根がきれいに収まりません。

Yane2

 切断してヤスリで仕上げた状態です。切り取った部分だけでなく車体と接する部分全てを軽くヤスっておくとハンダの流れが良くなります。

Yanetoritsuke

 説明書にある通り、貫通路の下を仮止めしてから屋根を載せて位置を決めます。位置が出たら車体と接する部分をハンダ付けしますが、巨大ロストパーツなので熱をしっかりかけないとあとでボロっと取れてしまいます。全体のプロポーションに影響する部分だけに位置合わせは慎重に行います。

Zentai

 取りあえず屋根が載りました。ED75を始めた時に比べて手の動きもだいぶスムーズになっているようです。

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