完成近付くED76
ほぼ形になったED76、慣らし運転と並行して残りの小パーツや修正を行っています。水タンクのパイプや解放てこ、屋上の高圧配管など、調整作業のときに引っ掛けて破損の恐れがあるものは最後に取り付けます。細部の色差し部分の不具合箇所もこの時に修正します。
これだけの工数があるわけですし、自動運転の機械で作っているわけではありませんから、修正箇所などは必ず発生します。でも、エアホースのコックに色が入ったり、解放てこが付いたりという細かい作業が一つ進むごとにだんだん機関車のイメージが出来上がってくるのが実感できるものです。そして、最後はやはり、完成品とは一味違う、九州のどこかの駅で見かけたED76の匂いが感じられるようなものにしたいところです。いつの間にか、パンタがグレーに塗り替えられて、比較的近年の塗り方だけれども、色々なブルートレインを牽引していた頃の仕様になっています。
かつての九州の主力機ですから、「富士ぶさ」専用ではなく、様々な列車の先頭に立たせたいものです。
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