2016年6月 3日 (金)

理想的な走りに

 先週、センターピンの締め付け具合を調整したDD13、改めて試運転です。

Dd13

 台車が複雑な動きをするポイント区間での瞬間停電状態がなくなって、気持ちよく通過するようになりました。お客さまが持ち込みで試運転をおやりの時も、似たような事例は結構あります。部品の組み付けは間違っていないし、極端に台車の動きが渋いわけでもなく、原因は一体何なんだろう、と悩むことは多いですね。そして原因はえてしてこんなところにあったりするものです。

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 入換中に遠方から確認し易いように点灯させている前照灯もちらつくことがなくなりました。まだ走り込みが足りない感じがあるので、この後もう少し走り込ませてみます。

 DD13とは思えない静かで安定した走行をついに得られたようです。本線機と違って、複雑なポイントがたくさんある構内を行ったり来たりするものだけに、調整の難しさもあるように感じました。

 今度こそ、完璧な走りに目途がついたようなので、ちょっと遊んでみます。

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 管理人が中学生だった頃、ごく当たり前だったEF57とDD13の並びです。尾久客車区でDD13によって組成された客車列車は、EF57やEF58に引かれて東北方面へ向かっていました。優等列車も多かったので、尾久配置でないものも含めて、様々な客車を目にすることが出来ました。また、尾久客車区には、奥羽南線電化までキハ181系の配置もありましたが、これは初の気動車特急、キハ81「はつかり」以来の伝統でした。キハ81は、その後「つばさ2号」、「いなほ」、「ひたち」で使用され、羽越線電化で「いなほ」が電車化されて「くろしお」に転用されるまでここにいました。小学生の頃、尾久客車区北端の梶原踏切の跨線橋から眺めていると、「ひたち」で入区したキハ81が、「いなほ」のヘッドマークに換わって出区して行くのを見ることが出来ました。珍しい車種だけに、これを見た日は、ちょっと得した気分でした。キハ82の「つばさ」は乗りましたが、キハ81はとうとう乗らず仕舞いでした。571

 大きなパンタを振りかざして突進して来るEF57は、当時EF58以上に人気がありました。管理人の57は、バブル経済の頃に購入した天賞堂の完成品ですが、どうもモーターの具合が良くなく、さっぱりスピードが出ず、「突進」のイメージには程遠いものでした。これは、MPギアでは一般的なキャノンEN22に交換して解決しています。あの時代の天賞堂、ギアシステムはあまり変化がないのに、モーターがころころ変わって、ロット毎の走行状態のばらつきが多かったように思います。

 モーターを変えるだけで、こんなに違うのか、という感じですが、これもまたセンターピンの締め付けをちょっといじっただけで快調になったDD13に通じるものがあります。

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2014年5月 4日 (日)

SLファンの方からいただいたヒントを取り入れます

 古い天賞堂のDD13、更新改造で本来の任務である入換走行はほぼ満足できるレベルになりましたが、いかんせん40年も前のものと言うことで、各部が老朽化しています。車端部側面の手すりが折損してしまいました。修復にあたって、SLフアンの方からいただいたヒントを取り入れてみました。

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 折れた箇所の手すりを復旧するについて、リン青銅線を使用してみました。変形しにくいということで、SLでは多用するのだそうです。弾力もありますし、確かに使えそうです。今回はあえて現代風にφ0.4のものを使いました。

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 既存の残りもいずれ折れるだろうから、という想定で、先走って細いもので修繕しました。明日以降塗装してみます。

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2014年3月20日 (木)

肉厚シリコンチューブの実験

 重入換の時にモーターのトルクに負けていた感のあるシリコンチューブ、厚みのあるものに変えてみました。

Sc1

 外形φ4.0すなわち肉厚が1.3のものです。早速取り付けて走行試験です。

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 予想通り、重入換でもトルクに負けなくなりました。でも単機の時はチューブの弾力に影響されている感があります。ここをどう調整するかが次の課題です。

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2014年2月16日 (日)

客車の調整再開

 DD13の基本的な調整が出来たので、中断していた客車の調整を再開します。改修前のDD13で入換をした時に発生した主な問題は、推進運転時のポイントでの脱線と、解放不具合でした。

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 ケイディーの解放不具合の場合、トリップピンの調整とか、高さが原因とされますが、フジモデルベースの場合、この連結器取付部の水平が出ていない場合が多いことに気付きました。比較的厚い板で出来ていますが、プレス部品だけに、変形していたりすることもあるわけです。この部分の調整で、かなりのトラブルが潰せました。意外と見落としている部分でした。フジの標準構造ですから、同種のトラブルの場合、ぜひ確認していただきたい部分です。

 推進運転のトラブルは、やはり台車でした。もちろん、すぐ壊れるカトーのポイントと言うこともあるのですが、新品のポイントにしてもなお脱線する場合には、ここをチェックしてみてください。

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 日光モデルの台車、ボルスターが柔らかいのですぐ変形します。少しでも変形していると、推進運転時にポイントで脱線します。エンドウのボルスターのように硬くて変形しにくいと良いのですが。日光の台車は、基本的に昔のナット止め車輪の寸法で設計されているので、エンドウやカツミのものとボルスターの寸法が異なります。圧入ピボット車輪の台車も同様です。もし、エンドウのボルスターに交換するということであれば、車輪もエンドウ製に交換しなければなりません。

 まあ、乱暴に扱わなければどうにかなるレベルなので、当面その辺のチェックをしっかり行って、そのまま使うことにします。

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 車両・線路と言った各要素の調整を行って、編成替えの試験を行っています。まだ調整の余地ありと言う感じですが、だいぶストレスがなくなって来ました。超アナログなシステムながら、これは結構楽しめます。実際の客車区の入換も労働集約型のアナログな世界でしたから、これで良いのかな?とも思います。

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2014年2月15日 (土)

人形を乗せました

 走行部分の改修がほぼ出来たDD13、現役で客車区の入換などを行っていた時代の雰囲気を再現すべく、人形を乗せます。人形の使い方で、製品状態でも上手だなと思うのは、プラモデルのタミヤ、ミリタリーミニチュアシリーズでしょうか。もう半世紀近く前から存在しているシリーズですが、ジープや戦車に兵隊が乗っているだけで(他社品にはまず乗っていませんでした)こうも雰囲気が変わるものかと感心させられたものです。同時に、人形の塗装が極めて面倒だということも実感しました。そうかといって、人形は成形色一色のままというわけには行きませんね。

 今は日本型鉄道模型用として、16番ではカトーやエコーモデルから塗装済みの人形が発売されています。特にカトーのものは、Nゲージと共通の原型で、誘導員など動きを表現したアイテムが用意されています。しかし、これの使い方が意外と難しいのです。ミリタリーのプラモは、昔は電池で走行する戦車もありましたが、基本的にはディスプレイモデルです。人形のポーズや表情などで、動かないモデルに動きの表現を与えています。それに対して、鉄道模型は遠隔操作で列車が走りますし、ケイディーのアンカプラーなどで列車の入換もできます。そうなると、ホームの駅弁屋さんとか、ベンチや待合室で列車を待つ乗客などはともかく、機関車に飛び乗ったり飛び降りていた誘導員などは使いにくいですね。カトーのカタログ、この製品が出た頃は、NゲージC62ニセコの入換シーンなどに使った写真を載せていましたが、入換が終わりいよいよ発車と言う時に、誘導員はどうするんでしょう?と思ったりもしました。

 割とストレスなく、あの誘導員の人形が使えるのは、実はこのDD13(近年ならDE10とかですが。さすがにHD300になるとフライキは持っていませんが・・・)だったりします。

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 片側のデッキに乗せます。行ったり来たりしているので、両側に乗せる必要はありません。

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 キャブに機関士も乗せます。計器盤のシルエットがまだですが、これは近日中に大宮へ行って実車を観察してからアレンジを考えます。何しろ毎週大雪なので、活動範囲が大幅に制約されています。

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 レイアウトに入れるとこんな感じです。改修前とほぼ同じ状態になりましたが、行ったり来たりの入換運転は格段にスムーズになっています。地上側の誘導員は、アンカプラーの位置を示しています。かつての鉄道は、労働集約型産業でしたから、ちっとも不自然ではありません。

 かなり時間がかかっていますが、DD13も当初のイメージにだいぶ近づいてきました。Nゲージもカトーから初期型のDD13が出ていますし、誘導員の人形も大きさ違いで全く同じものが出ています。Nゲージも、マグネマティックカプラーなどを使用して自動切り離しが出来るようにすれば、同じ効果が得られるかと思います。

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2014年2月 7日 (金)

DD13が復活して

DD13がほぼ復活して、店レイアウトの客車列車の編成替えが行えるようになりました。DD13の改修中、ヤードの奥に放置されていた客車を引き出して組成してみます。

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 DD13による入換で、前から2両目に茶色のスハ43を連結してみました。一通り形にはなっていたのですが、室内灯の点灯が不安定でしたので調整を行いました。

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 最後部のマニ60も同様でしたので、同じく調整を行って、どちらも安定した点灯を得ることが出来ました。こういうシチュエーションになると、ヤードに散らかっている客車群、全部同じコンディションで走ってくれないといけません。

 かのDD13、目下最終調整中ですが、店レイアウトの入換機ということで、かつて銀座の天賞堂のオメガセントラルで実演していたケイディーカプラーの自動連結・解放のデモをやりたいと思っています。極めて単純なメカなのですが、実際にやってみると結構面白いものです。DCCのような大げさなシステムは不要ですし。

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2014年2月 1日 (土)

仕上げに進みます

 動力の調整がほぼ出来たDD13、仕上げに進みます。再塗装した下回りにウエザリングを施して、上下のバランスを揃えます。131

 改造前と同様、錆色系と排気のスス汚れの黒を、いずれも薄く溶いてエアブラシで吹きました。幹線用のDD51等とは違った、いかにも脇役でござい、という汚れ方にします。今で言えば、相模貨物に時々いる汚いDE10などが参考になるかと思います。

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 ヤードに入れてみると、昨日までよりぐっと自然な感じになりました。側面のナンバーが欠落していますが、新規に追加する細かい標記ともどもこの後入れることにします。

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2014年1月31日 (金)

入換機としての調整

 単機での走行がまずまずだったDD13、本来の入換用としての調整を行いました。

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 今回取り付けたケイディー402、首が長く入換用には不向きなことが判明したので、#148に交換しました。

148

 見た目もカッコ良くなりました。

Greasem

 ポケットの内側にグリーセムを吹き込んで、動作を軽くしておきます。3点支持方式にした結果、当初の期待通り、カトーのガタガタポイントでも 停止することなくスムーズに通過してくれます。モーターが取付の関係で若干オフセットされているので、シリコンチューブの長さの微調整を行って、走行の安定を図りました。キハ40もそうでしたが、シリコンチューブを使う場合、やはりここが重要なポイントらしいです。

Nimotsu

 調整を兼ねながら、レイアウトのヤードに散らばっていた郵便・荷物車の入換を行って、留置車をひとまとめにしてみました。レイアウト上に出ていないスユニ61を含めると、いつの間にか郵便・荷物車だけで7両もあります!やや短めの荷物列車が出来そうです。気が付かないうちにどんどん増えるのが、客車の恐ろしいところです。

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 入換機としての基本的な機能は得られたようなので、次は上下がアンバランスになっているウエザリングを行います。店レイアウトにやって来て早5年、車齢40数年のDD13、いよいよ更新工事が完成に近付きました。

 その昔、尾久客車区の北端、梶原踏切の跨線橋から眺めたDD13の活躍ぶりを再現するというのが、改造のテーマでした。あれから40年近い時を経て、ついに模型で再現できることになりました。鉄道模型と言うのは、息の長い趣味だとつくづく思います。

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2014年1月30日 (木)

40年以上も前のDD13、ついにレイアウト試運転です

 動力改造工事を行った40年以上も前のDD13、ついにレイアウト試運転に漕ぎ着けました。

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 昔良く見かけた、機関区から操車場への単機回送の風情です。試行錯誤の連続で、かなり神経を使ったこともあって、期待通りの静かでスムーズな走りを得ることが出来ました。入換用と言うことで、慣らしを兼ねた連続走行も副本線を通過させるようにして、走行の具合を見ていますが、殆ど問題なしです。
 初代が発売されたのは50年も前、この車は小改良された2代目のようですが、それでもゆうに40年以上前のものです。今の目で見ると多少不満はあるものの、丁寧な設計と造作で十分にDD13の印象を伝えてくれます。そして、今回動力システムも現代水準のものになったということで、この後も長く入換に活躍してくれるでしょう。

 レイアウトに持ち込んで気になった、KD5がやや前よりに取り付けられていたのは、No.402に交換しました。この辺の調整はこの後です。ウエザリング、運転台関係など、この後は楽しい作業が続くはずです。

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2014年1月29日 (水)

引き続き外観の整備

 外観整備の続きを行います。ドリルが折れて出来なかった、もう一方のエアホースを取り付けました。

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 まあ40年以上も前のものなので、デッキの手すりが太いとか、不満な部分はあるのですが、尾灯の交換などもあって、だいぶ印象が向上してきました。取りあえず次はレイアウトでの試運転と調整です。

 その後は、ワイパーなど現代の製品では標準で付いているパーツを追加したり、キャブ内の運転席表現の追加などを考えています。

 このDD13は、製品の歴史を調べてみると、どうも第2世代のもののようです。第1世代では、ライトがダイヤモンドレンズだったようで、この車は米粒球の直差しでしたから。最終製造のものは、キャブ周りの小手すりやボンネット上の吊り上フックが追加されたりしています。台車も、途中から省略され、ごく初期のものも後に撤去されたオイルダンパーがないタイプのものになっていますが、あれはダイキャストなのでしょうか?もしそうだとして、固定式のギアボックスのままでしたら、3点支持化はいっそう難しいかと思います。

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