2020年11月20日 (金)

魔改造EF65の調整

 しばらく前にMPギヤ化改造したつぼみ堂のEF65、どうも車体が傾いているようだということで調整しました。台車センター部の部品構成は間違ってなく、床板の穴埋めも特に問題なく、果たして何かということで追いかけてみると、何とアングルの水平が出ていませんでした。両端で1mm近く高さが違っていて、途中も波打っていました。元のインサイドギヤの場合、床の大穴部分に厚めの帯状のボルスターがあって、これに台車を取り付けるので、この帯状ボルスターを指でぐりぐりやればごまかせます。しかし、MPギヤのように床板に取り付けるようになるとそうは行きません。波打ったアングルに床をネジ止めすると、床板も波打ってしまいます。

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 アングルを剥がすわけにも行かないので、センターピン部分のセンタースペーサーと台車ボルスターの間にセンターピン付属の調整用ワッシャーを挟んでみました。ただ、これを入れるとセンターピンのネジがボルスターにあまり食い込まなくなるので、ワッシャーは1枚が限度のようです。

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 まだちょっと傾いてなくもないような気がしますが、この辺が限界でしょう。

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 他にもまだ問題があります。このスノープロウ、後から追加したのですが、線路に当たってしまいます。スカートとプロウの位置関係は問題なさそうなので、スカートの縦方向の寸法に問題があるのかもしれません。

 昭和40年代のモデルは今と違って、スノープロウが付いているものなどあまりありませんでしたし、動力はインサイドギヤが標準でした。つぼみ堂のものはカツミのものより造りが上等な感じでした。何より、こうして手を入れてやることで、半世紀の時を超えて走り続けられるというのは、昨今の中国製プラ製品ではまず無理でしょう。

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2020年11月16日 (月)

取りあえずレタリング類の修復完了

 なかなか本題のエンドウの新アオガエルに進めないのですが、取りあえず旧版の剥がれてしまっていたレタリングの修正が出来ました。

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 旧版ではインレタだったエンド標記や社名銘板がエッチングパーツになって、編成全体で見てもずいぶん落ち着いた感じになりました。レタリングや銘板類は軽く見られがちですが、全体の印象に大きく影響するものです。インレタのナンバーを入れるだけで俄然実感的になるので、完成品を買った場合もぜひ入れていただきたいところです。

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 新版で追加された細かい標記類も分けていただいたので追加してあります。新版ではディテールの追加や一部車体構造の変更がありますが、全体の基本的な造形はあまり変わっていませんから、レタリング関係についておよそ新版の完成イメージとして見て構わないかと思います。四半世紀前のものですが、造形が非常に良く、且つ戦後の高性能車黎明期の電車が持つアナログな雰囲気が良く出ています。新版では、割合最近出た他社品に刺激されたのか、ディテールがかなり追加されていますが、旧版と並べても違和感はなさそうです。

 たまたまですが横にいるEF13、そうアオガエルの時代の東横線渋谷駅はもちろん地上で、すぐ横は「山手貨物線」でしたね。「湘南新宿ライン」ではありませんし、まさか相鉄線がそこを走るとは想像さえつかなかった時代です。ここは東京都内にあって旧型ELの宝庫でした。あの時代はわざわざ遠くへ行かなくても、国鉄も私鉄も個性的で面白いものがいろいろ走っていました。

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2020年11月15日 (日)

エンドウ初版アオガエル サハ5350の修繕

 モハ112が大体形になったので、今日は東日本大震災で被災していたエンドウの初版アオガエル、サハ5350の修繕を行いました。

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 棚から転落した時にドアステップがなくなっていました。ドアステップで着地したようで、車体には目立った凹みなどはありませんでした。すっかり忘れられていたのですが、今回レタリング類の修繕や追加を行っている時に気が付きました。ちょうど新版のアオガエルも来ていて図面があるので測ってみると、うまい具合にエッチングパーツが付いていた洋白製の枠にぴったりの幅のものがあったので、これを使用してみました。取りあえずバレないかなという感じになりました。

 分解したついでなので、室内灯の交換を行います。

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 これまで取り付けてあったのは、カツミのFLパネルライトです。

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 中央部に大きめの白色LEDが2つあって、パネル全体に光を飛ばす方式です。この方式だと、車内の明るさにムラが出ますし、古い製品なので光の色も不満です。もちろん、走行すればチラツキも出ます。これも、先日のモハ112と同様、モデルシーダーの大容量蓄電式蛍光灯色に取り換えました。

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 点灯させるとこんな感じです。車内を実車に沿ってグレーに塗ってあったのですが、光の色が実感的になったこともあってかなり効果的です。東横線バージョンの初版アオガエルでは初めてですが、なかなか良いので残りの5両も順次取り換えることにします。

 

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2020年11月12日 (木)

東日本大震災・・・

 引き続きエンドウ東急旧5000系、店レイアウトにある旧版の修繕を行っています。

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 レタリングが剥がれたところの修復が中心です。銘板とかエンド標記はエッチングパーツでアップデートされたのですが、1か所ドアステップがない・・・。確かこれ、東日本大震災の時に激しい横揺れで転動して棚から落ちて取れてしまったはずです。当該部品は行方不明になりましたが、帯材などで代替製作は容易だろうということでそのまま放置してあったようです。何年経っているんだろう、という感じですが。新版ではこのステップに滑り止めの表現があるので、これを回してもらうと全部取り換える必要が出て来ますから、当初の考え方で行くことにします。

 まあ、25年も経っているのでいろいろありましたから、ある意味仕方ないのですが。

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 側面の「東京急行電鉄」とエンド標記の銘板は、初版ではインレタでしたが、今回はエッチングパーツになりました。そのパーツの中に、妻板に付く製造所銘板も入っていたので取り付けておきました。目立たない部分ですが、同じく新版で新調された検査標記インレタと合わせてかなり実感的になりました。

 プラ製品では印刷済みだったりしますが、ブラスモデルでは案外スルーされている部分です。でも、このような標記が入るだけで、細密感は一気に高まるものです。国鉄形でしたら、くろま屋製品で結構このような標記インレタが出ていますね。アオガエルを新版で入手された方は、完成品にもキットにもこの辺のものは入っているので、是非取り付けていただきたいと思います。

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2020年10月26日 (月)

さらにその後のED78

 スポンジ浸食のED78、プリント基板の劣化という落とし穴があって手こずりましたが、ようやくまとめです。

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 途中ですが、ナンバーの貼り付けや連結器の取付を行っています。

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 切れやすい1.5V球でやっていた低速から一定の明るさで光るライトは、現代ではあっさり出来てしまいます。

 しかし、MV-8というモーターは電気食いますね。今回使用のライトシステムは、6~15Vまで一定の明るさで光ることになっているのですが、この機関車はライトが点灯した後、パワーパックのつまみをさらにだいぶ上げないと起動しません。今回のメニューにモーター換装は入っていないのでここまでにしますが、点灯が考慮されていなかった尾灯が点くようになったのは、現代的な部品のおかげですね。

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2020年10月22日 (木)

ED78 尾灯点灯

 例の古いED78の続きです。

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 すぐに球切れする1.5V定電圧点灯をLEDに置き換えます。当初点灯しなかった尾灯もわけなく点灯できるのは時代の流れですね。

 ただ、プリント基板が劣化して銅の部分が剥がれかけていたのには閉口しました。凝った回路になっていて、基盤のダイオードを撤去するとモーターも動かなくなります。モータはリード線で台車からの接点に直結し、天井の基盤はライト関係の上下接点用ということにしました。

 一から配線引き直した方が早かったような気もしますが・・・。まあ、当時としては斬新な設計だったのでしょう。店レイアウトのものは、動力更新が第一だったので、プリント基板はあっさり撤去していたので、こういう風になっているのには気付いていませんでした。

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2020年10月20日 (火)

その後のED78

 ライトの配線をしていたら、まずいことに気が付きました。

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 経年劣化でプリント基板の銅部分が剥がれかかっています。スイッチも接点がプリント基板の上で回転する原始的な形状です。この部分もかなり危なっかしい感じです。さあどうしよう・・・。

 取りあえずライトは点灯するようにして、スイッチはどこかに新設した方が良さそうな感じです。上下分離の容易さということで、個の基盤は活かしたいところです。

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2020年10月14日 (水)

その後のED78

 スポンジに前面がやられていたED78、必死にコンパウンドがけをしてみたところ、こんな感じになりました。

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 下まで行っていなかったので、何とかごまかせるかな、という感じです。今のものと違って、ヘッドマークステーや非常灯掛けといったパーツが省略されているので、コンパウンドがけには好都合でした。もう少し頑張ってみます。ただ、このロットのED78、赤2号が異常に黒っぽいんですね。それをどうするか・・・。

 もう一つの課題が切れやすい1.5V球による定電圧点灯のライトの改造です。

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 こんな構造になっています。かなりご苦労さんな構成ですが、昭和52年のものですから、まあこんなものでしょう。

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 その1.5V球は、レンズ球と言って、頭がヘッドライトレンズの形状になっていて、後ろから押し込むとレンズが入っているように見えるというものです。従って車体側にレンズは入っていません。レンズ球はとうの昔に絶滅しているので、切れたらおしまいです。なので、車体側にレンズを入れて、モデルシーダーのヘッドライトモジュールを使用する方式に変更します。

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 昭和52年当時としては斬新なコードレスの設計はメンテナンスもしやすいので、活かしたいところです。天井のプリント基板も不要なダイオードを撤去して活用したいところですが、その回路もエンド毎にライトが点滅できるようになっていますから、どのモジュールを使うかちょっと考えるところです。今出ているものでは、片運用のヘッド・テール各2個のものを2つ使えば良いかなという感じですが。両運用のものを使うと、エンド毎の点滅がややこしくなるので・・・。

 このあたり、同時代のカツミやつぼみ堂の原始的な構成の機関車の改修とは勝手が違うところですね。

 

 

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2020年10月 8日 (木)

天賞堂ELのLED化改造

 スポンジにやられた天賞堂のED78をどうしようかというご相談がありました。

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 店レイアウトにあるものと同じ1977年製のものです。

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 側面は無問題なのですが、前後がやられています。

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 和紙にくるんであっても前後が開いているとだめなのでしょう。これをどうごまかすかが第一の課題。第二は、この時代の天賞堂交流機共通の問題ですが、すぐに切れる1.5V球による定電圧点灯のライトです。この機関車も1エンド側の両側とも切れていました。

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 確かに低速から明るいのですが、少しでも過電圧がかかるとすぐに切れます。1.5Vの電球も今では殆ど手に入りませんから、LED方式に改造することにしました。モデルシーダーのものであれば6~15Vの間一定の明るさということで、元設計と同様の効果が得られるはずです。

 この機関車が作られた四十数年前にはLEDというものはありませんでしたし、低速からライトが明るく光るだけでも革新的だったわけです。

 店レイアウトのED78も同時期のものですが、こちらは通常の12V球に交換してあります。低速ではやはり暗いので、今回の改造で良い結果が出れば、同様に改造するつもりです。

 

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2020年10月 5日 (月)

イリサワ「乗客100人セット」使用実験

 何気なく見つけて仕入れてみた問屋のイリサワブランドの「乗客100人」セットを使ってみます。

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 乗客100人の他、運転士と車掌が含まれています。人ごみをローコストで表現しようというコンセプトなので、人形自体の仕上げはアバウトなのですが、とにかく簡単に使えるのがミソです。

 店レイアウトにある小田急2200形6連で実験してみます。

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 単純計算で行けば1両あたり16人くらいの計算ですが、編成の両端と中間部で差を持たせてらしく見せることにします。取りあえず最初は16人乗せてみました。

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 最近は室内灯も実感的に光るのでなかなか良い感じです。乗客がいると活き活きした感じになります。割と散らばってみんな座っているので、新松田と小田原の間を走っている急行電車という感じでしょうか。

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 他社からは、同様のコンセプトで立っている人と座っている人のミックスのものもありますから、もう少し乗せたい時は、こちらも併用するとよさそうです。取りあえずこの後6両編成全体に乗せてみます。

 こちらで紹介したイリサワの100人セットは3,300円(税込み)、黒木製作所製の24人ミックスは1,296円です。

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