2017年8月19日 (土)

ライト周りの色入れ

 運転会の組み立て式レイアウトの試運転で使えるようにと用意したカトーのクモハ12、そのままでは面白くないのでウエザリングを施しましたが、ライトの付け根の部分が不自然な感じだったので、手を入れてみました。

121_2
 ライトはこのように引き抜ける構造です。内部にプリズムが仕込んであって点灯する構造です。どうしてもこのような感じになってしまうのでしょうけれど、取り付けステーのモールド表現はあった方が良かった感じです。屋根に取り付けた時に不自然だった写真の個所を赤錆色で塗装してみました。

122

 元通り取り付けてみるとだいぶ良くなりました。

123

 まあ試運転用の電車にちょっといたずらということなので、凝ったことはしませんが、これだけでも製品状態とはだいぶ印象が変わります。

120

 ちなみに製品状態はこんな感じです。1両で完結する電車ですので、ウエザリングの練習用にも好適かと思います。

| | コメント (0)

2017年8月12日 (土)

組立式レイアウト試運転用電車

 運転会などでよくある組立式レイアウト、線路を一通り組み立てたらきちんと走るか試運転をしますが、いきなりブラスの機関車を単機で走らせて脱線転覆したりすると大変です。以前から適当なものがないか探していたのですが、ここ最近出たカトーのプラ製クモハ12が良さそうだったので、これにしました。これならば比較的安価ですし、脱線しても大したことにはなりません。

 試運転用ですから、製品そのままでもよいのですが、今後いろいろな場面で出て来ると思われるので、一ひねりしてみました。細部の色差しやウエザリングを施して、雰囲気を出してみます。

121 

 先ずは車体を分解します。屋上の別付け部品も全部外します。手を入れるのは主に屋上と床下です。成型色のままの部分が多く、色入れも省略されていますが、ちょっと手を入れるだけで印象が良くなるはずです。

122

 車体の標記が弁天橋電車区になっているので、国鉄時代を想定して、屋根をイボ付きビニールの色合いに近いGM㉟で吹きます。

123


 成型色のままの屋上部品はGM⑨で塗ります。

124

 塗装した各部品を元通り組み立てます。

125


 モーターカバーは曲面部分がテカるので、つや消し黒で塗装します。

126

 床下は分解するのも面倒なので、成型色の黒は活かすことにして、抵抗器のカバーや碍子に色を入れます。これはかなり効果的です。マスキングされていますが、床上の座席はモケット部分をブルーで塗装してあります。

127

 組み立てた屋根にウエザリングを施します。鋳鉄制輪子を使用している電車ということで、ガイアカラーの赤錆色を薄めたものを吹きます。乾いたらつや消しクリアーを吹いて、完全に艶をなくします。案外見落とされがちですが、これは全体のメリハリをつける上でとても重要です。

128


 床下も同様に赤錆色メインで吹きます。いずれも下地の色が残る感じにするのがポイントです。こちらも最後につや消しクリアーで仕上げます。

129

 パンタグラフは、その時代の写真を見るとグレーなので、プライマーを吹いてからGM⑨で塗装します。製品の黒メッキではやはり不自然です。

1210 

 元通り組み立ててみると、強引に点灯させている前照灯の付け根部分が不自然な感じです。ここは、この後もう一工夫してみます。

1211

1212

 ここまでの全体像です。成型色のテカテカ部分がなくなったので、旧型国電らしい落ち着いた雰囲気になりました。

 試運転ついでに色差しあるいはウエザリングへのお誘いというプレゼンテーションにも使えそうです。最初はフリー塗装として大雄山線コデ165の色にしていかにも事業用車という雰囲気にしようかな、とも思ったのですが・・・。ともあれ、これで試運転用の電車が1台確保できました。

| | コメント (0)

2017年6月 9日 (金)

「ガイアカラー」の実験

 お客さまから、「ガイアカラーの客車のブルーの色合いが良いので取れないか?というお問い合わせがあって、ラインナップを調べているとなかなか面白そうなものが揃っています。ステンレスカーの銀色も何種類か揃っていたりとか。その中で管理人が気になったのが「赤錆色」でした。G1


 従来、鋳鉄制輪子の車両の下回り、レッドブラウンを薄く溶いたものをエアブラシで吹いてウエザリング表現を行っていたのですが、赤みがやや足りない気がしていました。どうしようか思案していたのですが、今回ずばりの色名のものが出て来たというわけです。

 早速実験してみます。

G3

 期待通り、赤みが強いようです。

G4

 左がガイアカラーの赤錆色、右が従来のレッドブラウンを使用したものです。

G2

 ということは、電車関係でも大雄山はガイアカラーにして、似てはいるけれど、若干ニュアンスの異なる小田急は従来のものとすることで、雰囲気を変えることが出来そうです。取りあえず大雄山の下回りもこの赤錆色にしてみました。

 ハツモノなのでしばらく既存の車両を使って試行錯誤ですが、結構面白い塗料だと思います。ステンレスカーも、東急旧6000系など、テカテカのシルバーに出来るのかな?とか興味は尽きません。

| | コメント (0)

2017年3月 4日 (土)

貨車の連結器調整が大体出来ました

 いただき物が中心だった店レイアウトの貨車も、最近は「お試し」で組んだホビーモデルのプラキットや、アダチのブラスキットベースのものが徐々に投入されて、だんだん車種も増えて来ました。国鉄が分割民営化されて30年ですから、いろいろな種類の貨車が連結された貨物列車をリアルで見た記憶があるのは、30代中盤より上の方だと思いますが、最近はNゲージでも、この時代の貨車がいろいろ発売されているので、若い方もそれなりに関心を示してくれます。

 1両ごとに全国各駅へ行くので、主要な地点の操車場で仕分けをし、最後は集配列車で各駅へ送り届けられるわけですから、連結、解放は付いて回ります。模型でも、これは是非機能的にも持たせたいものです。店レイアウトではそのような観点で、貨車にはケイディーカプラーを装備し、線路にはアンカプラーを設置して、自動連結、解放機能を持たせています。非常に単純な原理なので難しくはないのですが、個別の車両の連結器の取り付け具合(傾きなど)や、解放ピンの曲がり具合、連結器本体の動作具合などによってトラブルを起こす場合もあります。

Fc1


Fc2


Fc3


 店レイアウトでの貨物列車組成の一例です。アダチのブラスキット、ホビーのプラキット、エンドウのプラキット、あるいは天賞堂やアクラスのプラ完成品など、様々なものが混ざっています。なるべく車種を増やしたいので、これは当然ですが、連結器取り付け部分も、Nゲージのように自社のものでなければダメ、ということはないのですが微妙に違っていたりします。これが動作トラブルを起こす原因の一つなのですが、今回、このちまちました貨車群の調整がようやく出来ました。

Fc5


 試運転用ですから、大して広くないレイアウトですが、有効長の範囲で適宜つなぎ変えられるというのが大事です。いただき物のナンバーの入っていないものを中心に側線に留置されていますが、これだけでもワム70000、ワラ1、ワム80000、トラ70000と4車種になります。

 とても地味な部分なのですが、連結・解放が確実になると貨物列車はぐっと楽しくなります。しかもDCCと違って、超原始的なシステムなので、極めてローコストで楽しめるのです。

Fc4


 最近は、カトーのカタログ、16番のページでもケイディーカプラーの記述がありますが、貨車に関してはゲージを問わず、メーカーごとの連結器で制約を作ってはいけないと思います。

| | コメント (0)

2017年1月13日 (金)

SE車手直しその後

 キットで購入して25年以上経過したSE車、新しい部品を使用して、リニューアルしていますが、意外と難題なのが、MP化した時にあまり気にしていなかった車高です。この電車は、新宿~小田原間60分運転を目指して、低重心、連節構造になったわけですが、MP化当初、スムーズに走ることに気を取られていたようで、編成にするといささか凸凹なのが気になりました。

 連節車ということで、MP化の際に車体側ボルスターも絶縁して、回路的には編成全体を引き通す形になりました。高さの調整として、このボルスターを弄ると短絡したりで、行き当たりばったりの加工が見事に祟った格好ですが、悪戦苦闘の結果、だいぶみられるレベルになって来ました。

Se1

 走行中ですから、線路の凸凹に合わせて波打っていますが、車体の不自然な浮き上がりはだいぶ消せました。だいぶ前のものなので、組立の不味さもあると思いますが、この塗装をやり直す気力はありませんので、無難にまとめたいところです。

 パワトラ全盛期のキットということで、仕方ない部分もありますが、走行に関しては満足できるレベルまで来たので、引き続き微調整を行います。

 HE車を手に入れたこともあって、気合が入ります。こういうプロポーションは良くても原始的な構成のキット、最近は殆ど見かけませんが、結構頭を使うので、これはこれで結構楽しめます。

| | コメント (0)

2016年12月28日 (水)

風向きが変わって来たカトーのカタログ

 入門者も多い年末ということで、NゲージのカタログもカトーとTOMIXのもの、新版が出ています。

K1


 ざっと目を通して、明らかに風向きが変わっているように思えたのが、カトーのものです。割と冒頭のページに、このような記載があります。

K2


 何年か前までは、この位置に「ママにもわかるNゲージ」という、まるで幼児向けの玩具のような記事がありました。量販店でもどこでも、とにかくばら撒いて売れれば良いということだったのでしょうけれど、これではユーザーは育ちません。何も知らずに量販店などで安く買って、幼児に与えたところですぐに壊すのは目に見えていますし、親御さんにしても「高い割にすぐ壊れるオモチャね!」ということで、そこで終わりになってしまいます。

 そもそも「Nゲージ=鉄道模型」というわけでなく、鉄道模型のスケールの中の1カテゴリーとして「Nゲージ」があるわけですから。模型というのは縮尺に基づいていかに実物を忠実に再現するか、というのが一番大きなテーマです。当然繊細な表現も求められますし、走行にしても実感的な走りを得るために精密なメカニズムが求められます。分別の付かない幼児には無理なのです。

 Nゲージが普及する前の16番にも、入門者向けのスタートセットというのがありました。パワーパックと線路と車両というのは今のNゲージのものと変わりません。入っている車両は、自由形といって実在しない車両でしたが、不慣れな入門者が扱っても壊れにくいという配慮がなされていました。対象はおよそ小学校中学年くらいから、ということだったと思います。もちろん自由型といえど、本格的な16番のシステムですから、これを通して基本的な取り扱い、構造、メンテナンスなどを覚えて行ったものです。この記事も、もう一歩掘り下げて、昔のカワイモデルのカタログのように、「右側+で前進」の原則とかの記載があればなお良いのですが。

 Nゲージは一時期粗製乱造の中国製品が溢れ、供給過剰で量販店などで投げ売りされていることもありましたから、こうした長く付き合う趣味の原点というのは忘れ去られている感があったのですが、ようやくメーカーがこういった基本的なことを入門者向けのカタログで記述するようになったのは良いことだと思います。

| | コメント (0)

2016年12月27日 (火)

客車の調整 その後

 当雑談室では、機関車に比べて軽視されがちな客車を積極的に取り上げて来ましたが、おかげさまでいろいろご注文をいただいています。作例では、ほぼスハ43系や軽量客車で揃えられた優等列車よりも、様々な車種が混じった普通列車をイメージして、客車列車の面白さをアピールしていますから、店頭在庫もなるべく作例にあるような車種は切らさないようにしています。

 客車というのは自由に編成が組めるわけですから、模型でもそれを再現したいわけですが、店のほぼ試運転用レイアウトでは、昔からあって、安上がりで、案外楽しめるケイディーのアンカプラーを設置して、機回しや編成替えの自動化を行っています。単純な構造ですが、連結器の取り付け状態や解放ピンの調整具合によってはトラブルが発生します。

P1


 SE車の調整が一段落したので、留置線に押し込まれていた客車を引き出して組成します。昔の尾久客車区よろしく、1、2両単位で入換ます。

P2


 留置線の奥には、中途半端な状態の客車がいたりします。

 単純なシステムですが、導入当初はトラブルも多発しましたが、連結器の傾きや高さ、解放ピンの調整、アンカプラーの設置状況の3点に注意すれば、謳い文句通りの機能が発揮されます。試運転用のレイアウトですし、DCCを入れるような規模でもありませんが、この原始的なシステムは、極めて安価でやりたいことを実現してくれます。

P3


 どうやらそのツボを押さえられたようで、今日の入換はトラブルなく、人の手を介さずに出来ました。これは、やってみると思いの外面白いですし、客車列車に乗ったことがある方ならばハマること間違いありません。ケイディーカップラーも、最近のウイスカータイプのものは、動作も確実で組立が簡単なのでおすすめです。

P4


 今日の牽引機は、久しぶりのED71ですが、この機能が使えると機関車の付け替えも自動になります。機回しだけでなく、例えば黒磯駅での直流機から交流機への付け替えなども再現できますね。客車の旅は、機関車が何か?というのも楽しみの一つでしたから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年12月17日 (土)

座席交換完了

 SE車の座席をカツミの枕カバー付きのものに交換する作業、1号車の修整が出来てひとまず完了です。

S1


 走らせてみると、遠くからでも枕カバーがはっきり見えて効果絶大です。

S2


 室内照明があればさらに目立ちます。少し前に、明るいエンドウ新室内灯と組み合わせて、急行型グリーン車に使用してみましたが、窓が大きいだけになおさら効果的でした。

 ちょっと面倒なパーツではありますが、難しい作業はありませんので、時間がある時に枕カバーのない既存完成品の椅子をこれに取り換えてみるのも良いかと思います。作例では小田急ロマンスカーということで、赤いものを使用していますが、青も出ていますので、国鉄の特急列車であれば、普通車は青、グリーン車は赤と使い分けることが出来ます。

| | コメント (0)

2016年12月11日 (日)

座席の交換終了

 古いSE車、修繕と合わせて座席を最近のカツミのものに交換していましたが、ようやく5両終わりました。

Se2


 室内灯を入れたこともあって、枕カバーが結構効果的です。

Se15


 新宿方先頭車も前面ガラスをキャブロイドに交換しました。取りあえず今回やりたかったことは一通りできましたが、後は小田原方先頭車の座席取り付けの手直しなどです。

 正面のガラスがきれいになったのと、枕カバーの効果で、特急らしい華やかさが出て来たと思います。

| | コメント (0)

2016年12月 9日 (金)

SE車更新の続き

 25年以上経過して、各部の痛みも目立って来た上に、使用部品が現代水準と比べて見劣りするようになって来たSE車、5両目にかかります。

Se1


 泥縄式の改造を重ねて、ようやく見られるようになった電動車です。床上もかなり悲惨な状態でしたが、もう1両の電動車で新しい座席の取り付け方法が見えて来たので、こちらの車両ではそれを反映させた方法にします。割と簡単に座席がきれいに並ぶようになりました。

 電動車は、パワトラ方式を改めるに際して床板を新製しているので、座席の取り付け高さが異なります。今度こそは中間車と見栄えを揃えられるかな?という感じです。もう1両の電動車も座席はやり直しになりそうです。

| | コメント (2)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

103系 | DD13 | ED71 | ED75 | ED75-1000 | ED76 | ED78 | EF64 | EF65-0番台 | EF71 | IMON 箱根登山モハ1 | KSモデルの103系 | LN15のテスト | NゲージED75 | おすすめサイト | お手軽リカバリー | お気楽工作 | よくある質問 | アクセサリー | アダチ 新ワラ1 | アダチのタム5000 | エンドウ 東急旧5000系モーター交換 | エンドウキハ52走行改善 | オハ35戦前型 | オハ35戦後型 | オハ47 | オハ61 | オハフ33戦後型 | オハフ45 | オハフ61 | オハフ61-1000(3000) | オユ10 | カツミの103系 | カトーの16番12系 | キハ16 | キハ17 | キハ22 | キハ26 | キハ40-100前期形 | キハ58 | キハ58 800番台 | キハユニ15 | スハ33 | スハ33② | スハ40 | スハ43 | スハ43青 | スハフ42 | スユニ61 | タム5000 | ツム1000 | テム300 | ナハ11 | ニュース | パワトラ電車のMP化改造 | フジモデル客車キット組立詳解 | ホビーモデルのDD13 | マニ36 | マニ36 キノコ折妻 | マニ36 折妻車Ⅱ | マニ60 オハユニ61改造車 | マニ60(オハニ61改) | モリヤの103系 | モリヤの103系 総集編 | レイアウト | ワ12000 | 古い写真から | 古い天賞堂PFの動力更新 | 商品案内 | 営業案内 | 大雄山線モハ51 | 天賞堂EF57更新 | 天賞堂電機のMP化改造 | 奄美屋ED77 | 季節の話題 | 完成品電車の加工 | 実車の話題 | 客車キットの話 | 小田急2200動力更新 | 小田急2400形 | 小田急デニ1300 | 旅行・地域 | 日記・コラム・つぶやき | 晩年の旧型客車急行を作る | 東日本大震災 | 流山電鉄モハ1101 | 登山電車低速化計画 | 相鉄 新6000系 | 色の研究 | 販促サンプル | 趣味 | 路面電車 | 運転を楽しく! | 鉄道模型入門 | 長野電鉄2000系 | 長電OSカー モーター交換 | 震災補充 オハ47